(3) 総合学科の授業
総合学科では、一人一人が時間割を独自に組み立てるので、ホームルームの枠を超えた授業が多くなります。原則として最少で5名、最大は40名で授業が行われています。1年次生は芸術科目のみ選択、数学は20数人の習熟度別の授業になります。選択科目の多い2年次・3年次では教室移動が多くなり、同じホームルームの生徒でも、別々の授業を受講することが多くなります。
総合学科は、普通科や専門学科の高校と比べると開設する科目数が倍以上です。科目数が多いということは、教員数が多いということでもあります。その利点を生かして生徒の進路希望を実現させるために様々な工夫をしています。
① 1年次の数学で習熟度別授業を行っているほか、2・3年次の選択科目では、少人数の授業が多くなります。学習意欲を喚起するわかりやすい授業を展開し、基礎・基本の定着を図ります。
② 多様な科目の中から、学力向上のための発展学習科目や学び直しの科目、進路目標に応じた科目、資格取得のための科目、興味関心に応じた科目、などの選択ができます。
③ 月、木曜日は全員が7時間授業になり、1週間に32時間の授業を行います。
④ ほぼ毎週、先生方が講師を務める「土曜開放講座」を実施します。