4、まとめ

(1)修理活動について
 今回のタイボランティア活動では、4ヶ所の施設で修理活動を行い、車椅子9台、手こぎ三輪車17台、合計26台を修理することができました。修理した台数では、例年に比べると少なくなっています。しかし、今回持ち込まれた車椅子は状態がとてもひどく、修理活動はとても難しかったように思いますがみんなの力を合わせて直すことができました。また、日本では見かけない手こぎ三輪車が車椅子より修理する台数が圧倒的に多かったので、慣れないせいもあり修理に手間取ってしまうことがありました。さらに、規格の合わない車椅子のパーツに悩まされ、修理活動が思うようにいかないこともありましたが、現地のNGOの方にパーツを調達してもらい修理することができました。
 今回は、現地のテクニカルカレッジの学生と一緒に修理活動を行いました。タイ語だけなので言葉によるコミュニケーションはうまく取れませんでしたが、なんとか修理活動を進めることができました。修理活動の間に学生とガイドブックを片手に語り合う光景が見受けられました。いい交流ができたと思います。 今回は、例年に比べ、交流だけでなく現地の人と自然にコミュニケーションを取ることができました。これは、素晴らしい発展だと思いました。
コミュニケーション
本を片手にコミュニケーション
(2)施設訪問と交流活動について
 1回目の交流はテクニカルカレッジで行いました。修理活動に参加した学生だけでなく放課後の学生達もたくさん見学していて有意義な交流であったと思います。なお、今年の交流会のプログラムは「乾杯」・「島唄」・「世界にひとつだけの花」の3曲を歌い、「ソーラン節」を踊りました。そして、タイの楽器のアンガルーンで「キラキラ星」・「春の小川」を演奏しました。演奏が終わるとたくさんの学生から拍手をもらいとても嬉しくなりました。音楽は言葉の壁を越える素晴らしいものだと思いました。
 2回目の交流はウボン・ラチャタニー郊外の小学校を訪問して行いました。修理活動が長引き交流会の開始時刻に大幅に遅れてしまいましたが、着いてみると子供だけでなく、地域の人なども多数見学に来て下さっていてとても感動しました。また、交流会のプログラムが終わった後、子供からサインや握手を求める声が殺到して、まるで大スターになった気分でした。でも、色紙などはなくノートの端切れだったり、小さくなってしまった鉛筆などを使っていました。それを見て、普段物を大切にしていなかったりしていた自分がとても恥ずかしくなってしまいました。
集合写真
コープクンマークラップ

(3)まとめ
 今回の修理活動を通して、規格統一の大切さやメンテナンス性を高める重要性を理解することができました。また、交流活動で自ら進んでコミュニケーションをすることにより、言葉が通じなくても理解しようとする気持ちがあればお互いに分かり合うことができると思いました。何よりも、「メンバー同士が心をひとつにすれば、何でもできるのだ」ということを学ぶことができた大切な7日間だと思いました。
 今回のタイボランティアでは、次の4つの反省点が出ました。
  @ 手こぎ三輪車の構造を理解したい。
  A 溶接技術が必要なので技術を習得する。
  B 海外の車椅子の規格を事前調査し、確実に使えるパーツを揃える。
  C タイ語はもちろんだが、英語で日常会話もできるようにしたい。
 来年の活動では、この反省点を十分に活かすことによってタイにおけるボランティア活動をより良いものにすることができるのではないかと思います。
 最後に、私たちの活動をご支援してくださった全ての方々に感謝の気持ちを込めてタイ語でお礼の言葉を言いたいと思います。

    コープクンマークラップ(ありがとうございました)

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