造形部

家縛りプロジェクト

あしかがアートクロス「つないで結ぶ足利・愛」家縛りプロジェクトに参加しました。何でも縛ってしまう現代アート作家の松本春崇さんと妻の角田良江さんが手掛けるアートで、建物を縛るのは40回目になるそうです。

イベント前日、足利商工会議所友愛会館に本校生徒と一般ボラティアが集まり、市内の小中学校や一般から寄せられた足利へのメッセージ、約2500人分を布に留める作業や縄状にしていく作業のお手伝いをしました。380メートルもの縄を製作する作業は1日がかり。みんなで協力して前日の準備を終えました。

5月6日イベント本番。多くの報道関係者が集まるなか、わたらせケーブルTVのみなさんと設置作業を行いました。まず建物の周囲を縛り、最後は建物正面のリボン状の結び目がきれい見えるように、屋上と地上とで何度もやりとりを重ねました。試行錯誤の末、「足利へのメッセージ・愛」で商工会議所を飾り付けることができました。松本さんの家縛りプロジェクトのなかで最大級の規模だそうです。時計を見ると17時。完成予定時刻を1時間以上過ぎていました。

家縛りに関する報道
5月7日NHK640で放送されました。
5月10日下野新聞朝刊に掲載されました。
東京新聞の関連記事はこちらです。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/list/201805/CK2018050902000175.html

足利市役所の関連記事はこちらです。
http://www.city.ashikaga.tochigi.jp/page/iesibari01.html


卒業制作展見学

2月10日(土)桐生短期大学部アート・デザイン学科の卒業制作展を見学しました。久保田先生をはじめ、桐生短期大学の先生方に学科での授業内容や展示についてご説明頂き、デザインやアートへの興味関心が高まりました。
アーティストの片山真理様による記念講演会では、「生活と制作について」をテーマに、対話形式で活発な意見交換が行われました。作品制作や仕事へ対する姿勢など、片山様や大学生から貴重なお話を聞くことができました。今回学んだことを、今後の制作や進路実現へ活かしていきたいです。
桐生短期大学の皆様、片山様ありがとうございました。


 
 
 
 

織姫神社のあんどん制作

今年も産業デザイン研究部では、織姫神社で行われる七夕まつりの行灯の制作をしました。
気温が大変高く大変な作業でしたが、協力して作業ができ、風情のある素晴らしい作品が仕上がりました!

 

 

 

女子美術大学見学

7月16日(日)に産業デザイン研究部1,2年生で、女子美術大学相模原キャンパスを見学しました。ワークショップでは大学生や先生に教わりながら、真空成型した素材でストラップや籐のコースターを作りました。大学生の授業や作品を見ることで、とても良い刺激になりました。今後の進路選択に活かしていきたいです。


 


 

「写真甲子園2017」「2017みやぎ総文写真展」出場

この夏、産業デザイン研究部では二つの全国大会に出場します。

「第24回全国高等学校写真選手権大会(写真甲子園2017)」と「第41回全国高等学校総合文化祭写真部門(2017みやぎ総文写真展」です。

写真甲子園2017は、725日(火)~728日(金)に北海道で開催。北関東ブロック代表チームとして、産業デザイン科3年の清水羅良さん、同科2年の谷村思乃さんと栗原詩友さんの3名が出場します。

みやぎ総文写真展は、7月31日(月)~8月4日(金)に宮城県(仙台市)で開催。栃木県代表の一人として、産業デザイン科3年の落合亮太くんが出場します。産業デザイン研究部としては、昨年度のひろしま総文に続き2年連続の出場となります。

今回、全国大会出場を決めた初戦作品は、いずれも益子町の「日下田藍染工房」で撮影されたものでした。江戸時代からの伝統技法を守り続けている日下田工房の方々に感銘を受けた私たちは、写真作品として残そうとしました。日下田工房の方々からは、「名門足利工業高校の学生さんが来た」と言って、織物や染色についても色々とお話していただきました。
この感謝の気持ちを大切にし、北海道でも宮城県でも頑張りたいと思います。



