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校長室から(2020年度)

校長室から(2020年度) >> 記事詳細

2020/12/18

創立40周年を迎えて

| by 校長
    創立40周年を迎えて
    ~60年のあゆみ~
 本校は昭和56年に本県2校目の病弱特別支援学校として開校しました。今年は40周年の節目の年となります。しかし、本校の前身は昭和35年に国立栃木療養所(現・国立病院機構宇都宮病院)内に病棟の一部を借りて設置された、岡本小学校、古里中学校の病弱学級(とちのき教室)です。当時は長期入院した児童生徒は就学猶予か就学免除となり、教育を受ける機会も与えられていませんでした。前向きな気持ちになれず療養生活を送る子どもたちを心配した当時の国立療養所の所長は学級設置を願い奔走し、当時の河内村の村長や教育長の理解を得て、やっとできた学校でした。
 すると、学級ができて1年もたたないうちに子どもたちは別人のように明るくなり、入院期間も短くなったそうです。病弱教育の意義はここにあります。病気療養中であっても子どもらしく生きる権利は保障されるものです。学校で学習したり、遊んだりすることが、毎日の生活に活力をもたらし、それが治療にも前向きになるという結果をもたらします。今年は本校としては40周年ですが、この地で病弱教育が誕生してから60周年という節目の年となります。そこには先人の熱い思いが込められていることを私たちは忘れてはいけないと思っています。
 また、昭和54年には自治医科大学附属病院から要望が有り、入院中の小中学生のために訪問教育学級が設置され、昭和56年から本校に移管されました。訪問教育でしたので、本校から一台の車に乗って病院に赴き、授業を行っていました。そんな中で、より一層の教育の充実を望む声があり、平成18年に自治医科大学とちぎ子ども医療センターの開設と同時に病院内分教室が誕生したのです。分教室の愛称には大空に羽ばたいていってほしいと県の鳥「おおるり」と名付けました。現在は「おおるり分教室」として、入院中の小中学生が毎日登校できる場となっています。
 医学の進歩により、在籍する児童生徒の病状や在籍期間は変わりました。しかし、病気のために生活が規制される子どもたちは確かに存在します。創立40周年を迎えた今、新しい学びの形を柔軟に取り入れ、病気であっても学び続けることができるよう、病弱特別支援学校としての役割を果たしていきたいと思います。
11:32

校長室から(2019年度)

校長室から(2019年度)
2020/03/31

修業式

| by 校長

   修業式
 いよいよ令和元年度の修業の日を迎えました。
2月の終わりに新型コロナウイルス感染症の抑制のために全国的に臨時休校になりましたが、みなさんはお休みの間、どのようにすごしましたか。学年のまとめをする大切な3月が休校になってしまい、みなさんもきっと困っていたことと思います。先生たちも毎日学校で仕事をしていましたが、皆さんと会えないのでとてもさびしく感じていました。はやく、このコロナウイルス感染症が収束していつものように全ての活動が制限なくできるようになって欲しいと祈るばかりです。
  さて、今日みなさんにお渡ししたのは、修了証です。小学部、中学部の皆さん全員が、今の学年の学習が終わり、4月からは新しい学年に進級します。また、通知票の中に書いてあるのは、1年間みなさんががんばった結果です。みなさんは4月に目標を立てたと思いますが達成できましたか。
小学部では太鼓が上手になったり、かけ算九九名人になったりした人がいました。昨年よりも学校にたくさん登校できたという人も素晴らしい進歩だと思います。中学部では、友だちや先輩と仲良くして、いろいろな教科の学習をとても前向きに学習することができたり、作業学習で長い時間取り組めるようになったりしたことはとてもがんばった成果だと思います。

 高等部の皆さんは、自分なりの課題を持って1年間を過ごせたと思います。社会に巣立つまであと1年になるみなさんは、悔いの残らないよう計画的に学習を進めていきましょう。

  今年は想像していなかった事態で休校になりましたが、明日からは春休みです。春休み中もこれまでのようにうがい手洗いを心がけ、体に気をつけて過ごしてください。この感染症が今後どのようになるのか、まだ見当がつきませんが、世界中の人たちがこの感染症のために不自由な思いをしながらもがんばっています。私たちの学校も今のところ4月8日に始業式、離任式などを行う予定です。ぜひ元気に登校してください。今日は皆さんに会えて本当に良かった。令和2年度も岡本特別支援学校みんなでがんばっていきましょう。
 


