洗剤の性質や表示を調べ、洗濯について考えよう(初稿H18)

操作説明(表示する)

概要(表示しない)

 このキットは、生活の自立と衣食住の指導項目(3)ウ衣服材料に応じた日常着の適切な手入れと補修ができることに関する指導事例であす。洗剤が持つ浸透作用、乳化作用、吸着分散作用、再付着防止作用に着目させ、身近なものの実験を通して、洗濯の方法や特徴を理解させることをねらいとしました。

単元計画(表示しない)

・アイロンかけ、ブラシかけ、しみ抜きの実習をし、衣服管理をしよう  (1時間)

・洗剤の性質や表示を調べ洗濯につて考えよう              (1時間)本時

・ボタン付け、スナップ付け、ほころび直しをし、衣服管理をしよう    (1時間)

・すそぬいのためのまつり縫いの仕方を実習し、衣服管理をしよう   (1時間)

目標(表示しない)

1.洗剤の性質や洗濯用洗剤の品質表示を調べることができる。(知識・理解)

具体の評価規準(表示しない)

番号 おおむね満足 十分満足 支援の具体策 評価方法
1

洗剤の性質や洗濯用洗剤の品質表示を調べることができる。

進んで洗剤の性質や洗濯用洗剤の品質表示を調べることができる。

個別指導で、実験のしかたを説明する。

毛糸が沈むか、なかなか沈まないか、油が分離するか、混じった状態であるか、すすが表面に集まるか、黒く見え分散するか、すすが付着するか付着が少ないかを観察させる。

観察・学習カード

展開(表示しない)

学習内容 時間 学習活動 指導上の留意点
学習課題の確認 3

・洗剤の性質や表示を調べ、洗濯について考えていくことを確認する。よう洗剤の性質や洗濯用洗剤の品質表示を調べる方法について学習をすることを知る。

・洗剤の性質や洗濯用洗剤の品質表示を調べるとともに,洗濯の実験を通して汚れた衣服が「きれいになる」とはどういうことか考えさせる。

衣服の汚れの観察 5

・呈色反応により下着の汚れのようすを視覚的にとらえる。

・洗濯した下着(A)、2日間着用した下着(B)を用意する。

・油脂検出のオスミウム酸は危険が伴うため、汚れの種類をおさえるのみとする。

洗剤の性質を調べる実験 20

・毛糸のしみこみやすさ、よごれ(油)との混じりやすさ、よごれ(すす)の分散しやすさ、よごれ(すす)が再び布につきやすさの実験を行う。

・洗濯機で洗う作業をペットボトルを振ることに置き換えて実験させる。

洗剤の性質のまとめ 5

・班員と話し合って、洗剤の性質についてワークシートにまとめる。

・洗剤がもつ浸透作用、乳化作用、吸着分散作用、再付着防止作用について、観察した結果をもとにまとめさせる。

・管状の繊維には一定の方向性があり,その方向のことを繊維方向であるということを知らせる。

洗剤の表示の観察 12

・洗濯用合成洗剤の表示の用途、液性、成分、使用上の注意等について調べる。

・洗剤の箱, 洗剤濃度の表から読み取らせる。

・必要以上の洗剤の使用は手荒れや環境を悪化させる原因となることついてふれる。

◇評価

ドライクリーニングの利用 3

・ドライクリーニングのしみ抜き方法を視聴する。

・ドライクリーニングのしみ抜きのVTRを準備する。

自己評価と次時の学習予定 2

・自己評価を行う。

・次時の学習予定を聞く。

・次時はほころび直しをすることを知らせる。

関連ファイル(表示しない)

分類 資料名 種類 概要
指導案指導案1
指導案指導案2
ワークシートワークシート評価カード、ワークシート
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