目 的 | 管理職としての見識を深め教育理念を構築するとともに、教頭の職務を理解し、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての基本的な資質・能力の向上を図る。 |
日 時 | 平成27年4月30日(木) 9:30~16:00 |
対 象 | 小・中学校の新任教頭 |
研修内容 | 1 講話「新任教頭への期待」 2 講話「教頭に求められる資質・能力」 3 講話・研究協議「教職員評価制度について」
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講 師 | 県教委事務局教育次長 県教委事務局教職員課副主幹兼管理主事 総合教育センター教育研修専門員
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研修の様子 | 講話「新任教頭への期待」 | 講話「教頭に求められる資質・能力」 | 講話・研究協議「教職員評価制度について」 | 講話・研究協議「教職員評価制度について」 |
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研修評価・ 振り返りシートから | 0 研修の満足度、今後の研修への期待など ①満足度 | 満足 | | 不満足 |
②今後、教頭として身につけたい資質等
- 総合調整能力
- 組織マネジメント能力
- 人材育成につながるコミュニケーション力
- 学校経営に係わる企画力
- 児童生徒の安全・安心のための危機管理能力 など
1 講話「新任教頭への期待」 【研修の目標】 本県教育の今日的課題を再確認するとともに、教頭としての心構えについて理解し、管理職としての意識を高める。 |
【教頭として発揮したいリーダーシップについて】
- 校長の教育理念を自らよく理解した上で、教師集団のリーダーとして厳しさと優しさを持ちつつ、一人一人のよさを認めながら、チームとして活動できるようにしていきたいと思います。
- 教職員一人一人としっかりコミュニケーションを取りながらそれぞれの特性をつかみ、それを生かしながら若手やミドルリーダーを育てられる管理職になりたいです。
- 教頭の職務である調整機能を重視し、教職員間の望ましい人間関係づくりに努めたいです。
- 情報収集力を高め、ぶれない判断力をもって職員に関わっていきたいです。
- 指導するスタンスではなく、共に考え行動する教頭でありたいです。
- 教職員が安心して職務に専念できるよう職場環境を整えるとともに、今日的課題を率先して勉強し、職員から頼られる存在になれたらと思います。
2 講話「教頭に求められる資質・能力」 【研修の目標】 教頭に求められる資質・能力や、管理職として果たすべき役割や在り方を理解する。 |
【心がけたい役割について】 - 校長の理念や思いを全員に周知し、同じ目標に向かって組織として取り組めるような方策をとりたいです。
- 校長の学校経営具現化のためのマネージャー的機能を発揮していきたいです。
- 学校経営のビジョンに向けて教職員のベクトルの向きを揃え、チームとしての力を高められるようにしたいです。
- 教職員のメンタルヘルスにも気を配っていけるようにしたいです。
- 教職員をやる気にさせる力量を身に付けたいです。
- バランス感覚を大切にしながら、物質的にも精神的にも安定した環境作りに努めていきたいです。
- 児童生徒指導や地域等との関わりの中で、率先して学校の窓口としての役割を果たし、信頼関係を高めていきたいです。
- 危機管理に敏感になっていきたいです。
3 講話・研究協議「教職員評価制度について」 【研修の目標】 管理職の立場で行う教職員評価について理解し、第一次評価者である教頭としての役割を確認する。
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【教職員評価について重要だと思うことなど】 - 教職員が意欲をもって達成に向けて取り組めるような目標設定ができるように指導助言をすること。
- 評価対象者の職務内容、取組、姿勢などをよく知るために日頃からコミュニケーションをよく図っていくこと。
- 結果よりもプロセスをよく見て評価すること。
- 教職員との信頼関係を築くこと。
- 日頃の観察と具体内容の記録の蓄積。
【評価者として心がけたいことなど】 - 情報収集をしっかりとし、観察記録を積み重ねていくこと。
- 多くの場面、機会、角度から幅広く評価すること。
- 意欲を喚起するための制度であることを忘れないこと。
- 評価するものさしを明確にすること。
- 先生方を生かす評価にすること。
- 目標や基準の設定等が適切にできるよう、自分自身が研修すること。
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