生活の中で環境への影響を考えよう 〜 エコクッキングに挑戦しよう 〜（初稿H17）

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４時間分の小題材として、ワークシートと実習計画表、結果表を示し、実習中の手順および指導上の留意点を画像で示した。環境に配慮した食生活の実践として１食分のめん料理を設定した。調理計画と実習を通して、資源を無駄にしない生活を送るための工夫を考え、実践できるようにする。事前の計画を含めて４時間扱いの題材とする。

節水、省エネ、ゴミの減量の条件に合わせて、実習計　画を生かしながら環境に配慮した１食分の調理を行うことができる。

節水、省エネ、ゴミの減量の条件に合わせて、実習計画を生かしながら、資源を無駄にしない環境に配慮した１食分の調理を行うことができる。

・エコクッキングの実習の場面で、調理法や後片づけの仕方について、課題解決のための実習計画表を参考にさせ、自分の工夫点を確認させる。

・エコクッキング実習の条件を思い起こさせる。

・他の班の実習の様子や昨年度等の実践例を提示し、つまずいている点を解決するための参考にさせる。

観察・エコクッキング結果表・エコクッキング計画表

エコクッキングの実践結果をもとに、良い点とより一層工夫した方がよい　点を挙げて、これからの自分の生活に生かせる点を述べることができる。

他の実践結果も関連させて、環境に影響を与えている自分の日常生活の問　題点をふまえ、これからの生活に生かせる点を述べることができる。

・実習後の結果考察の場面で、実践結果表をもとに各班の実践結果を比較させ、自分の班の良くできた点を述べさせる。

・他の班の実践結果の良さに気付かせる。

・自分の生活の中で環境へ影響を与えている場面を思い起こさせ、学習した内容の中から、これからの自分の生活に生かせる点を考えさせる。

エコクッキング計画表・自己評価・相互評価

・本時の学習内容を知るとともに、学習の見通しを立てる。

・環境に配慮した食生活の実践として、節水、省エネ、ごみの減量をねらいとするエコクッキングを行うことを伝える。

・条件として、水の使用は１人３リットル以内、ガスの使用と調理時間は３０分以内、ごみは全て分別計量してから廃棄することを確認する。

『生活の中で環境への影響を考えよう』

・前時に学習したエコクッキングのポイントを参考に、計画表に記入した点について、自己評価と相互評価を行うことを確認する。

エコクッキング計画表

エコクッキング結果表

板書の画像

ペットボトル

デジタル上皿ばかり

・環境に配慮しながら、１食分の調理を行う。

・時間を計り始める。

[[[評価]]]1

・机間指導を行いながら、生徒の実践の良さを見取るようにし、つまずいている生徒には、必要に応じて支援や助言を行い、それぞれの計画表に書かれている「私のエコクッキングのポイント」が実践できるようにさせる。

・実習をしながらも、他のグループの良さに気づくことができるように、必要に応じて教師からの助言を行う。

・調理が終わり次第、所要時間をエコクッキング結果表に記録させる。

・試食をする

・なごやかに試食ができるような雰囲気作りを行う。

・ここまでの自分たちの実践を振り返る場とする。

・後片づけをし、使用した水の量を量る。

・後片付けが終了した時点で、使用した水の量を量り、結果表に記入させる。

・ごみは自治体の分別方法に従って、それぞれ計量させ、適切に廃棄させる。

・実践結果をまとめ、発表する。

・計画と実践を比較、検証させながら、各班の実践結果を発表させる。

・他のグループの実践の良さを学び合えるように、教師が助言を行う。

・自己評価、相互評価および感想を記入する。

・計画表の「私のエコクッキングのポイント」が、実践できたかや、その良さについてお互いに評価し合い、ＡＢＣやコメントを記入する。

・本時の学習を振り返り、感想を書いて、発表する。

・本時の学習を振り返り、自分の今後の生活に生かせる実践や、エコクッキングに挑戦した感想を、計画表に記入させる。

[[[評価]]]2

・普段の自分の生活と、本時の実践とを比較させたり、実践中に教師や仲間からほめられたことや、自分で気づいたことなどを思い起こさせ、具体的に記入させる。

・生徒に発表させることを通して、相互に学び合いができるようにさせる。