修学旅行が終わってまだ1週間たたない10月25日(木)、「烏山学+」のフィールドワークが開催され、生徒たちは朝早く、それぞれのフィールドワーク先に出発しました。フィールドワーク先は、国立ハンセン病資料館、いちご研究所(栃木市)、東京中央卸売市場大田市場、墨田区きらきら商店街、女子栄養大学、佐野日本大学短期大学、磐梯山ジオパーク、2年前の関東東北豪雨で氾濫した鬼怒川の堤防決壊現場などです。「ジオパーク構想Ⅱ」では、現地ガイドの案内で磐梯山の山体崩壊の後にできた銅沼(あかぬま)の見事な景色に触れたり、「みんなで自然災害を考えようⅡ」では、平成27年に氾濫した鬼怒川の現場の見学後、烏山土木事務所や建設業協会烏山支部の方々の協力で、土嚢づくりやドローン操縦などを体験しました。フィールドワークには那須烏山市役所職員、地域おこし協力隊、県立博物館職員、烏山ロータリークラブの方々も同行し、生徒と一緒に活動しました。
10月25日(木)、「烏山学」のフィールドワークが那須烏山市内を舞台に実施しました。今年度は新たに「烏山和紙を知る」というプログラムを作り、生徒たちは烏山和紙を作る福田製紙所で、和紙の製作工程を体験しました。また「みんなでやさしいまちづくりを考えよう」では、地元日の町自治会の方々、那須烏山市社会福祉協議会職員と、日の町周辺を高齢者疑似体験キットを使いながら一緒に歩き、交通安全上危険な個所を高校生目線で点検し、マップにまとめ、改善策を提案しました。昨年度よりまた一歩、内容が充実したスタートとなりました。
3月3日(土)、宇都宮大学で「若者とまちづくりシンポジウム」(主催:宇都宮市まちづくりセンターまちぴあ)が開催され、1年生が烏山学の実践報告を行いました。烏山高校の他、日光明峰高校も報告を行いました。発表後、宇都宮大学地域デザイン科学部の若園先生の司会のもと意見交換が行われ、茂木高校、宇都宮南高校、宇都宮工業高校など他校生徒の話も聞くことができ、生徒にとって良い刺激になりました。
1月17日(水)13時10分より烏山公民館で、1学年の生徒を対象に今年度から取り組みを始めた、地域課題解決型キャリア教育「烏山学」の全体発表会を、下記のとおり開催します。14プログラムそれぞれの代表者が発表します。どうぞご覧いただき、生徒たちの活動の様子を見守っていただければ幸いです。
12月22日(金)、「烏山学」で「道の駅なすからすやまをプランしよう」を選択した生徒と、まちづくり研究会の生徒3名が、市役所烏山庁舎で行われた受賞報告会に出席しました。これは12月2日(土)に帝京大学で開催された「学生&企業研究発表会」で、道の駅のプログラムを選択した生徒と、ご指導いただいた宇都宮共和大学の内藤先生のゼミの学生による共同研究と、まちづくり研究会が足利工業大学の福島先生と共同研究で取り組んでいる烏山線鉄道唱歌を活用した地域活性化の取り組みが、それぞれ「地域経済貢献賞」と、最高の「県知事賞」に次ぐ「関東経済産業局長賞」を受賞したのを受け、市長始め集まった一般市民の方々に、受賞を報告するものです。
多くの方々に支えられての受賞だと思います。ありがとうございました。
1月17日(水)、烏山公民館で他のプログラムと合わせ「烏山学全体発表会」を行います。後日、ホームページでご案内させていただきます。
11月19日(日)、烏山語りの会主催の「第11回発表会」に、先日のフィールドワークに出席できなかった生徒とまちづくり研究会の生徒が参加しました。準備や受付、司会進行等の運営に携わる一方、語りの会の民話を聞きました。那須烏山には多くの民話が残っていますが、その背景には民話を育んだ豊かな自然環境や人々の生活文化があること、そしてそれらを守ろうと活動する人々の努力があることなどを学びました。
10月26日(木)「烏山学」フィールドワークを実施し、1年生が各プログラムに分かれて終日校外で活動しました(一部のプログラムは校内で活動)。生徒たちはこれから2ヶ月間「情報」の時間を使って、各自の活動内容や感じた課題、そこから考えた提案などをプレゼンテーション資料にまとめ、発表します。同時に、プログラム1「烏山城と那須烏山の近代化遺産」に参加した生徒は、11月18日(土)に那須烏山で実施される「駅からハイキング」で近代化遺産の解説を担当したり、プログラム3「那須烏山の食育を考える」で考えた学校給食の献立が、1月下旬に市内の学校給食で提供される日に合わせ、生徒が地元の中学校に行って食育についての説明を行ったりなど、「烏山学」での取り組みを他の地域連携活動にも繋げて、さらに活動を深めていきます。
1月17日(水)には「烏山学全体発表会」で代表者が発表します。どうぞご来校いただき、生徒の活動を見守っていただければと思います。