15:55
2020/03/30

卒業式式辞

| by 校長
  桃の花も咲き始め、窓から射し込む光が春への移り変わりを告げています。春の訪れを感じるこのよき日に、卒業証書を手にされた10名の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
 本来ならば、皆さんが一緒に学校生活を送ってきた在校生や、宇都宮病院の院長先生はじめ、たくさんのご来賓の皆さまにも一緒に祝っていただける予定でしたが、このところの感染症の影響により、急遽参加を見合わせていただく事になりました。しかし、こうして卒業式が挙行でき、皆さんの晴れの姿をご家族の方々に祝っていただけることに心から感謝しております。
 小学部を卒業する3名の皆さん。皆さんは毎日の学習をこつこつと積み上げながら運動会やとちのき祭、学習発表会など、様々な行事にも一生懸命取り組んできました。この成果を中学部での学習につなげ、「わかった」「できた」を増やして行きましょう。
 中学部を卒業する3名の皆さん、皆さんは義務教育段階を修了し、新しいステージに入ろうとしています。それぞれが毎日様々なことに悩み、苦しみながらがんばっていたことは、皆さんと関わった誰もが知っています。それを乗り越えて卒業を迎えることができたことを誇りに思ってください。その自信を胸に、高等学校、高等部で力を発揮してください。
 高等部を卒業する4名の皆さん、いよいよ本校から巣立つ日がきました。この3年間、皆さんは卒業後の生活に向けて、難しいことにもチャレンジしてきました。校外での見学や実習なども体験し、一歩一歩、新しい課題に取り組んでいく皆さんの姿は、いつも輝いていました。高等部生活で身に付けた粘り強さで、新しいステージでも活躍してくれることを期待しています。
 皆さんに今日お渡しした卒業証書は世界にたった一つだけのものです。同じ名前、同じ番号のものは他にはないのです。書かれている文章は同じですが、この中には皆さんが本校で学んだがんばりや先生方の愛情、支援してくださった病院関係の皆さまの優しさがたくさん詰まっています。卒業という今日を新たなスタートとし、これまで以上に多くの人たちとのつながりを広げていってください。
 皆さんは「明るく 寛く 健やかに」という生活指標のもと、岡本特別支援学校で学習を進めてきました。毎日の生活を前向きにがんばり、ゆったりとした穏やかな気持ちを常に持ち、元気に過ごした皆さん、卒業後も「明るく 寛く 健やかに」を心の中に持って過ごしてください。岡本特別支援学校は皆さんをずっと応援します。
 最後になりましたが、ご家族の皆さまにおかれましては、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。ご家庭の深い愛情で支えられ、無事今日の日を迎えることができました。在学中、本校の教育活動のために多くのご支援、ご協力を賜りましたことに本校教職員を代表して改めて厚く御礼申し上げます。
 卒業生の皆さんが、これからも健康に留意し、楽しく充実した毎日を過ごされることを心から願い、式辞といたします。
令和2年3月9日
            栃木県立岡本特別支援学校長 瀧 浩子
17:52
2020/03/30

立志を迎えて

| by 校長
                                                                  
     贈る言葉 ~令和を生きる皆さんへ~                      
 立志式を迎える中学部2年生の皆さん、おめでとうございます。
 これまで生きてきた14年の間には、楽しいことだけでなく、辛いことも悲しいこともあったことでしょう。しかし、皆さんはそれを一つ一つ乗り越えて、今日を迎えることができました。それは皆さんのがんばりによるものです。自信を持って下さい。また、これまで皆さんを見守り、支えてくれた家族や病院、学校など多くの人たちが、今日の皆さんの姿を喜んでいることは言うまでもありません。
 さて、立志式ですが、その始まりは古く、奈良、平安の昔から、15歳前後の者を「成人」として認める儀式が行われていました。江戸時代になると数えで15歳の立春の日に「元服」を行うようになりました。成人として生きるこれからの人生に対して「志」をたて、それを成し遂げるための決意表明をしていたのです。それにならって、今では中学2年生の2月に、これからの人生を見据えて、目標を立て、実現のためにどう生きるかを考える儀式として「立志式」が行われるようになりました。昔なら成人として扱われる年齢ですが、今の時代では、はっきりとした「志」を立てることは難しいと思います。しかし、立志式を機にどんな大人になりたいか、そのために今何をしたら良いかを考えてみましょう。そして考えたことに向かって少しずつ歩みを進めてみましょう。
 私は皆さんに札幌農学校を開設したアメリカの教育者、クラーク博士の言葉を贈りたいと思います。「Boys,be ambitious!(少年よ大志を抱け)」はよく知られている言葉ですが、この言葉には続きがあります。
 「少年よ 大志を抱け
  金や私欲のためではなく、名声などというむなしいものでもなく
 人はどうあるべきか、その道を成し遂げるために大志を抱け

