栃木県を代表する魚は鮎であり、県の東部を流れる那珂川は河川別でダントツの全国1位を誇っています。しかし、養殖のなかには小ぶりのものなど規格外も多く出るため廃棄処分しているのが現状です。そこで、これら規格外の鮎に付加価値を付けるため、魚醤油の原料に使用できないかと注目し、商品化することを目標に研究をスタートしました。
○PR活動○
宇都宮大学での研究発表(2007.12.15)
研究内容を模造紙にまとめ、研究発表会に参加しました。四苦八苦しながらも質問に答えているうちに自分達の研究内容を再確認できました。
小学校への出前授業(2008.5.12)
豊郷中央小学校に行き、魚醤油の作り方の説明をし、小学生と一緒に鮎だしラーメンを作りました。初めての調理実習だったので緊張していましたが、アンケートにはおいしかった、楽しかったと書いてくれました。
もったいない全国大会(2008.6.2)
東武グランデで開かれたもったいない全国大会で鮎だしラーメンの試食会を行いました。人気が高く、すぐになくなってしまいました。宇都宮市長も「鮎のいい香りがしておいしい」と言ってくださいました。
食と農ふれあいフェア2008(2008.10.25、26)
マロニエプラザで開かれた食と農ふれあいフェアに参加し、鮎だしラーメンを販売しました。おいしい!と好評でたくさんの人に食べてもらうことができました。また、鮎魚醤油について発表を行いました。
○レシピの作成○
鮎魚醤油をPRするため、自分達でレシピの作成を行いました。色が薄い、鮎の風味が良い、低塩である、ということを生かせる料理を見つけるため、30以上の料理を作成しました。
炊き込みご飯、からあげ、焼き鳥、すまし汁、もんじゃ焼き、アイスクリーム、餃子、卵焼き、けんちん汁、野菜炒め、茶わん蒸し、漬物、お刺身、ハンバーグ、カレー、納豆ご飯、うどん・そばのつゆ、せんべい、湯豆腐、冷や奴、焼きおにぎり、味付け卵、骨付き鳥、ドレッシング、和風パスタ、おかゆ、チャーハン、焼き魚、しょうが焼き、あえもの・・・。
その中でも炊き込みご飯が一番おいしくできました。レシピをご覧ください。