尾形光琳の「燕子花図屏風」を鑑賞することを通して,日本の美術や文化と伝統への理解と愛情を深め,美術文化の継承と創造への関心を高める授業の展開を考えたものです。「屏風とは何か」から始まり,鑑賞する上で,デザイン的な意図や技法に気づかせ,さらに,立体的な屏風の模型を使って,画集の平面的な鑑賞では気づくことのできない新たな見方を体験的に発見していきます。