クラーク博士の言う「大志」とは、自分一人の望みではなく、世のため人のためになることを志しなさいということなのです。もう少し大人になった時、クラーク博士の言葉をもう一度思い出して、心の中に自分の目指すところ持ってほしいと思います。
 令和の時代はどんな新しいことがおきるのでしょう。ICT機器は進歩し、AIもどんどん発達するでしょう。一方で地球温暖化は、自然はどうなっていくのでしょうか。予測が難しい現代を生きる皆さんは、強い意志を持つことと、柔軟に物事を考えることが大切だと思います。もうすぐ皆さんは中学3年生になります。大人になるために一つ階段を登る準備をする年です。目標を持って、本校で培った「明るく 寛く 健やかに」の言葉のように、前を向いておおらかに、しっかりと歩んで行ってください。岡本特別支援学校は皆さんの成長を心から応援しています。  
17:02
2019/12/26

第2学期終業式にあたって

| by 校長

  関係各所の皆さま、今年も大変お世話になりました。無事2学期を終了することができました。本校の教育活動に関しまして、たくさんのご支援、ご協力をいただき、ありがとうございました。良いお年をお迎えください。
 以下、終業式に児童生徒にお話ししたことを掲載させていただきます。


2学期が始まったときは、セミが鳴いていたのに、いつの間にか外は木枯らしが吹く季節になりました。
 この間、学校では大きな行事もいくつかありました。児童生徒の皆さんは行事を立派にこなした上に、日々の学習もじっくり取り組んできました。毎朝、あいさつを交わす皆さんの顔は4月と比べると、晴れやかさが加わりました。児童生徒の皆さんに少しずつ自信のようなものがわいてきたことを感じています。学んだことは着実に身についていますね。
 先日、今年の新語流行語大賞が発表されました。大賞には、ラグビーワールドカップで日本チームを率いた、ジェイミー・ジョゼフHCがチームのスローガンとして掲げた「ONE TEAM」というという言葉が選ばれました。この言葉の意味は「若い人も、ベテランも、日本人も、外国人も一つになって戦いたい。このチームのために全員で戦う」ということだそうです。日本チームはこれまで、フィジカルの面で不利なところがあり、なかなか勝つことができませんでした。しかし、このスローガンのもと、全員が日本チームのために一丸となって戦ったところ、格上のチームに勝つことができたのです。一人一人が1番でなくても、みんなで力を合わせれば強い敵に立ち向かえることをラグビー日本代表チームは教えてくれました。
 私たちも一人では何もできません。岡本特別支援学校は、皆さんがいて、先生や職員がいて、皆さんのご家族がいて、病院のお医者さんや看護師さんがいて、成り立っています。見えないところで支えてくれている人が実はたくさんいるということを一度考えてみましょう。みなさんのお隣にほら、「一緒にがんばろう」という人がいますよ。
 明日からは冬休みです。これからが冬本番です。うがい手洗いを心がけ、体に気をつけて楽しいお休みにしましょう。4ヶ月がんばった疲れをリセットするために、心と体をゆっくり休めてください。また、お正月にはお客様が来たり、出かけたりするかもしれません。出会った方に笑顔と気持ちの良いあいさつを届けられると何よりだと思います。どうぞ良いお年をお迎えください。
09:11
2019/10/23

