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キャリア形成支援事業を行いました
細やかなご指導をいただきありがとうございました。
足利工業大學との高大連携(機械科)
職場実習(アキレス、小林電設)
本校では、課題研究を3学年の1学期にまとめて履修しています。電気科ではアキレス(株)と小林電設(株)にそれぞれ2名の生徒が産業現場で実習を行っています。アキレスでの実習では制御盤の製作を通してシーケンス制御のついて学習しています。また小林電設の実習では、一般の家庭や工場などの電気配線の補助を体験しています。現場の生きた知識や技能を体験できることは大変ありがたく、生徒の進路の一助にもなっています。
写真はシーケンス制御の制御盤の作成しているところとニューミヤコの屋上に提灯を配線した写真です。
産業デザイン科3年生が市立美術館の企画展を見学!
足利市立美術館で開催されている「日本のこころー相田みつを・入江泰吉、書と写真の世界」展を見学しました。染織デザインの授業の一環として午前11時から約2時間にわたり見学させていただきました。
今回の企画展は東京フォーラムにある「相田みつを美術館」とほぼ同じ規模であり、写真と書を各々一対にコラボレーションしたものでビジュアル性が高く、印象に残る展覧会になりました。
相田さんの書画は創作レタリングとも言えるもので「意味を体現する書体」として、生徒も独特の書体で描かれた象形文字である漢字やひらがななど日本語の豊かさを知ることができたと思います。
生徒たちにとっても就職や進学など自分の将来や人生を考え始め、また揺れ動くこころのよりどころを求めるこの時期に鑑賞できたことは意義のあることだと思います。このような機会を設けていただいた、大森美術館館長様はじめ多くの方々に大変にお世話になりました。ありがとうございました。
続きにて、生徒の見学感想文を紹介します。
作品の前で学芸員の方から説明を頂きました
「日本のこころー相田みつを・入江泰吉、書と写真の世界」展を見学して
A3 野城
今までも相田みつを氏のことは知っていたけど、今回ほど深く長く相田氏のことを考えることはなかったと思う。相田氏が描く詩のその言葉をさらに強く訴えかけるような力強い筆使いがとても魅力に感じた。もちろん言葉も胸に突き刺さるような作品がたくさんあった。
いろいろな作品を見て気が付いたことはマイナスな言葉が見当たらなかったことだ。困難な状況や人生につまずいたときでも悲観せずに強く歩いて行こうという意志を感じるような作品がほとんどであった。これはきっと相田氏の人柄や人格を表しているのだと思う。
私が感じるに相田氏は他人に厳しくそしてそれ以上に自分にも厳しいような性格であったのではないかと思う。そうでなければ作品のような言葉は出てこないし、見る人の心にも響かない。相田氏の作品は今もなお多くのひとに愛されその心を掴んでいる。それは相田氏の人格による説得力からくるものではないだろうか。ただ同じような詩を描いているのならばたくさんの本に有り余るほど書いてあります。
また、それを筆で表現することに相田氏の独創性が秘められているのだと感じた。
命 出会い 人生・・・様々なテーマで詩を描いている相田氏だがやはり一番心に響く言葉は「つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの」この作品がなぜひらがななのか。調べてみたらわかりやすく誰でも自由に受け止められるからだそうだ。ひらがでもバランスが悪く見えず気にならないというのは相田氏の作品がしっかりと人々の心に受け止められているからではないだろうか。
高大連携プログラムと職場実習
写真の上段は足利工業大学との高大連携教育プログラムです。今回は模型をつくり、室内の風のながれを確かめるシミュレーションを行いました。これからの季節、蒸し暑い日が増えますが、室内にわずかでも風があると体感温度が下がり快適になるそうです。
写真の下段は株式会社足利モールの制作室にて看板を制作している様子です。パソコンのディスプレイに表示されているイラストは「産業デザイン科作品展(10月11日~13日)」の大型看板に使用するものです。手書きのイラストレーションをスキャナで取り込み、画像処理ソフトで着色するなどし作業を進めました。