美工班 油彩画の展示のお知らせ

栃木県教育会館の5階、小ホール前ロビーに、2年生の吉澤楓の油彩画作品「鯨雨」を1年間、展示させていただけることになりました。
足利の街並みに自画像を重ねた心象風景となっています。
お立ち寄りの際は、ぜひご高覧ください。

 

足利市内高等学校合同美術展

本日、平成29年6月9日(金)より、6月12日(月)まで、足利市のアピタ、コムファーストSC 1Fコム広場にて行われる足利市内高等学校合同美術展に産業デザイン研究部のイラスト班、美工班で参加します。日頃の努力の成果を、ぜひご高覧ください。よろしくお願いいたします。
(写真は美工班の油絵制作の様子です)

春休みの産業デザイン科研究部

産業デザイン科研究部、美工班では12月に開催される栃木県高校美術展に出品する油絵のための基礎力アップを図り、春休みに初めての石膏デッサン講習を行いました。右の写真は昨年の油絵制作の様子です。今年は入賞できるよう頑張りましょう!

   

2016ひろしま総文 写真部門 「奨励賞」受賞

 第40回全国高等学校総合文化祭(2016ひろしま総文)写真部門(広島国際会議場・7月30日~8月1日)において、造形部写真班の齋野陽貴君(産業デザイン科3年)が「奨励賞」を受賞、入賞を果たしました。

 「奨励賞」は、「最優秀賞」「優秀賞」に次ぐ賞で、本県代表5名の中では齋野君が唯一の入賞者となりました。審査員の講評では、「自然な感じに撮れていて、作品内容も高校生らしくて良い」とのことです。県大会(特選)、全国大会と、2度も入賞を果たした齋野君は、「今回も入賞できたことは嬉しく思います」と語っています。

 大会期間中は猛暑が続きましたが、呉市や尾道市へ足を運び、史跡や資料館・美術館も訪れることができ、有意義な日々を送ることができました。

  
 

花丸 栃高文祭写真展審査結果 写真班

 12月4日~12月8日、第37回栃木県高等学校総合文化祭(栃高文祭)写真展が、栃木県総合文化センターで開催されました。造形部(写真班)が出品しました入賞作品を紹介します。

 なお、特選・準特選の2作品は、第22回関東地区高校写真展(栃木大会)に出品決定です。
また、特選「あいつ」の作品は、第40回全国高等学校総合文化祭(広島大会)写真部門推薦作品に選ばれ、関東大会・全国大会への出場が決定しました。

◆A部門 【課題】 テーマ『「青春」この1枚』 
               

  特選        入選
      特選「あいつ」 齋野 陽貴さん                入選「鏡の中」 松﨑 優歌さん
  【全国・関東大会出品】  (産業デザイン科2年)                     (産業デザイン科2年)

             
        佳作
 

      佳作「大吉でちゃった」 小野 一沙さん
                    (産業デザイン科2年)
 
 

A部門 【自由】
   準特選         佳作
    準特選「あのひとは・・・」 須長 香菜さん           佳作「栄枯盛衰」 佐藤 広菜さん
    関東大会出品】    (産業デザイン科2年)                  
(産業デザイン科2年)

B部門 
                        
 

            奨励賞

              奨励賞「古都足利」 福地 晴香さん
                          (産業デザイン科3年)

足工祭にむけて準備中

 造形部では10月31日に一般公開される足工祭で、作品展示や雑貨販売、クイズの他、今回初めてプラ板体験を行います。部員がサポートしますので、初心者の方でも安心してご参加下さい。皆様のご来場をお待ちしております!
 