創立記念日について

| by 校長
本校は、昭和56年4月1日に開校しましたが、創立記念日は10月20日とされています。昭和57年10月20日に学校の開校記念式典におきまして、校旗や校歌の制定を行いましたので、この日が創立記念日となりました。今年は39回目の学校の誕生日です。
 さて、岡本特別支援学校ができる前はどうだったかというと、隣接する国立栃木療養所(現 国立病院機構宇都宮病院)にはたくさんの子どもたちが病気のために入院していました。当時は学校がなかったので、勉強がしたくてもできませんでした。しかし、入院している子どもたちのお父さん、お母さん、教育関係者、病院の先生たちが、入院してもなんとか勉強ができないかと一生懸命考えました。そのような熱意が実って、昭和35年(1960年)に岡本小学校と古里中学校の病弱学級として療養所内に開設されました。その学級の名前は「とちのき教室」といいました。この「とちのき」という名前は、本校のはじめの一歩を忘れないために、現在でも早期教育相談室や、学校祭の名称に使われています。
 それから約20年後にこの場所に岡本養護学校が開校しました。昭和56年4月1日のことでした。開校当時は小・中学生だけでしたが、慢性疾患学級、院内学級(現 やしお学級)、訪問教育学級(現 おおるり分教室)となっており、現在に近い形でした。今と違うのは、通学する児童生徒がいなかったことや、高等部がなかったこと、分教室ではなく訪問教育だったので、教員は本校からみんなで1台の公用車に乗り、週4日自治医科大学附属病院に通っていたことなどです。開校したときの児童生徒数は72名ですから、高等部がなくても今の倍くらいの児童生徒が学習していたことになりまやす。その後、平成10年には高等部が、平成18年には分教室ができ、平成20年には「岡本特別支援学校」に校名が変更され、現在に至っています。
 本校はどのような教育が行われているかというと、基本的には通常の小・中・高と同じ教育をしています。ただ、みんな何らかの病気があるので、病気や障害に配慮して教育を行っているのです。そして、みなさん一人一人の個性、能力、創造性を伸ばし、社会参加、貢献できる人間を育成することが本校の役目です。この目標に向かって先生方は皆さんの教育に取り組んでいるのです。
 みなさんは、こうなりたい、とかこうしたいという、夢や目標を持っていることと思います。みなさんはそれを実現するために努力を重ねてほしいと思います。
 また、本校には「明るく 寛く 健やかに」という児童生徒の生活指標があります。校歌にも使われている言葉です。「寛く」という言葉には、心が広く、ゆったりしていること、他人を厳しくとがめ立てしないこと、よく人を受け入れることなどの意味があります。これからもこの生活指標を忘れることなく、健康に気をつけて、明るく楽しい学校生活を送ってほしいと思います。

09:52
2019/10/08

運動会お世話になりました。

| by 校長
 心配された台風も温帯低気圧となり、抜けるような青空のもと、運動会を10月5日土曜日に開催いたしました。
 「令和」という、みんなが協力して新しい希望に向かってがんばろうという意味を持つ、新元号のもと行われる最初の運動会です。この日を迎えるために、児童生徒は1学期から少しずつ準備を進めてきました。係ごとに集まって、話し合いや作業も行いました。広報係は会場の壁面に飾られている運動会テーマの横断幕を小学部生から高等部生までみんなで力を合わせて作成しました。会場係は花折りをして、会場の飾りや、競技で使用する紙の花を作成しました。放送係は進行の練習を行い、放送席で交代で司会進行役を務めてくれました。まさに、令和にふさわしいみんなが協力して作り上げた運動会です。
 児童生徒は演技の面でもそれぞれの力を発揮し、観覧する皆さんから大きな声援をいただきました。保護者の皆様も朝早くから来校し、狭い観覧場所でしたが、笑顔で応援してくださいました。
 毎回、運動会にご協力いただいている交流校の河内中学校、古里中学校の皆さんには、在籍人数が少ない本校の運動会を盛り上げていただきました。係の手伝いや競技への参加など積極的に活動してくださったことや本校児童生徒に対する思いやりのあるサポートには、心から感謝いたします。 
 また、ご来賓の皆様には児童生徒の演技に多くの声援をいただきました。児童生徒を見守ってくださる方々がこんなに大勢いらっしゃることをとても心強く感じました。
 今年は10月になっても気温の高い日が続いています。しかし、朝夕のさわやかな風は確実に季節が秋になっていることを教えてくれています。実りの秋、収穫の秋というように、児童生徒が今年学習したことが身についてきたことが実感できる一日となりました。また、今日から普段通りの学習を一歩一歩進めてまいります。
 皆さま、ありがとうございました。
09:29
2019/07/18

