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1. 行事名

サイエンスダイアログ

 2. 実施日時

平成22年1月14日(木) 7時限

 3. 実施場所

本校 化学講義室 物理講義室 他

 4. 参加者

1年生 278名 + 2年SSクラス 35名

5. 実施概要

1.講師 Ms. Monique Maurice ep Valatte (フランス) 理化学研究所・脳科学研究センター
食堂 参加人数 70名                                    

 研究テーマ:脳波・MRI測定を用いたフリッカー光刺激に対する脳神経回路ダイナミクスの解析 等
 スライド゙を用いて、人と様々な動物の脳の違いやMRIなど最新の技術を映像で見せながら講義していただき、普段は聞くことのできない研究者の仕事や資質についての話や、フランスの生活の話も興味深いものだった。

サイエンスダイアログ2.講師 Mr. Louis Irving (イギリス) 東北大学
社数室 参加人数 54名
                                   
  研究テーマ:穀物作物の新葉展開のシグナルとしての老化葉からの窒素転流
  「植物がなぜ緑であるか」といった身近な疑問から光合成などについて解説をし、葉緑素にブラックライトを当てるなど実験を通して理解を深めた。講師自身やスコトランド、ニュージーランドなどについても話していただいた。

3.講師 Ms. Mei He (中国) 東北大学
1年1組教室 参加人数 36名

 研究テーマ:高齢者肺疾患におけるRAGEの役割 
 疾病の原因の研究について、マウスの実験のスライドなどを交えて解説し、また中国と日本の医療制度や医師になる過程の違いなども説明された。コミュニケーションの大切さや英語学習の重要性も強調された。

4.講師 Mr. Antonio De Felice (イタリア) 東京理科大学
物理講義室 参加人数 47名

 研究テーマ:修正重力理論、素粒子物理に基づく暗黒エネルギーの起源の探求
 宇宙や宇宙の外はどうなっているかなどを、風船を使っての実験や、計算によって宇宙の広さを測ることなどを通して、わかりやすく講義いただき、宇宙に対する概念をあらたなものとすることができた。

サイエンスダイアログ5.講師 Ms. Clair Dune (フランス) 産業技術総合研究所
101教室 参加人数 34名

  研究テーマ:ヒューマノイド・ロボットのための視覚探索と物体操作に基づく能動全身動作作成
 ロボットとはどういうものかという定義からはじまり、様々な種類のロボットの映像を見て、どういった場面でロボットが使用されているかを学ぶことができた。AIなど最新の技術についても知ることができた。

6.講師 Mr. Mohammad Rahman (バングラデシュ) 宇都宮大学
生物実験室 参加人数 33名

 研究テーマ:ハシブトガラスの網膜視色素と油球の光吸収と視物質の特性に関する研究
 鳥類に関して、見える色の違いや、紫外線などまでが見えることや、都会と自然の中という環境の違いで見え方が違うことなどを、眼球や網膜、水晶体などを標本とスライドでわかりやすく講義され、貴重な体験となった。

7.講師 Mr. Yuri Bolshan (カナダ) 東京大学
化学講義室 参加人数 41名

 研究テーマ:新規炭素-炭素結合反応の開発およびその全合成への応用
 エタノールと水を混ぜた液体にお札を浸して火をつけるという実験や、薬の製造の話、サリドマイド児などの薬害の話などをジェスチャーを交え画像を示し て講義され、普段学んでいる化学への関心がさらに高まった。