場所
東2号館2階造形部展示場所(産業デザイン科2年教室)

内容
・作品展示(写真、イラスト等)
・写真クイズ 私は誰でしょう?
・手作り雑貨販売(レジン・プラ板ストラップ、羊毛フェルト等マスコット、組紐等)

・プラ板体験
受付             体験
 
①10:00~10:30   10:30~11:30
②11:30~12:00   12:00~13:00
③13:00~13:30   13:30~14:00
※人数に制限がありますので、上記の時間に受付をして下さい。


第100回記念APC(足利市内高校写真展)開催。7作品(7名)が入賞!

 第100回記念足利市内高校写真展(APC)が、コムファーストSCで開催されました。本校では、造形部写真班の15名(36作品)が出展しました。
 今回はレベルの高い写真が揃い、7作品(7名)が入賞しました。また、講評会では審査に当られた先生方からも高い評価を頂きありがとうございました。運営にあたられたAPC事務局の足利女子高校の先生方、大変お世話になりました。





ショッピングセンターの会場は終日賑わっていました

■成績

・モノクロの部  特選  松崎(A1)

・カラーの部   特選  近藤(A3

         準特選 小野寺(A3)、佐藤(K1

         入選  石井(A3)、江本(A3)、山口(A1)

              

■受賞作品紹介

◎モノクロの部(特選の解説は顧問新井)

 モノクロの部のテーマである「私の街」を意識した作品。左右と上下(人物と影)の二重のシンメトリーで構成されています。人物の非日常的ポーズで通常の風景写真では得られない「見る人の視線」を強制的に街の光景に引きよせています。望遠レンズを使うと背景がボケて人物のポートレイトになってしまいますが、超広角レンズで撮影しているため、背景の渡良瀬川や街並みが鳥瞰図のように表現されています。見どころ満載の作品。


特選(松崎 A3


◎カラーの部

 梅雨明け間近の小雨降る中で撮影した季節感あふれる青春写真。ノウゼンカズラを前景にちょっと憂鬱そうにカメラを見つめる一人ひとりの表情が個性的で今を生きる実感を伝えています。背景の古民家、人物、前景のノウゼンカズラが立体写真を見るような臨場感を与えています。低い角度からうまく人物にピントを合わせて撮影したセンス溢れる作品。近藤さんは専門高校からは難しいと言われる一般入試で難関の多摩美術大学に合格した努力家です。今後の活躍に期待します。



特選(近藤 A3



準特選(小野寺 A3



準特選(佐藤 K1



入選(江本 A3



入選(石井 A3




入選(山口 A1


第21回関東地区高校写真展(山梨大会)で遠藤さん優秀賞を受賞!

 第21回関東高校写真展で、本校造形部の遠藤さん(産業デザイン科3年)が優秀賞を頂きました。
 今年度の関東大会は山梨県甲府市で開催され、関東地区の各都県の予選を通過したレベルの高い160点中の20点が受賞しています。栃木県では本校とさくら清修高校の2点が受賞しました。

 受賞した遠藤さんは、これまでも写真ばかりでなくイラスト画など各種コンクールで活躍しました。3年間積極的に部活動に取り組んだ成果ともいえます。おめでとうございます。

 
 受賞作品の「キリリ、Exotic Japan」は、「竹刀を持たない剣道写真をデザイン科ではこう撮る。」をコンセプトに撮影したものです。いま、東京オリンピックを控え世界中で日本ブームが起きているそうですが、そのCMに使えそうな出来栄えです。Exoticとはこの場合「魅力的な」という意味で、キリリとした女子生徒の制服の着こなしが写真に緊張感を与えています。



受賞した遠藤さんの作品(モノクロ)




受賞作品の前で記念撮影

2014日光フォトコンテストで2名が受賞(学生の部)!!

