この教材は、「割合」の指導事例です。割合は算数の学習だけでなく、他教科の学習や実生活で使用されることも多いです。そこで、より具体的な場面を想定した問題を扱い、比較量や基準量の関係を明確にしていくことで、児童が必要性を感じながら理解できるようにしました。具体的には、学習意欲を高めるよう弁当の見本等の教材教具を効果的に使いました。また、既習事項を生かし、それぞれの店で弁当がいくらになるのか求める方法を考え、わかりやすくノートにまとめる活動を大切にしました。さらにワークシートやノートに数直線などの図をかいたり、文や式で表したりして、自分の考えを説明する活動も大切にしました。
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