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研修も後半戦に入りました。 本日は現地の高校、KOLEJ DATU PATINGGI ABANG HAJI ABDIKLLAH(通称KOLEJ ABDILLAH:カレッジアブディラ)を訪問しました。 昨日のホームステイでは参加生徒たちは各家庭にて多大なおもてなしをしていただいたようでした。夜遅くまで熱烈な歓迎を受け、ラマダン明け前の食事をする都合とサラワク州の高校では7時台から授業が始まる関係で起床も早朝となり、参加生徒たちにも疲れが見えました。 本日のスケジュールは以下の通りでした。 午前:学校見学ツアー、図書館でのオリエンテーション、授業聴講 午後:日本語の授業への参加および交流、レクリエーション、民族衣装体験等 図書館でのオリエンテーションは、現地の高校生から学校の紹介や図書館の紹介、KOLEJ ABDILLAHの英語教育プログラムについての説明を受けたのち、学生バンドの演奏を聴きました。また、アイスブレイクとして交流の時間がありました。疲れが見えた生徒たちでしたが、現地の高校生との交流となると笑顔があふれ、楽しんで話をする様子がありました。その後は小グループになり、様々な授業を聴講しました。この学校では、60分の枠の中で、30分の授業を2コマ、60...
本日はいよいよホームステイです。その前に午前中はクチン市内にあるボルネオ文化博物館を訪れました。ボルネオ文化博物館はマレーシア最大の博物館で豊富な資料に加え、デジタルを駆使した展示も多く、楽しみながらボルネオの文化を学ぶことができました。まずはボルネオの民族文化についての展示です。先住民族の生活文化と自然との結びつきについてよく理解することができました。研修中も各地で目にしたヤシは、グラアポンというボルネオ島特有の砂糖の原料となるニッパヤシや、錠剤のつなぎとしても利用されるサゴヤシなど、ボルネオでの生活だけでなく私たちの生活にも欠かせないものだということが分かりました。本日までの研修の中で見たり聞いたりしたものたちをこうして解説とともに再び深く知ることができ、参加生徒たちは興味津々になって学ぶことができました。 次にボルネオの先史から現在のサラワク州にいたるまでの歴史についての展示です。サラワク州は現在人口の半数近くの方がイスラム教徒ですが、歴史的にはアニミズムから始まり、仏教やキリスト教が広まった時代もあり、多文化共生社会の土台となっていることがわかりました。現在のサラワク州は多く...
研修4日目は、雨模様の中で始まりました。本日はマタン野生生物センターを訪れ、保護下にあるボルネオ島由来の生物を見学しました。案内をしてくださったのは、初日にお世話になったUNIMASのアズラン博士とパン博士です。センター内は保護区域とはいえ、ほぼ野生の熱帯雨林が広がり、さまざまな植物が共存しています。博士方には、それぞれの特徴について詳しく説明していただきました。すべての植物に必要なのは日光であり、高くそびえ立つ木は周囲の木々にも光が届くようにまっすぐに伸び、低木は葉を太く大きく広げることで必要な栄養を吸収します。途中スコールにも見舞われましたが、森の中を歩いていると、木々の葉のおかげで思ったほど濡れないことにも驚かされました。 そのような環境の中で、さまざまな生物が保護されていました。クロコダイルやサンバーシカ、ビントロング、サイチョウなど、サラワク州に生息する動物たちの姿を見ることができました。 また、オランウータンのエリアでは子どものオランウータンを含む4匹の姿を確認することができました。ここは、病気や高齢、あるいは支配争いに敗れるなどの理由で野生では生きられなくなったオランウータン...
研修3日目はサラワク文化村とセメンゴ野生動物センターを訪問しました。今回訪問しているサラワク州には26以上の先住民族が暮らしており、サラワク文化村はその内代表的な7つの民族の住居などを復元した体験型施設です。各住居や施設を一軒ずつ回りながら各部族の自然と共生する知恵の詰まった文化を学びました。イバン族は竹を使って数日で丈夫な橋を作り上げてしまうそうです。再現した橋は参加者全員で渡ってもびくともしませんでした。ビダユ族は高床式のロングハウスに居住します。暑さをしのげる広いロングハウス内でビダユ族の方のダンスを猫とともに楽しみました。また、伝統的な布織の様子も見ることができました。ムルット族は2本の竹の間で竹に挟まらないようにステップを踏むマグナティップ(バンブーダンス)で有名な部族です。私たちもこのバンブーダンスを体験させていただきました。 そしてこのサラワクの少数民族の伝統舞踊ショーで各民族の個性溢れる踊りや迫力満点のパフォーマンスを観劇しました。その中で本校の参加者の1名が指名を受け、狩猟採集を生業とするプナン族の吹き矢を使った風船割りに挑戦しました。結果はなんと二発目で見事的中!記念...
クアラルンプールから国内線に乗り継ぎ無事に今回の研修先の都市クチンに到着しました。雨季の熱帯の蒸し暑さに驚きつつ、早速最初の研修地であるUniversiti Malaysia Sarawak (UNIMAS)を訪問しました。まず、UNIMASの国際交流オフィスのイルハン先生による、多民族国家であるマレーシアの歴史や文化、クチンの位置するサラワク州についてレクチャーを受けました。その後、大学の学生の皆さんや職員の方々とともにブブチャチャ作りを体験しました。ブブチャチャとは、甘いココナッツミルクと米粉の団子の入ったお汁粉のようなスイーツで、マレーシアではラマダン(断食月)のブカ・プアサ(断食明けの食事)によく好まれるそうです。現在ちょうどラマダンにあたっており、夜に備えて学内で調理しているところに参加させていただくという貴重な経験ができました。昼食休憩後はUNIMASの広大な施設をバスにて案内していただきました。最後にUNIMAS内の熱帯雨林の生物に関する展示を見学しました。ここでは生態学や熱帯雨林生物の世界的権威であるアズラン博士にレクチャーしていただきました。その後UNIMASの先生方の前で本校生から日本の海洋ゴミ問題対策とその課題に関す...