 日光市、日光市教育委員会、日光フォトコンテスト実行委員会主催の歴史ある、そして大変権威ある日光フォトコンテストで産業デザイン科の生徒2名が見事、奨励賞を頂きました。


 造形部では、このコンテストに向けて年に数回日光を訪れています。その成果を今年も上げることができました。
 3年生の近藤さんはもうすぐ卒業です。このような大きな賞を頂き、素晴らしい卒業記念となりました。ありがとうございます。

 

入賞した2人の作品の紹介を紹介します。

■ピースは世界の合言葉  近藤(3年)

 近藤さん(3年生)の作品は、日光東照宮の外国人観光客とともに撮影したものです。Cool japan (カワイイ文化)の代表的存在の女子高生は日光に限らずどこでも人気者で、今の日本を象徴する写真です。画面から観光客の皆さんが日本の旅を満喫している様子が伝わってきます。




■五重塔の下で      星野(1年生)

 星野さんの作品は、日光東照宮境内の五重塔を撮影したもの。五重塔は全部写っていませんが、鮮やかな色彩の塔を見上げる女子生徒の二の腕までかかる長い髪が五重塔の高さを象徴しているようです。構図的に撮影コンセプトが伝わる、素晴らしい一枚。


写真班、高文連県写真展団体の部で優勝!

造形部(写真班・今回出品は全員デザイン科の生徒)は129日~1213日まで宇都宮文化会館で開催された高文連県写真展で団体の部で優勝致しました。

さらに個人の部でも特選に1点、入選6点、佳作3点が入賞しました。特選の作品は今年1月末の関東大会(甲府市)に出品されます。

なお、最近5年間の成績(団体の部)は平成26年度優勝、25年度準優勝、24年度準優勝、23年度優勝、22年度準優勝となっています。

今年度出品したオリジナリティー溢れる作品15点について紹介します。

(文責 造形部顧問 産業デザイン科教諭 新井)


1.キリリ、Exotic Japan
(遠藤 3年生)

数年前に県写真展で優秀賞を受賞した他校の作品をもとに撮影したもの。コンセプトは「竹刀を持たない剣道写真をデザイン科ではこう撮る」。どこかのCMに使えそうな雰囲気に出来上がりました。キリリとした女子生徒の制服の着こなしが写真に緊張感を与えています。






2.凍える日、熱い想い(遠藤 3年生)

入賞はしていませんが私の好きな作品です。デザイン科の女子生徒や写真部卒業生の一押しの作品です。いかにもデザイン科の生徒の撮影らしいオシャレな写真になりました。写真の構図でよく使われる三分割法を意識した作品ですが、クラッシックな電話ボックスの朱色の枠を斜めに撮り、遠近法の効果で奥行感を持たせています。






3.青春はいつでも全力疾走!(遠藤 3年生)

校内の通路でスタートダッシュする一瞬を捉えています。今年度の大会のテーマ(青春写真始めました)に沿って自分たちで考えた構図です。自分の目標に向かって「全力疾走!」といったところです。運動会とは違う、撮れそうで撮れない青春を感じさせる写真です。






4.
Tokyo Romantic station(わたしたち・夢の途中)  (遠藤 3年生)

始発駅、終着駅、途中駅など駅は年齢に関係なく郷愁を感じさせる存在です。卒業を控えた18歳の生徒にとって現在は、出発駅でもあり夢を追いかける途中の駅でもあります。手すりをトリミングで外し凝視すると不安になりますが、視線を下げると影の手すりがシルエットで映り再び画面が安定します。






5.祭り一色、日本の夏(江本 3年生)

原色のコントラストが強く灼熱の夏の様子が伝わってきます。さらに黒い影が照り付ける太陽の強さを想像させます。そして祭りと書かれた何本もの巨大な団扇や祭りと書かれた法被姿の男性によって今まさに祭りの会場にいる臨場感が伝わる写真です。






6.思い出のBlue Hawaii(江本 3年生)

夏祭りのかき氷の定番「ブルーハワイ」。由来は亡きエルビス・プレスリー主演のハワイを舞台にした映画の題名とか。夏にブルーといえばブルーハワイが連想されるのですが、テーマの付け方がオシャレに決まりました。舌を出しての写真は普通、悪態ですが、私たちの記憶の中にある子供時代の無邪気な喜びが伝わって来ます。






