平成30年度 「学悠館ビジョン」

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学悠館高校では、臨時休業や始業時刻を変更する場合及び避難対応について指示する場合のみ、学校ホームページ・メール一括配信システム(定)・クラス連絡網()等でお知らせします。
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学校長より

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2018/07/11

ふと思ったこと (校長室より)

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  ふと思ったこと 
                                                        

校長 飯  田  道  彦

 着任して3か月が経ちました。
 毎日、目の前のことを何とかこなしていくので精一杯でした。
 初めて見たり聞いたりすることも多くあり、それが錯綜してくると無い頭を絞りながら頑張るものの、我ながら目の前のこと一つにさえ集中できていないな、と感じることが度々ありました。
 先生方や生徒・保護者の皆さんにはさぞや頼りない姿に映ったのではないでしょうか。そんな中、先日ちょっと気分転換にと手に取った京都の観光案内の中に、大徳寺孤蓬庵(こほうあん)の茶室「忘筌(ぼうせん)」の記事を見つけました。
 「忘筌」はかなり前に一度目にした言葉でしたが、「魚が手に入ったら、道具の筌は必要なくなる。」という意味だったかなと記憶をたどりつつ調べてみると、次のような文章が見つかりました。

「意を得て言(ごん)を忘れ、理を悟りて教を遺(わす)るるは、亦(ま)た猶(な)ほ魚を得て筌を忘れ、兎を得て蹄(てい)蹄を忘るるがごとし。」
                                                       『景徳伝灯録』巻二十八

 意訳:心のあり方をつかめれば言葉や文字は必要なく、真理をつかめれば理屈や理論は必要ない。それらは例えれば、魚が捕まえられればそのための

    道具の筌(「うけ」細い竹で作った筒状のもの)が必要なくなる、兎が捕まえられればそのための道具の蹄(「わな」のこと)が必要なくなる
    ようなものだ。

 「忘筌」の原典は「荘子」(外物編)にあるそうですが、紹介した文章は禅宗関係の書にある言葉なので、「悟り」に達するための心のあり方を説いたものです。そのためか、「忘れる。」という概念に、中途半端ではなく「すっからかんに忘れてしまえ。」という激しさがあるように思います。現実の生活の中で実際にそのようにできたら痛快なのは何となくわかるのですが、でも実際にはどうか?
 我々の日常生活に当てはめた場合は、何をするにも言葉や文字、理屈や理論を全く無視することは現実的に不可能です。しかし、それらに「こだわりすぎたり」、「とらわれすぎたり」すれば焦点がぼやけたり、エネルギーの集中がうまくできず目的を達成するのが難しくなるのも確かなことのように思います。
 一言でいえば、一番に考えなくてはいけないのは「目的」であって、「手段」や「道具」ではない。何が「目的」で何が「手段」なのか優先順を間違いのないようにしなさい。ということになるようです。
 ここしばらくの私自身の状況がこれだったのではないかと思い至り、自分自身のことに立ち返ってみると、すでにあるものや日々新たに入ってくるものを含めて多種多様な情報や理論、指示事項等に囲まれていますが、それらを処理するときに、一番大事な「学悠館高校をよりよくしていくには」「生徒の成長のためには」「先生方の能力発揮のためには」といった視点で十分に吟味し、咀嚼していなかったように感じました。
 目的はあくまでも「学悠館高校をよりよくしていくこと」や「生徒の皆さんや先生方が居がいのある学校生活を送れるようにすること」です。それを心の基盤に据えて、どんな状況の下でも手段への「こだわり」や「とらわれ」に流されず、埋没せずに物事に当たり頑張っていこうと思いを新たにすることができました。
 何気なく見つけた「忘筌」という言葉から心の落ち着きや、十分な自信があるといえないながらも、勇気をもらえた一時となりました。
                                                                        参考:『枯木再び花を生ずー禅語に学ぶ生き方ー』
                                                       細川景一 禅文化研究所



10:25 | 投票する | 投票数(10) | コメント(0)
2018/07/09

ちょっとうれしくなってきたこと (校長室より)

