平成28年12月27日(火)、本校科学部部員と有志の生徒38名で、物質・材料研究機構、筑波大学図書館、防災科学技術研究所を訪問しました。物質・材料研究機構では、ナノ材料の生体適合性、走査型Heイオン顕微鏡、Ni基超合金などの世界最高の研究設備を見学しました。筑波大学で昼食、図書館見学の後、国立研究開発法人防災科学技術研究所へ移動。世界で2番目の大きさを誇る大型耐震実験施設(世界一大きい耐震実験施設は兵庫県にある同研究所のE-ディフェンス)や大型降雨実験施設の見学および研究者による講義を受けました。生徒は熱心に見学を行い有意義な研修となりました。
9月10日、エネルギー環境理科教育推進研究所・文科省の龍崎・松谷先生をお招きし、「放射線について考えよう」というテーマで出前実験講座していただきました。4人1組の班で、簡易霧箱を用いてアルファ線、ガンマ線の性質を観察。また「はかるくん」という測定器(シンチレーションカウンタ15万程度)を1人1台用いて、測定を実際に行うことにより、距離と線量の関係や放射線遮蔽について学びました。また放射線照射によりプラスチックの変化を観察し「すごい」と感激していました。