造形部

足工祭でのワークショップ大成功!

産業デザイン研究部は、足工祭にてプロの方とコラボレーションしたワークショップを開催しました。午前中は、栃木県の伝統工芸士である天然藍染 藍絽座の風間幸造先生とハンカチの藍染講座、午後は、とちぎ未来大使である漫画家のいちごとまるがおさん先生とキャラクターの描き方講座です。事前の打ち合わせで内容や説明、作業の流れについて先生方としっかり話し合い、分担を決めて部員同士協力し合いながら準備しました。

参加者の方々からは、「プロの方や生徒さんが優しく教えてくれたので、わかりやすかった。」、「とても楽しくできたので、またやってみたい。」などのご感想をいただきました。

 

 

藍染(左)と漫画のワークショップについて事前打ち合わせ

 

 

 

藍染ワークショップ 

風間先生と藍染の染料や柄の作り方を説明。綺麗に藍染できました。

 

 

 

漫画ワークショップ 

いちごとまるがおさん先生とキャラクターの作画手順を説明。

先生の著書「負けるな!ギョーザランド!!」の主人公とマスコットを可愛く描けました。

文星芸術大学で陶芸を学ぶ

3月1日(土)文星芸術大学を訪問し、デザイン専攻工芸分野の宇佐美朱里先生に陶芸のご指導をいただきました。テーマは「いろ色な器」です。まず、顔料を混ぜた粘土を団子状にし自由に並べて、カラフルな器を作りました。次に、板皿状の粘土に竹串などを使い模様を描きました。部員ひとり一人の個性が表れた陶芸作品を制作することできました。その後、宇都宮美術館を訪ね「第6回宇都宮美術の現在展」を鑑賞しました。宇佐美先生ほか県内作家さんの素晴らしい作品に感激しました。この経験を通して、陶芸の素材や工程、技術など様々なことを学ぶことができました。 

 

 

桐生大学短期大学部の卒業制作展の見学

2月8日(土)桐生大学短期大学部アートデザイン学科の卒業制作展を見学しました。グラフィックデザインコースの展示では、教授の講評を傾聴する機会に恵まれ、深く鑑賞することができました。見学を通して、幅広いデザイン分野に触れることができました。

文星芸術大学の卒業制作展を見学

2月1日(土)に宇都宮メディア・アーツ専門学校と文星芸術大学の卒業制作展を見学しました。宇都宮メディア・アーツ専門学校では、学校の施設見学と体験授業を経験し、学校の特徴を知る機会となりました。文星芸術大学の卒業制作展では、作品見学とともに大学教授の講評を傾聴する機会に恵まれ、深く鑑賞することができました。見学を通して、デザインの学びと進路研究がすすみました。

 

・宇都宮メディア・アーツ専門学校

 

・文星芸術大学卒業制作展

産業デザイン研究部の近況

放課後を利用し、生徒会行事「部活動体験」に向けた準備に取り組んでいます。「部活動体験」は、さまざまな部活動を体験しようという新しい試みです。産業デザイン研究部では、粘土体験とコラージュ体験の2つの作品づくりを体験できます。どうしたら楽しんでもらえるのか考え準備を進めています。お楽しみに!

 

 

足利市学生チャレンジショップ開催

4月29日(月)産業デザイン研究部が、足利市学生チャレンジショップ事業に参加しました。足利春まつり「ふれあいマルシェ ヤングヤング春まつり」会場にテントで出店しました。

 

生徒が工夫を凝らして染色、捺染しましたトートバッグやストール、足利中央特別支援校との協働で製作したマグカップなど、たくさんの商品を用意し開店することができました。会場は、あしかが春ウォークの参加者や観光客で賑わっており、販売・宣伝活動にも熱が入りました。また、チャレンジショップを経験した卒業生や保護者の方も多く来場して笑顔があふれる1日となりました。多くの方にご来店いただき、生徒の励みになりました。ありがとうございました。

 

   

足利市学生チャレンジショップ出店のお知らせ

産業デザイン研究部が「ふれあいマルシェ ヤングヤング春まつり」にてチャレンジショップを出店します。トートバッグやストールなど、部員が企画、製造した商品を販売します。みなさまのご来店をお待ちしております!

 

日時 4/29(月) 9:00~15:00

場所 渡良瀬川左岸 中橋緑地多目的広場 (足利市通2丁目、永楽町)

    足利春まつり「ふれあいマルシェ ヤングヤング春まつり」会場

 

商品紹介

【たかうじくんとおりひめちゃん】

前回大好評だった「果物」をテーマにしたトートバッグがバージョンアップして再登場!

