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スマート農業の実践(農経科・キャリア形成支援事業)

みなさん、こんにちは。
猛暑が続いていますね。
農場での実習も熱中症に気をつけながら行っています。

先日、農業経営科3年生の作物分会・畜産分会のメンバーはキャリア形成支援事業の一環で、スマート農業の実践について学習しました。
高根沢農場にて、農作業受託Aroshの田代様を講師にお呼びして、ドローンによる空中散布の現状について講義をいただきました。


近年は、農業従事者の高齢化、後継者不足が問題視されています。そして40℃近い暑さの中での作業、同じ姿勢での作業、重い荷物の運搬など、従事者にとって大変な作業も課題のひとつです。
そこで、作業者の負担を減らすためや、農業を効率的に実践するためにAIやICTを利用した「スマート農業」が推進されています。

ドローンの活用もそのひとつです。
空中散布というと、ヘリコプターでの散布もありますが、ドローンを利用した方が安く済むこともあるそうです。
そのようなためになるお話もいただき、実際の散布も実演していただきました。
実際にドローンを飛ばすのには、申請や資格なども必要なことがあるので注意が必要です!


作業者の負担が少なくなれば、経験の浅い人の就農促進にも繋がるかもしれません。少ない人数でも効率的に作業を行うことができるスマート農業は、大きな存在となってくるでしょう。
今後の農業経営に関する視点、技術について学ぶことができました。