生徒に「原子量・分子量」を理解させるためには、〈物質が粒でできているという概念〉と〈その粒子に固有の質量があるという概念〉の両方の概念を身につけさせておくことが必要です。〈物質が粒でできているいう概念〉は、1・2億倍の原子・分子模型を利用・活用することで、理解を促すことが可能になります。しかし、〈その粒子に固有の質量があるという概念〉ついての効果的な指導方法がないのが現状です。そこで、この事例では、〈その粒子に固有の質量があるという概念〉の指導の際に役立つ〈おもり入り1億倍の分子模型〉を作成し、その活用例をとりあげました。
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