鳥獣管理・外来種移入問題に関心を持つ有志の団体「アライグマ ネットワーク」
による初の夏休み子ども教室が、平成27年8月5日(水) 宇都宮市立 東図書館で
行われました。
今回は、〈ペットボトルトラップの作成指導〉 〈アライグマ痕跡、生活被害
への知識普及〉 〈関連書籍案内〉を、白楊のやさしいお兄さん・お姉さんが、
小学生とその保護者の方を対象に 分かっていただきやすいように
ご説明しました。
ご参加いただきました午前 約20組、午後 約30組のご家族の方、
ありがとうございました。
県内でも徐々に広がりつつあるアライグマの生息状況を広くモニタリングし、
各地域への侵入に対して警鐘を鳴らすことは、地域の安全(生活被害・健康
被害防止)・生態系保全・農業被害防止にとって今、最も差し迫った課題だと
思います。
アライグマの生息を確認できる簡単なトラップを一緒に作ったり、アライグマの
足跡・食痕・ふんなどの見つけ方を知っていただいたりすることで、住民の方に
関心を向けていただき、地域への侵入が始まった時点で、いち早く情報を共有し、
対処するための警戒網づくりにつなげるべく、今後、さらに様々な方々と連携し、
ネットワークづくりを続けていきたいと思います。
