1.行事名
サイエンスダイアログ
2.実施日時
平成20年10月4日(13:00~14:30)
3.実施場所
本校 2-1、2-2、2-3、生物室
4.参加者
1年 3人、2年 91人、3年 5人
5.実施概要
ショハエル博士(バングラデシュ)
組織培養を利用した味覚修飾物質ミラクリンの大量生産に関する研究
Plant tissue culture に関する英語による講義を聴く。植物とは何かに始まり、ジェネティック・エンジニアリング(遺伝子工学)にも言及し、博士の専門分野についてわかりやすく解説していただいた。
ケンドール博士(アルジェリア)
ビジョンを用いたマイクロフライングロボットの昆虫型自立フォーメーション制御
Aerial robotics and its application to our life というタイトルで英語の講義を聞いた。研究中の様々な飛行ロボットを紹介すると同時に、アルジェリアの科学教育事情などにも触れ、わかりやすく専門分野を説明していただいた。
ヒメネスエスペポ博士(スペイン)
地球温暖化の直前及び初期における急激な気候変動の解明一学術統合的アプローチ
Environmental problems, role of science and our future & science education in my country という講義では、実際に研究で使用している地層のサンプルを持ってこられ、それを使用しながら地球環境の変化ならびに地球環境の危機として人類が抱える問題について詳しく英語で話していただいた。また、最後にはスペインの学校における科学教育についてわかりやすく話していただいた。
クリスティー博士(アメリカ合衆国)
核酸医薬のデリバリーのための高分子ミセル型ナノキャリアの研究
Biomaterial & biocompatible plymers について、実験を通してわかりやすく解説していただいた。バイオコンパチブルポリマーとは実際どんなもので、どんな分野で実際利用され、将来の活用分野や進歩の可能性は?などというようなことについて英語で講義を聴いた。AV機器を使い、映像から入り、自分の専門分野を高校生にもわかるようにくだいた英語で説明いただいた。
生徒たちにとってとても貴重な機会で、第一線の海外のからの研究者の方々から英語で講義を聞き、その内容を理解すると同時に関連質問をしたり、解説を求めたりできる充実した活動であった。今後も引き続き、こういった世界の研究者と英語でコミュニケーションをとりながら、科学的な刺激を受けることは必要である。