新商品は、部員みんなで描いたゆるくてかわいい動物のイラストを詰め込んだクリアファイルです。

 

トートバッグ ………… 500円~1,000円    シルクストール ……………… 2, 000円   

手ぬぐい ………………………… 500円   クリアファイル…………………… 200円 他  

 

【テトテデザインラボ】

「季節を楽しむ遊園地」をテーマに、足利中央特別支援学校と協働で開発した商品です。

マグカップ(陶器・樹脂)………  900円

  商品製作(左:トートバッグの捺染、クリアファイルの図案検討)

 

  

 出店準備(左:検品と値札貼り作業、販売商品の確認)

陶芸研修「うつわを作ろう」

産業デザイン研究部では、3週間ほどかけて「うつわ作り」に挑戦しました。

第1回では手びねりの技法を学び、それぞれが計画したうつわを目指して、土を練り形成していきました。

第2回では、充分に乾燥させ、素焼きが終わった作品に、下絵具や釉薬を用いて絵付けをしました。焼きあがりを想像してワクワクしながら製作しました。

本焼きが終わり、マグカップやお椀、植木鉢など、世界にひとつだけの「うつわ」が完成しました。

 

  

       手びねりを学ぶ                素焼き完了

  

        絵付け                 完成!

 

足利市学生チャレンジショップ事業

11月19日(土)、20日(日)足利市学生チャレンジショップ事業に出店しました。足利市の石畳通りにある足利叢林さんの店舗をお借りし、繊維製品やオリジナルマグカップなどを販売しました。

足利叢林 店外 足利叢林 店内

 

店舗名「たかうじくんとおりひめちゃん」

鶴貝捺染工業(株)からいただいた柿渋(写真左)やココ・ファーム・ワイナリーのぶどうの皮で染色したトートバッグ、捺染したハンカチ(写真右)などを販売しました。今年は、「レトロ」をテーマとし、昭和時代や平成時代の雰囲気を感じさせる商品を製作しました。

柿渋染め ハンカチの捺染

 

店舗名「テトテ デザイン ラボ」

産業デザイン科3年生と足利中央特別支援学校の1年生で協働してデザインした、マグカップとハンカチを販売しました。今年度は「SDGs」をテーマに、動物たちが楽しく、共生する社会の様子を描きました。

  

 

ご来場いただいた皆様からのあたたか励まされ励まされ、生徒たちはのびのびと活動できていたようです。日頃より産業デザイン科の学習活動にご協力いただいている地元企業をはじめ、本校の保護者、卒業生の方々のおかげで活気のあるチャレンジショップとなりました。

写真展に向けて準備中

産業デザイン研究部(写真領域)では、市内の高校5校が合同で展示を行う「足利市内高等学校写真展(APC)」に向けて作品の準備をしています。写真領域の1年生は今回が初出品です。2,3年生に写真印刷や額装、キャプション作りを教わりながら作業しました。

課題の部(テーマ「赤」)、自由の部の2部門に分かれ、個性あふれる写真が展示されますので、ぜひご来場ください。

 

第114回足利市内高等学校写真部展(APC)

期間 10月29日(土)~30日(日)16:00

場所 足利モール(アピタ 1階コム広場)

 

産業デザイン科研究部写真領域の活動紹介

 産業デザイン科研究部写真領域の活動を紹介します。今年度は3年生4名、2年生6名、新入部員として1年生11名が加わり、21名となりました。
 1年生は2、3年生に一眼レフカメラの使い方を教わり、校内での写真撮影をしています。放課後の第二体育館でバスケットボール部、バレー部にご協力いただき、シャッタースピードを変えての撮影練習をしました。球技をする選手たちをカメラにおさめるのは難しいですが、粘り強くシャッターを切り、躍動感ある写真が撮れたようです。これからの写真展に向けて、技術向上を目指します。



 

  

第113回足利市内高校写真展

産業デザイン研究部写真領域の2,3年生が、5月28日(土)、29日(日)に足利モールで開催された令和4年度 第113回足利市内高等学校写真部展(APC)に参加しました。この作品展は、足利市内にある5校の高校生が合同で出展します。パーテーションの設置や展示などの会場設営は、他校生と協力し合いながら行っています。個性豊かな作品が出そろう中、本校では下記の5名が入賞しました。次回の写真展は10月に開催され、1年生も参加します。入賞目指して頑張りましょう。

 

113回足利市内高校写真展

課題の部 テーマ「モノクロ」

準特選 産業デザイン科2年 堀越 冬羽

入 選 産業デザイン科3年 平井 睡蓮

 

自由の部

特 選 産業デザイン科3年 飯田 千聖

準特選 産業デザイン科2年 木村 紗耶

入 選 産業デザイン科3年 殿岡 茉衣

 

 


第6回萌写萌写コンテスト表彰

3月14日(月)。本校校長室にて、第6回萌写萌写コンテストの表彰が行われ、本校生徒の産業デザイン科2年の三枝加奈さん(「佳作」)と産業デザイン科1年の菊地凜香(「優秀賞」)の応募作品に賞状が授与されました。

萌写萌写コンテストは、宇都宮メディア・アーツ専門学校主催の県内高校生から一般の方まで、多くの写真愛好家の応募があり、優秀作品はカレンダー原稿写真に採用されます。今回の応募作品展示会は、令和4年2月11日から13日まで、栃木県総合文化センターにて開催されていましたが、11日予定の表彰式は、コロナウイルス感染症の状況により中止となりました。本日の表彰は、宇都宮メディア・アーツ専門学校校長、島田繁雄氏が本校までご足労いただき、実現したものです。

