衣服の補修方法を身につけよう 〜 ポケットティッシュカバー製作を通して 〜(初稿H17)

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概要(表示しない)

衣服の補修方法を身に付けさせるために、 ポケットティッシュカバーの製作を1時間分の小題材として設定した。製作手順のワークシートと動画とを合わせて指導に生かすことで、まつり縫いやアイロンがけなどの衣服の補修に関する確かな技能を身に付けさせることをねらいとした。

目標(表示しない)

1.ポケットティッシュカバーの製作を通して、まつり縫いができるようにする。(技能)

具体の評価規準(表示しない)

番号 おおむね満足 十分満足 支援の具体策 評価方法
1

正しい方法でまつり縫いができる。

針目がそろい、表側の縫い目が目立たない正しい方法でまつり縫いができる。

必要に応じて、再び作り方を説明したり、実演したり、手をとって指導する

観察・作品

観察・作品

展開(表示しない)

学習内容 時間 学習活動 指導上の留意点
本時の学習課題の提示  5

・本時の学習課題を知る。

・それぞれの縫い方の働きを理解する。

・ポケットティッシュカバーの製作を通して、衣服の補修方法や手入れを学習することを伝える。

・まつり縫いはズボンやスカートの裾上げやほつれ直しに適する縫い方であることを伝える。

・アイロンがけは、着用してできたしわを取り除いたり、ズボンの折り山やスカートのひだを整えるなど、快適に着用するために役立つことを伝える。

・なみ縫い、丈夫に縫うための半返し縫い、ボタン付けは、布を縫い合わせたり、補修したりするときに役立つことを伝える。

ポケットティッシュカバーの製作
製作手順の説明
5

・製作の手順を理解する。

・製作に必要な準備や用具を確認する。

・ワークシートを参考に、製作のポイントを演示して見せ、手順を理解させる。

ポケットティッシュカバーをつくろう

製作
・アイロンがけ
・まつり縫い
・なみ縫い
・ボタン付け
35

・アイロンがけ、まつり縫い、なみ縫い、ボタン付けを行い、ポケットティッシュカバーを製作する。

・安全に製作を進められるように、針やはさみ、アイロンなどの使い方で注意する点を伝える。

・ひとつひとつの手順通りに製作が進められているか、正しい方法で製作することができているかを机間指導などで見取る。

[[[評価]]]1

・ポケットティッシュのサイズを確認させながら、アイロンがけや、まつり縫いと両端のなみ縫いの位置を決めさせる。

・VTRコーナーを設け、製作手順の中で自分のつまずいている点を生徒自身が解決できるようにする。

・さらに、机間指導を行いながら、必要に応じて支援や助言、実演を行ったり、再びやり直させたりして、一人一人に確実に技能を身に付けさせる。

・ボタンの位置は各自の好みを生かしながら、全体 のバランスが良い位置を選ぶようにさせる。

仕上げ

・仕上げのアイロンかけをする。

・最後に全体にアイロンをかけて仕上げさせる。

自己評価および感想を記入する。 5

・自己評価および感想を記入する。

・ワークシートの自己評価欄に、ABCへの○や感想を記入させ、学んだことを今後の自分の生活に生かせる場面を考えるなど、本時の学習を振り返らせる。

関連ファイル(表示しない)

分類 資料名 種類 概要
ワークシートワークシート前半ワークシート前半
ワークシートワークシート後半ワークシート後半
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