物質量の指導法の工夫(1)
事例で取り上げた内容は、「物質量の導入の部分」である。生徒が高校の化学ではじめて触れることになる単位「mol」について、教室での授業でどんな工夫ができるかを検討しました。
以下の点について学習指導の工夫・改善を行い、3つの展開を作成しました。
①1molあたりの粒子の数をイメージできる事例を挙げた。→展開1
②「mol」という単位は、「粒子の個数の1集団」であることに慣れ るために、「mol」のあとに「個」をつけ、「mol個」と表現する。 →展開2
③生徒が興味を示すような「ある膨大な数・量のまとまりを1集団と考 えると便利な例」を挙げた。→展開3
物質量の指導法の工夫(2)
この事例は、原子・分子・イオン等の「粒子の数」を生徒にイメージしやすくするための、板書の表現方法の工夫・改善を図ったものです。
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