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2015/07/06

平成27年度 新任校長研修(高等学校・特別支援学校)第2日

| by 栃木県総合教育センター
目  的校長としての職務、今日的な教育課題、学校経営の在り方等について総合的に理解を深め、校長としての資質の向上を図る。
日  時平成27年6月22日(月) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任校長
研修内容1 講話「学校の財務と事務室との連携」
2 講話「校長の使命と職務」
3 演習「学校経営ビジョンの構築」
4 研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
講  師県立学校事務長
総合教育センター職員 
研修の様子
講話「学校の財務と事務室との連携」
講話「校長の使命と職務」
演習「学校経営ビジョンの構築」
研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、研修へのニーズ
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度88.2%11.8%

 ②研修ニーズ

  • アクティブラーニングの講話
  • 危機管理演習
  • 学校組織マネジメント演習など

1 講話「学校の財務と事務室との連携」

  【研修の目標】
 事務室の業務、学校特有の財務について理解するとともに、事務室との連携の重要性を再確認する。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 校長会、事務長会で得た関連情報の共有が必要であり、井戸端会議を兼ねて事務職員の勤務状況や心情の把握が大切だと思いました。
  • 教員に対して、事務の業務と連携についてきちんと説明をする必要があると思いました。
  • 財務については、事務長の意見を傾聴することが大切だと思いました。

2 講話「校長の使命と職務」
【研修の目標】
 具体的な事例に基づき、明確な経営方針の設定方法や学校経営の在り方、教育課程の編成やその運用におけるリーダーシップの在り方、教職員評価制度に基づく人材育成や服務の管理、危機管理、保護者対応などについての理解を深め、校長としての役割を理解する。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 児童生徒及び教職員に活動のエネルギーを与えて教育活動を活発に展開していくための舵取りをしていくことが重要な役割の一つであり、そのためには学校経営に対する明確なビジョンをもつとともに、高い見識に支えられたバランスのよさを発揮しなければならないと考えました。
  • 1学期末に経営方針を改めて出そうと考えました。

3 演習「学校経営ビジョンの構築」
【研修の目標】
 学校組織マネジメントの意義を再確認するとともに、自校の学校経営ビジョンを明確にし、実効策を模索する。

【演習を通しての主な意見・感想】
  • 貢献対象を今年度の努力点や重点目標の中に取り入れていこうと考えました。
  • 明確なビジョンを策定し、きちんと説明をする。そして、進行管理、評価を行うといった一連のことをきちんと実施することで、学校経営ビジョンを生かしたいと考えました。
  • 全ての教員に納得してもらうための労を惜しまないようにしたいと考えました。

4 研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
【研修の目標】
 学校のビジョンとそれを実現するために工夫している点や課題、さらに、その他の学校経営上の課題について理解を図るとともに、校長としての的確な学校経営の手法を模索する。

【研究協議を通しての主な意見・感想】
  • 校長の経営方針が教職員に伝わっているかどうかを確認することが大切であるので、そのためにも教職員評価等の面談やそれ以外でも話をする機会をもちたいと考えました。
  • 学校に赴任して3ヶ月が経ち学校の現状を把握できたこの段階で課題を見直し、9月の職員会議には具体的にビジョンを示すことができるように準備したいと思います。
  • 受験指導一辺倒から将来を展望するキャリア教育へ、授業手法にこだわらず授業改善からコンテンツの開発へ、少しずつ教員の意識を誘導していきたいと考えました。
  • 課題解決に向けたプロジェクトチームの編成や若手教員育成のための懇談会を開催したいと考えました。





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