7.夏色に染まるワタシ(江本 3年生)

外気温はおそらく40度を超えている炎天下の露天商を撮影したもの。ギラギラした真夏の太陽光線の長波長成分だけの透過光がオレンジ色の異種空間を作り出していました。すべてがオレンジ色に発色する空間は露店の意味性が昇華され、不思議な雰囲気を作り出しています。同じ構図でコマ違いの写真がある有名な全国コンテストで入賞しています。






8.
揺れる心(初夏の風が私の中を過ぎていく)(江本 3年生)

ただの女子高生のポートレイトではありません。巨大な無機質な機関車と人間を対比させることによって、人の情感を際立たせた作品。うつむきがちな視線が揺れる心を表現しています。使われている色は黒、白、肌色の3色、シンプルな色構成が画面に独特の雰囲気を与えています。高校生のポートレイトとしては素晴らしい出来栄えの作品。






9.
傷心少女、戦闘開始(石井 3年生)

2月の大雪の1週間後に横浜で撮影したもの。最初の題名は「赤と黒のコントラスト」。スタンダールの小説「赤と黒」をイメージしたような作品。「赤い鎧」と不安そうな表情の少女を対比的(色相の対比、大きさの対比)に捉えた印象的な画面構成になっています。モデルの3年生の表情も秀逸で画面に独特の雰囲気を与えています。3年生になるとこんな作品も作れるのですね。入賞していませんが私の一番評価の高い作品です。






10.爽やかな朝、口元からハミング(石井 3年生)

さわやかな高原の駅、柔らかい朝の光の中、清々しさが伝わってきます。瑠璃色の客車に反射する人物やホームがさらに清涼感を高め、列車が作り出す遠近法により心地よい解放感が生まれます。二人の高校生が手をつなぎ、自然に笑顔がこぼれます。まさに青春賛歌、若いことは素晴らしいことです。簡単に撮れそうで難しい一枚。






11.三者三様、桜の楽しみ方教えます (植原 3年生)

春雨の中、見事な満開の桜の前で、三つのグループの花見を捉えたスナップ写真。「桜を眺める人」、「写真を撮る人」、「撮った写真を見る人」がバランスよく並び、デジタル時代の日本の花見の情景を見事に表現しています。有名な漢詩の「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」を映像化したような雰囲気が漂います。






12.雨の日の午後、立ち尽くす私たち (近藤 3年生)

梅雨明け間近の小雨降る中で撮影した季節感あふれる爽やかな青春写真。ノウゼンカズラを前景にちょっと憂鬱そうにカメラを見つめる一人ひとりの表情が個性的で今を生きる実感を伝えています。背景の古民家、人物、前景と立体的写真を見るような臨場感があります。うまく人物にピントを合わせて撮影した力作。この作品は入賞していませんがデザイン科の生徒らしいセンスある秀作です。






13.The last shot(3年間楽しかったよ!) (小野寺 3年生)

入賞していませんが私のお気に入りの一枚。日没直後、夕暮れ迫る街の光が浮かび上がり、気分はちょっとセンチメンタル。望遠レンズを使った背景の街並みの圧縮効果が印象を深めます。空に向かって突き上げあげたカメラが充実した三年間と将来への意気込みを象徴しているようです。三年間の部活動最後の撮影の一コマ。まさにLast Shot






14. Labyrinth of the youth (小野寺 3年生)

旧信越線の廃軌道(トンネル)で撮影した一枚。足元の細かな白い砂利(石灰岩)がレフ板の役割をして、わずかな通風口の明かりだけできれいな肌色を再現しています。暗い迷宮の入り口にいるような雰囲気ですがリアルな人物表現で緊迫感のある画面になっています。






15.遠くまで行くんだ(近藤 3年生)