チャレンジしよう!夏休み

| by 校長
  今日は第一学期の終業式です。今年はほんとうに梅雨明けが待ち遠しいですね。
 さて、6月の集会の時に児童生徒の皆さんに「目標を持って生活しましょう」とお話ししました。うまく進んでいる人も、難しいなと感じている人もいることでしょう。一学期は新しい学年になり、新しい先生との学習が始まりました。皆さんが意欲を持って学校生活を送っている様子はずっと見てきました。皆さんががんばった成果は、通知票の中に書いてあります。全員の通知票を読ませてもらいましたが、そこには担任の先生が皆さんの成長を喜び、皆さんができるようになったことがたくさん書かれていました。目標がなかなか達成できないと感じている皆さんもいるかと思いますが、実は全員がちゃんと歩みを進めていることがよくわかり、とてもうれしい気持ちになりました。ぜひおうちの方と一緒に読んでください。
 今年の夏休みは40日間です。せっかくの夏休みですので、日頃からやりたいと思っていたことにチャレンジしてください。私は小学生の時、本を読むのが大好きでした。学校の図書室で借りてきた本を一日中読んでいたことを思い出します。身の回りにある不思議なこと、疑問に思うことを調べてみるのもいいですね。夏休み明けには書道展や絵画展、工作展などもありますので、作品を作ってみるのも良いと思います。おうちのお手伝いをすることも良いですよね。チャレンジはなんでも良いのです。二学期になったら、夏休みにチャレンジしたことを教えてくださいね。
 それでは、明日から健康と安全には一人一人が十分注意をして楽しい夏休みを過ごしてください。
09:19
2019/04/26

ごあいさつ並びに学校経営方針について

| by 校長
   ごあいさつ                                   
  4月に校長として着任いたしました瀧 浩子です。4年ぶりに岡本特別支援学校に戻って参りました。私に教員として大切なことを教えてくれた大好きな本校でまた勤務することができて幸せです。
   さて、本校は来年度40周年を迎えますが、実は昭和35年に病院内学級からスタートし、以来58年間病弱教育の学校として歩んできた歴史があります。時代とともに校名も変わり、今日に至っていますが、病気のために入院、通院する子どもたちを支援する学校に変わりはありません。今年度も病弱特別支援学校としての使命を果たしていきたいと思います。本校児童生徒が入院、通院しております国立病院機構宇都宮病院の皆様、自治医科大学とちぎ子ども医療センターの皆様には今年度もお力添えをいただけますようお願いいたします。                                 
 学校は、4月8日に始業式、10日に入学式を終え、無事新学期がスタート
しました。子どもたちは、新しい先生、新しい教室にも慣れ、楽しそうに学習しています。この笑顔を大切にしながら、学校の教育目標を達成するために次の4点を学校経営方針として取り組んで参ります。

◎子どもの人権を尊重し、児童・生徒・保護者のニーズに応じた教育の推進
 ・全職員が高い人権意識を持って、児童生徒に寄り添いながら個に応じ  
  た指導ができるようにしていきます。
 ・保護者や本人のニーズをくみ取った個別の教育支援計画、個別の指導 
  計画を活用し、次のステージにつなげ指導ができるようにしていきます。
◎安心・安全・信頼される教育環境と危機管理体制のさらなる改善と整備
 ・自分の身を守る避難訓練や健康・安全指導を実施します。
 ・ヒヤリハット事例はみんなで共有して、次に起こさないようにします。
 ・職員も健康・安全対策のための研修を行います。
◎学校・家庭・病院・地域が連携した学校づくりの推進
 ・交流及び共同学習を充実させていきます。
 ・家庭や病院と細やかな連携をしていきます。
 ・ホームページと地域への情報発信を充実させていきます。
◎教職員が一人一人の力を発揮する、やりがいのある学校づくりの推進
 ・教職員がお互いのよいところを認めあい、学びあう職場づくりをします。
 ・働き方改革について検討し、進めていきます。
 
 保護者の皆様、関係病院、関係機関の皆様と密接に連携しながら教育活動を
 進め、今年度もたくさんの人との関わりの中で子どもたちがたくましく成長
 してくれることを心より願っています。
          栃木県立岡本特別支援学校 校長  瀧  浩子
14:26