１． 行事名
出前実験
２． 実施日時
平成２２年１１月５日（金） 15:30～17:00
３． 実施場所
本校 物理実験室、化学実験室、生物実験室
４． 参加者
１年生希望者40名
５． 実施概要
【化学系】
「香りを作ろう」
講師：お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 助教 矢島知子先生
参加生徒 23名
製菓用エッセンスや、果物などに含まれる香り成分であるエステルの合成を行った。
原料として用いたのは3種類のカルボン酸と4種類のアルコールであり、これらの組み合わせによりリンゴなどの柑橘類の匂いを有するエステルが合成できるなど、ほんの少しの構造の違いで様々な匂いになることを体験した。
【物理系】
「いろいろな物の周りの流れを見てみよう」
講師：筑波大学大学院 システム情報工学研究科 講師 金子暁子先生
参加生徒 8名
流体の一つである水を使って、色々な形をした物体の周りの流れを実際に目で見ることで「流れ」を身近に感じ、また、物の形によって流れの様子が変わるこ
とを確認することを目的とした。流れは三次元構造であるが、これを確認することは難しいので、二次元の理想的な流れを観察･考察した。「Hele-Shaw流れ」を確認することができた。
【生物系】
「キイロショウジョウバエの突然変異の観察」
講師：お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 講師 近藤るみ先生
参加生徒 9名
実体顕微鏡を用いて、キイロショウジョウバエの成体や幼虫・さなぎの形態の観察、行動の観察を行った。その後、染色体地図と見比べながら、体色や眼色の異なる突然変異体やそりばねなどの形態の異なる突然変異体の観察を行った。