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2015/01/14

平成26年度 新任栄養教諭研修 第4日

| by 栃木県総合教育センター
目  的栄養教諭としての心構えや服務及び職務上必要な基本的知識・技能・態度等に関する研修を行い、栄養教諭としての自覚と資質の向上を図る。
日  時平成26年10月31日(金) 9:30~15:30
会  場公立中学校
対  象新任栄養教諭
研修内容講話「栄養教諭・学校栄養職員に期待すること」
講話・見学「本校の食に関する指導について」
参観・研究協議「栄養教諭による授業」
講  師会場校校長
会場校教諭
会場校栄養教諭
県教委事務局健康福利課職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「栄養教諭・学校栄養職員に期待すること」
講話・見学「本校の食に関する指導について」
参観・研究協議「栄養教諭による授業」
参観・研究協議「栄養教諭による授業」
参観・研究協議「栄養教諭による授業」
参観・研究協議「栄養教諭による授業」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、研修ニーズ
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度88.9%11.1%

 ②研修ニーズ

  • 本日のような栄養教諭の専門性を生かした授業の参観
  • 食育教材の作成法や利用法の研究
  • カウンセリング

1 講話「栄養教諭・学校栄養職員に期待すること」

  【研修の目標】
 学校において管理職から期待されている役割や責任を認識し、栄養教諭・学校栄養職員としての資質を向上させようとする意欲を高める。

2 講話・見学「本校の食に関する指導について」
 【研修の目標】
 食に関する指導の具体的な内容を理解するとともに、自校における指導の在り方について考えることができる。

 【講話・見学を通しての主な意見・感想】
  • 生徒たちの興味関心が高まるように献立が工夫されていました。特に「おはなし給食」は、本の内容と給食をリンクさせた取組で、読書と食に関心をもたせるすばらしいものだと思いました。自校でも取り入れてみたいと思います。
  • 食育は一人ではできません。一人職の栄養士が自分の思いを理解してもらい仕事を進めるためには、学校内外のいろいろな立場の人とつながりをもって行うことが大切だと思いました。
  • 給食委員会は地味な仕事が多く、生徒のやる気を引き出すのに苦労していました。さまざまな委員会と関わりをもつことで特色を出すことができ、生徒も生き生き活動できることが分かったので、自校でやってみたいと思いました。

3 参観・研究協議「栄養教諭による授業」
 【研修の目標】
 栄養教諭による授業を参観し授業研究を通して、栄養教諭・学校栄養職員が教科担当とともに授業をつくる意義およびその際のポイントについて理解を深める。また、食生活と健康に関する指導の在り方を考え、自校での指導に役立てる。

 【参観・授業研究を通しての主な意見・感想】
  • 学習活動の流れの中で、T1T2の役割分担が明確であったと思います。栄養教諭が授業のねらいを分かりやすく板書しているところや実物教材を効果的に使って説明しているところなどが大変参考になりました。
  • 栄養教諭も机間指導を熱心に行っていて、生徒たちの把握に努めているところが参考になりました。
  • 授業において栄養士が専門性を出すためには、教科担当との細部にわたる事前打ち合わせが大切であると思いました。
  • 事前の打ち合わせと教材研究はとても大切なことであることを改めて学びました。
  • 生徒への発問の仕方や考えさせるポイントが明確であるため、生徒の思考の流れがスムーズだったと思いました。





09:22 | 専門研修1イ