この作品も入賞していませんが今回出品した中で最も、人物の存在感のある作品です。広大な空の広がりの中、クッキリと浮かび上がる人物、まさに春の若葉のような「生命力」を感じさせる写真です。彼方の水平線に向かって思わず敬礼する姿も生き生きし、背景の雲の立体感のある表情と相まってダイナミックな作品になっています。

 



 


 

造形部写真展をコムファーストショッピングセンターで開催しました

本校造形部にとりまして3回目の写真展を、市内のアピタ・コムファーストSCで開催いたしました。
 
今回の作品展は例年のような各種コンテストの入賞作品の展示ではなく、この1年間の部活動による写真表現のほぼ総覧ともいえる224枚の作品を展示し、今まで人目に触れずにいる作品にスポットライトを当てています。5日間の期間中、多くの市民、保護者の方々にご覧いただき、ありがとうございました。また会場を提供していただきました(株)足利モールの皆様にはあらためまして御礼申し上げます。





生花も頂き華やかな作品展になりました




連日多くの市民の方々にご覧いただきました

造形部研修旅行で国立新美術館の二科展を見学!

 恒例の造形部の研修旅行で、国立新美術館にて開催中の二科展を見学しました。二科展の展示は、絵画、彫刻、写真、デザインの四部門があります。デザインを学ぶ生徒にとって、とても参考になる展覧会です。


 彫刻部門では、以前本校で教鞭をとられていた長谷川先生の大作(彫刻)も展示されていました。長谷川先生にはお会いできませんでしたが今後のご活躍を期待します。
 

  続きにて、生徒の見学感想文を紹介します。



新美術館前で記念写真



■二科展を見学して

産業デザイン科2年 福地


もう少し時間があればもっとゆっくり見ていたいと何度も思いました。二階と三階のデザイン展や写真展が見ることができなかったことが心残りでした。

様々な作風の作品の中から自分の好きな作品を探すことはとても楽しく、また一般の方々からの出品も多いと聞いていましたが一般の人とは思えないレベルの高さに驚きました。
いつか私もこのような作品を描けるようなになりたいと思いました。

 

今回の見学では一階の絵画部と彫刻部しか見ることができませんでしたがその中で最初に感心したことは作品の間口の広さと自由さでした。

足利市内高校合同美術展に於いて優秀な成績をおさめました!

 620(金)~23日(月)に、足利市内高校合同美術展がアピタ・コムファースト1Fのコム広場で開催されました。合同美術展は、市内各学校の美術部が参加しています。

 最終日には優秀作品の表彰式が行われ、産業デザイン科3年生の近藤さんが優秀賞を受賞しました。また参加した市内高校の美術部生徒間投票でも大変に高い得点を頂きました。
 
 参加した部員のみなさん、作品制作や準備、搬入搬出作業お疲れ様でした。ご来場頂いた方々や造形部OBOGのみなさんから、作品に関するコメントを沢山頂きありがとうございました。

 次回の合同美術展は、12月に足利市民会館で開催される予定です。今回運営にあたられた足利工業大学附属高校の先生方、大変お世話になりました。



近藤さんの作品(優秀賞)

APC(足利市内高校写真展)開催。10作品(7名)が入賞!

 530,31日に99回足利市内高校写真展(APC)が足利市民会館別館で開催されました。本校の造形部写真班の3年生を中心に29作品、8名の生徒が出品しました。
 
 今回はレベルの高い写真が揃い、10作品(7名)が入賞しました。さらに3年生部員全員が入賞することができました!!また講評会では審査に当られた先生方からも高い評価を頂きありがとうございました。運営にあたられたAPC事務局の足利女子高校の先生方、大変お世話になりました。




表彰式後の3年生部員の記念撮影


■成績

・モノクロの部  特選  近藤(A3

   入選  安田(A2

・カラーの部   特選  植原(A3)、小野寺(A3

         準特選 石井(A3)、遠藤(A3

         入選  石井(A3)、遠藤(A3、2作品)、江本(A3

              


受賞作品紹介(特選、準特選作品5点を紹介します)

◎モノクロの部 


特選(近藤 A3) 



◎カラーの部

     
特選(小野寺 A3)                  特選(植原 A3


      
準特選(石井 A3)                   準特選(遠藤 A3


陽春の日光に撮影旅行!ハービー・山口さんとお会いしました!