今回受賞した菊地さんと三枝さんは、産業デザイン研究部写真領域班に所属し、全国・関東地区でも活躍しています。これからの活動も期待されます。

産業デザイン研究部写真領域の活躍

先日、「第43回栃木県高等学校総合文化祭写真展」の審査会が開催されました。

審査の結果、本校は学校賞(団体総合成績)で、「第3位」受賞。個人では、産業デザイン科1年の菊地凛香さんが「特選」、同科2年の飯田千聖さんが「準特選」と「佳作」、同科2年の三枝加奈さんが「入選」、同科2年の殿岡茉衣さんが「入選」を受賞しました。

飯田さんと三枝さんの作品は、来年2月開催の「第28回関東地区高等学校写真展神奈川大会」へ出品されます。また、菊地さんの作品は、次年度開催の「第45回全国高等学校総合文化祭写真部門(とうきょう総文2022)」の栃木県作品に選ばれました。

今年度も新型コロナウイルス感染の影響で、部の活動には多くの制限があり、作品づくりには大変苦労しましたが、実績を残すことができました。

産業デザイン研究部写真領域の過去5年間の活動実績は、関東地区大会は5回、全国総合文化祭は4回、写真甲子園本戦(北海道会場)は2回出場となっています。

シルクスクリーン捺染研修

11月に参加した足利市チャレンジショップに触発され、産業デザイン研究部デザイン領域の新入部員が3名増えました。デザイン領域では、毎年2、3年生が1年生に技術継承する、シルクスクリーン捺染の研修を行っています。オリジナルの図案を描き、製版、インク調色、印刷、解版の作業工程を学びながらトートバッグを製作。先輩の丁寧な指導により、捺染について楽しく学ぶことができました。これからは、来年のチャレンジショップに向けて1、2年生で協力しながら商品製作をしていきます。

 

 


 

駒形克己氏によるワークショップ

12月19日(土)造本作家でありデザイナーの駒形克己氏によるワークショップに産業デザイン研究部1,2年生21名が参加しました。会場は足利市立美術館です。

講義では、デザイナーになるための就職活動や、手がけたデザインについてご紹介いただきました。海外での仕事の様子や、就職に向けたポートフォリオ制作については、プロを目指す生徒にとって関心が高く、熱心にメモをとっていました。

ワークショップでは、セルフブランディングの演習として自分のロゴを制作します。ラフスケッチをしながら、どのようにしたいのかを駒形氏に伝え、個々にアドバイスをいただきました。生徒たちは駒形氏の「下手を磨き、プロを目指して欲しい」という激励の言葉から、デザイナーに向けて一歩先がける勇気を貰えたようです。


 
 

文化財研修

12月6日(日)産業デザイン研究部デザイン領域の1、2年生を対象とした文化財研修を行いました。講師に足利市文化財専門委員である文星芸術大学の大澤慶子先生をお招きして、足利の文化財について学びます。

遺跡で発掘された古代の出土品、足利銘仙、歴史的建造物などを見学し、足利の歴史や生活の様子についてお話頂きました。普段何気なく見ていたものにも伝承や逸話があり、足利の魅力を再発見できました。今回学んだことは、今後の「足利らしい」新商品の開発に繋げていきます。


  
足利商工会議所まち歩きミュージアム   足利織物伝承館


  
日本遺産 史跡 足利学校        国宝 鑁阿寺            

第129回 足利市内高等学校合同美術展

10月30日~11月1日まで、コムファーストショッピングセンター、1Fのコム広場を会場に、足利市内高等学校合同美術展が開催されました。

産業デザイン研究部の美術班では、部員30名が日頃制作しているイラストやCG作品を出品しました。そのうち、産業デザイン科3年提箸菜摘さんが「奨励賞」を受賞しました。また、たくさんの感想をいただきまして、生徒たちの励みになりました。部員のみなさん、次回の開催を目標に頑張りましょう!


 

デザイン領域の研修について

産業デザイン研究部デザイン領域では、技術の向上と継承のための研修を行っています。今年度は、新入部員の1年生4名が、2,3年生に教わりながらトートバッグ製作をしました。

染色研修では、学校で育てたタデアイの生葉、ココ・ファーム・ワイナリーからご提供頂いたぶどうの皮を染料にして染色方法を教わりました。シルクスクリーン捺染研修では、製版・印刷・解版の作業工程を学びます。インクを調合してオリジナルの図案を印刷しました。

今回学んだ技術を活かして、新商品の開発に取り組んでいきます。


 

タデアイの生葉と染料作りの様子


 
エコバッグの染色(左:タデアイ 右:ぶどう)


 
シルクスクリーン捺染の製版とインク調合


 
印刷工程、完成品と版

タデアイの育成

産業デザイン研究部(デザイン領域)では、タデアイを育てて生葉染めをしています。
4年目となる今年も、3月に種まきをして無事発芽しました。夏に収穫して染料を作り、チャレンジショップで販売するストールやトートバッグなどの商品を染める予定です。休校中もすくすくと育っているので、部員みんなで染色できる日を楽しみにしていてください。