アイ  (タデ科) 栽培(6年教材園)
 
「青(あお)は藍(あい)より出(い)でて,藍(あい)よりも青(あお)し」
(出藍
(しゅつらん)の誉(ほま)れ)と
(むかし)中国(ちゅうごく)の荀子(じゅんし)が,
学問
(がくもん)の大切さを弟子(でし)に教えるために使いました。
(おし)えを受けた人が教えた人よりすぐれることをいいます。

染料
(せんりょう)の青は葉(は)を発酵(はっこう)させてしぼり出します。
葉を採
(と)り生(なま)葉のままたたきます。
そして,布
(ぬの)や紙(かみ)につけます。
空気
(くうき)にふれてだんだんと青くなります。

日本では昔,藩
(はん)の特産品(とくさんひん)であったこともあり,
その藩独自
(どくじ)の栽培種(さいばいしゅ)を持(も)っていました。
そのため,種子
(しゅし)を藩外に持ち出すのは禁止(きんし)されていました。

インディゴと言えば,藍色
(あおいろ)のことです。