 恒例の陽春の日光を撮影に訪れました。午前中は東照宮や二荒山神社、午後、奥日光・中禅寺湖を訪れました。中禅寺湖では湖畔の撮影のほかに中禅寺金谷ホテルで開催中のフォトギャラリーを見学。フォトギャラリーでは現在、テレビのCM(富士フィルム)などで人気の著名な写真家ハービー・山口さんの個展を見学させていただきました。


 ギャラリーに入った瞬間、ハービーさん本人がいらしたのでビックリ!!展示写真の入替に東京から来られたそうです。うわさ通りのフレンドリーで気さくな方で生徒ともしばらくの間、写真談義に花が咲きました。ハービーさんにはお忙しい中、丁寧にお付き合いいただきありがとうございました。また中禅寺金谷ホテルのスタッフの皆様には毎年撮影に協力して頂き、心より御礼申し上げます。



         

丁寧に作品の説明をして頂きました    フォトギャラリーにて記念撮影

第20回関東地区高校写真展(神奈川大会)で江本さん優秀賞を受賞!

 第20回関東高校写真展で本校造形部の江本さん(3年)が優秀賞を受賞しました。

今年度の関東大会は神奈川県横浜市で開催され、関東地区の各都県の予選を通過したレベルの高い160点の作品の中からの受賞になりました。なお、優秀賞は160点中の20点が受賞しています。


 江本さんは先月まで本校造形部写真班の班長として各種大会で活躍し、3年間熱心に部活動に取り組んだ成果ともいえます。おめでとうございます。

 受賞作品の「私たちは何処に行くのだろうか」は本校写真班で毎年取り上げるテーマで生徒たちの希望や不安、夢などの心情をビジュアルに表現することを目的にしています。




受賞した江本さんの作品(モノクロ)

足利市内高校写真展(APC)で7作品が受賞!!

 21日(土)~2日(日)

 第98回足利市内高校写真展(APC)が市内ショッピングセンター(アピタコムファースト・コムコム広場)で開催されました。本校の造形部写真班(全員がデザイン科の生徒)の21作品、9名の生徒が出品しました。今回もレベルの高い写真が揃い、7作品が入賞しました。また、審査に当られた先生方からも高い評価を頂きました。運営にあたられたAPC事務局の足利工業大学附属高校の先生方、大変お世話になりました。


○特選写真の紹介

・モノクロの部の特選の遠藤さんの作品は本校の剣道場をお借りして撮影したものです。コンセプトは和の様式美の表現で剣道の防具を中心にシンメトリーにレイアウトしたもので、女生徒のきりりとした完璧な制服の着こなしが作品に緊張感を与えています。

・カラーの部の特選の江本さんの作品は夕やみ迫る海と人物を撮影した見事な色彩表現が評価されました。水平線を高くとり、深い藍色の海と夕日の当たる女生徒の素肌、ブラウスが茜色に染まる配色が際立ち、立体写真のように人物が浮かび上がります。情感あふれる晩夏のサンセットビーチのポートレイト写真になっています。                                          

(文責 造形部顧問 新井)



■成績

 モノクロの部  特選  遠藤(A2) 

 カラーの部   特選  江本(A3

         準特選 江本(A2) 植原(A2

         入選  石井(2作品が入賞 A2) 近藤(A2

以下受賞作品を紹介します(特選、準特選作品4点を紹介します)。


特選(モノクロの部)        特選(カラーの部)
     
遠藤(A2)              江本(A3



準特選(カラーの部)         準特選(カラーの部)
          
江本(A2)             植原(A2



2013日光フォトコンテストで3名が受賞(学生の部)!!

