目 的 | 数学的活動の理解を深めるとともに、指導力の向上と授業の工夫を図り、魅力ある授業を創造する。 |
日 時 | 令和元(2019)年 9月 9日(月) 9:30~16:00 |
対 象 | 高等学校、特別支援学校(高等部)の数学科を担当している教員 |
研修内容 | 1 講話「高等学校数学科における現状と課題~新学習指導要領を踏まえて~」 2 講話「データ駆動型超スマート社会Society5.0における統計的推測と意思決定の役割」 3 研究協議「魅力ある数学科授業の創造」
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講 師 | 慶應義塾大学大学院教授 渡辺美智子氏 総合教育センター職員 |
研修の様子 | 講話「データ駆動型超スマート社会Society5.0における統計的推測と意思決定の役割」 |
受講者の声 | - 統計的推測を学ぶ意義や、SSH発表の例など高校生でもできる統計的手法などの具体例が多く、授業の参考にしたいと思います。
- 「データの分析」の指導では公式や用語を説明するのではなく、身近にあるデータを使い分析したり、なぜそのような結果になるのかを考えさせたりして、ストーリーとして学ぶことが重要だとわかったので実践していきたいです。
- これからのAI社会で活躍する人材を育成するためには統計学が欠かせないことがよくわかりました。教科内の研修や学校のなかで情報を発信して共有したいです。
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研修担当者からの メッセージ | 渡辺美智子教授の講話では、Society5.0におけるAIを利用した最先端のサービスから、統計的推測を学ぶ意義、新学習指導要領での位置づけや導入の背景、SSHでの発表の事例など、参考なることを多く得られました。特に授業を通して、問題解決の過程を生徒がストーリーとして記憶することが重要だということが印象的でした。今回の研修で学んだことを生かして、実データを活用した数学的活動を実践してほしいと思います。 |