この実践は、単元「酸と塩基」における「中和滴定」実験を、データロガーとタブレットPC(いずれも総合教育センターの貸出用物品)を用いて行ったものである。指示薬の色の変化では判断が難しかった中和点付近でのpHの急激な変化が、随時表示されるグラフを通して捉えやすくなった。中和反応のイメージが掴みやすくなり、また考察にゆとりをもって取り組めるようになった。