 日光市、日光市教育委員会、日光フォトコンテスト実行委員会主催の大変権威ある写真コンテストで産業デザイン科の3年生3名が見事、奨励賞を頂きました。


 3人とも写真部員でこのコンテストに向けて何回か日光を訪れています。もうすぐ卒業ですがこのような大きな賞を頂きありがとうございました。


 3人の作品の紹介を紹介いたします。

江本さんの作品は日光市内の「明治の館」という古い洋館のレストランで撮影したもので、込み合う前の午前中、二階を開けていただき撮影したものです。明治の館のスタッフの皆様には大変お世話になりました。

遠藤さんの作品は中禅寺湖畔にある中禅寺金谷ホテルのロビーで撮影したもので、朝から始めた撮影も終盤、まさに「長い一日の終わり」の雰囲気がよく表現されています。また金谷ホテルの皆様には快く撮影を許可して頂きありがとうございました。

大木さんの作品は中禅寺湖畔の旧イタリア大使館の桟橋で撮影したもので梅雨入り前の静寂とした湖畔の佇まいがよく表現されています。



「午後のひととき」江本晶




「長い一日の終わり」遠藤香織



「深呼吸」大木美緒

造形部写真展をコムファーストショッピングセンターで開催しました

12月17日(土)~23日(月)

 造形部写真班は昨年度の栃木県高文連写真展の準優勝に続き、今年度も準優勝をいたしました。また市内高校写真展(APC)でも多くの作品が優秀な成績を収めることができました。
 
 この1年間の本校造形部の活動の成果を一般市民の方々にご覧いただくために市内のショッピングセンターで写真展を開催いたしました。高校写真部単独の写真展はあまり例がなく、下野新聞にも昨年同様に
記事として取り上げていただきました。7日間の期間中、多くの市民、保護者の方々にご覧いただき、ありがとうございました。

 会場を提供していただきました(株)足利モールの皆様にはあらためまして御礼申し上げます。




連日多くの市民の方にご覧いただきました


芸術の秋本番!市民会館大ホールで古典芸能「能」を見学しました

 ようやく涼しくなり、芸術の秋本番の時期になりました。古典芸能に関心のある造形部員38名が市民会館で開催された「能」を鑑賞させて頂きました。多くの生徒が初めての本格的な古典芸能の雰囲気を楽しむことができました。

 2時間半に渡る上演で、後半は多くの生徒が睡魔との戦いになったようでしたが貴重な体験をさせて頂きました。

 
なかなか個人では参加できない様なこのような席に招待して頂きましてありがとうございました。
 学校医の三瓶先生はじめ実行委員会の方々には大変にお世話になりました。御礼申し上げます。



 

造形部研修旅行で国立新美術館の二科展を見学!

 恒例の造形部の研修旅行で、国立新美術館にて開催中の二科展を見学しました。二科展の展示は、絵画、彫刻、写真、デザインの四部門があります。デザインを学ぶ生徒にとって、とても参考になる展覧会です。


 彫刻部門では、以前本校で教鞭をとられていた長谷川先生の大作(彫刻)も展示されていました。長谷川先生にはお会いできませんでしたが今後のご活躍を期待します。





新美術館前で記念写真


造形部(写真班)高文連県写真展団体の部で準優勝!

 造形部写真班(全員産業デザイン科の生徒)は126日~129日まで宇都宮文化会館で開催された高文連県写真展で団体の部で準優勝致しました。

 さらに個人の部でも準特選に2点、入選5点、佳作2点が入賞しました。準特選の2点は来年2月の関東大会(横浜市)に出品されます。


■成績

課題の部   準特選  江本(A3)  

          入選  上岡(A3)江本(A2)遠藤(A3) 

        佳作  江本(A3)遠藤(A2) 
自由の部   準特選  上岡(A3) 

              入選  遠藤(A2) 石井(A3

  
                 
準特選(江本さん)                          準特選(上岡さん)