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  ちょっとうれしくなってきたこと 
                                                        
校長 飯  田  道  彦        

 着任以来、学悠館ビジョンの「共生のステージ」への自分自身の取り組みの一つとして、できるだけ生徒の皆さんに自分からあいさつをしようと努力してきました。近頃は、すれ違う際に自分から先に笑顔で元気に挨拶をしてくれる人が多くなってきたように思います。ちょっとうれしくなってきました。これからも「自分で決めたこと」だからずっと続けていこうと思っています。

 県定通総体も素晴らしい成績を残したことはもちろん、選手や応援の生徒の皆さんが「いい顔」(真剣な、集中した、明るい、充実した、一体感のある、思いやりのある、その他いい表現のあてはまった顔)をしていたのが何よりでした。これもちょっと(ではなく、たくさん?)うれしくなってきたことでした。

 インターハイに参加する選手や文化面で頑張っている歴史研究部も含めて全国大会に出場する皆さんのさらなる健闘を祈ります。


14:59 | 投票する | 投票数(10) | コメント(0)
2018/04/19

平成30年度 ごあいさつ (校長室から)

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   平成30年度 ごあいさつ 
                                                        
校長 飯  田  道  彦        

 4月1日付けで、大森前校長先生の後任として着任した、飯田道彦と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 2年前まで、定時制(昼間)の教頭として勤務しておりました。離任後の2年間、学悠館高校を知る方からの話やホームページの情報、卒業式のご招待を受け訪問した際の様子などから、その充実ぶりを感じていたところですが、実際に赴任してみるとそれが実感として日々いたるところで感じとれます。

4月16日から定時制の授業が始まり、通信制の日曜・火曜始業式も実施され、今年度のスタートが切られました。年度当初の行事で生徒の前に立ちますと、定時制・通信制ともに姿勢が良く顔がしっかり上がり、目線を合わせてうなずいてくれる生徒も多くみられます。また、自分から活気のあるあいさつをしてくれる生徒も以前より多くなっているように思います。

 これらは、落ち着いた環境の中で安心して学習や学校行事に取り組み、自分の成長を感じている生徒がたくさん存在することを示しており、さらなる高みを目指して、発展への基礎作りが順調に進んでいることの証拠であると思います。

改めて、日々の取り組みに対する生徒の皆さんの努力と先生方の指導に敬意を表するとともに、学校運営に対する保護者や地域の皆様のご理解とご支援に対して深く感謝申し上げます。

 

 今年度は、この流れを大切にし、順調に進んできた一昨年度の「希望のステージ」と昨年度の「自立のステージ」を引き継ぎ、その成果を活かしながら、3番目の生徒指標に因んだ「共生のステージ」として、「教育の質を高めるチーム学悠館 ~私から私たちへ 共にあるという心~」をテーマとして教育活動にあたります。そして、下の6点を努力点として重点的に取り組んで参ります。

 その際、共生のステージに相応しい「生徒の姿」「取組の視点」を意識して具体策を展開します。なお、これに基づき各部所で設定した重点事項のうち、特に学校全体の重点目標とする具体策については、今後「平成30年度学校評価表」としてお知らせいたします。

 

 

職員の行動

(=努力点)

①学びのある授業

②居がいのある学校生活

③キャリア発達を促す活動

④困難を抱える生徒への支援

⑤開かれた学校、外部資源の活用
⑥安全安心な学習環境の確保


 
 
 生徒の姿
 ○対人関係に踏み出し、感謝の心を持てる生徒

 ○協同する価値を知り、他者に貢献する生徒

 ○多様な価値観を尊重し、共に成長する生徒
 
 取組の視点
 
○意欲を高めることで、活動の質を高める
○他者信頼→他者貢献→自己受容(肯定)のサイクルを回す
○生徒の潜在力を信じる

○原点に返る(活動の意味づけの再確認)

○優先順位、スクラップ&ビルドを意識
 


 学悠館高校は、学習目的や学習歴、生活環境等に応じて、意欲のある人がいつでも学ぶことができて、やり直しがきく。そんな学校づくりを進めて参ります。皆様におかれましては、今後とも、ご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 


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