足利学校
足利学校(あしかががっこう)〔足利市(あしかがし)〕


上空から見た足利学校

足利学校は、平安時代(へいあんじだい)初期もしくは鎌倉時代(かまくらじだい)に創設されたと伝えられる、中世の高等教育機関です。

室町時代(むろまちじだい)から戦国時代(せんごくじだい)にかけては、関東(かんとう)における事実上の最高学府でした。


明治(めいじ)初期にはほとんど建物があるだけになっており、明治5年(1872年)に廃校となりました。

以来、孔子廟(こうしびょう)などわずかな建物を残すのみでありましたが、平成(へいせい)2年(1990年)に方丈(ほうじょう)や庭園が復元されました。

現在は足利市教育委員会が管理しています。