メンデルによるエンドウの交配実験において、表現型の分離比は、あくまで確率論に基づく理論値であり、実験値には当然誤差がある。したがって統計的に意味のある大きさをもった集団でないと傾向値が出てこない(大数の法則)。そこで、コンピュータの活用を通じて、確率論に基づく理解を導く指導方法をまとめた。