日誌

淡水二枚貝ヨコハマシジラガイの研究で全国水産海洋高等学校生徒研究発表会に出場しました

令和7(2025)年12月12日(金)

愛媛県立宇和島水産高校において開催された全国水産海洋高等学校生徒研究発表会に出場しました。

11月栃木県で開催された関東東海地区予選を勝ち上がった市村、岡本、橋本の3名で臨みました(共同研究者は他に平野・平山の2名)。

この大会は全国7地区計11校の水産海洋系高校が日頃の学習・研究活動の成果を発表し、主体的に学習する態度や創造性を高め、問題解決能力の育成及び高揚等を図るとともに水産業及び海洋関連産業に関する一層の認識と振興及び充実に努めることを目的として毎年開催されています。

大会では全国から多種多様な研究発表がありました。傾向として、海洋生物の利用、水産食品や養殖などのまさに水産業の王道テーマを扱ったものが多かったです。その中で、圧倒的に異彩を放ったのが本校の研究でした。

本校5名の研究タイトルは前回の予選と同じ「淡水二枚貝ヨコハマシジラガイ貝殻表面の成長線による年齢査定」です。同じく水産分野ではありますが、内水面であることと、いわゆる学術的な研究の王道に向かっているという点で、他の発表とは大きく違いました。3名は関東地区予選の時よりも丁寧にわかりやすく発表しました。結果、残念なことに、9秒だけ、既定の発表時間を超過してしまいました。審査員1人あたり1点、合計9点の減点となり、総合得点としては絶望的でした。

すべての研究発表が終わり、表彰式となりました。結果はなんと、「東京海洋大学学長賞」でした。詳細は公表されませんが、表彰対象は3団体なので最優秀賞と優秀賞に続き、3位に相当するのだと思います。その後、文科省の担当官の公表の中で、「史上稀にみる大接戦だった」との言葉がありましたので、もし時間超過がなければ…との思いも抱きました。でも、3名は本当に見事な発表でしたし、表彰式後様々な方々からお褒めの言葉をいただいたので、自分たちの研究が認められた気がして大満足の大会となりました。

一方で別の見方をすると、今回は、全国水産高校の中での馬頭高校のアイデンティティを際立たせるものであったともいえるかもしれません。

本校水産科のテーマは「水に親しみ、水から学ぶ」です。つまり、内水面をフィールドにあらゆることが学びのテーマとなります。中には水産業とはちょっと離れた内容もあります。でも、そこにはもしかしたら水産業を躍進させ、救うかもしれないヒントが隠されているかもしれません。本校の水産科生徒はそこに研究のスポットライトを当てます。その原動力は生徒の知的好奇心、探究心、好きという感情。

もしここまで読んでくださった全国の中学生の皆さんがいらっしゃいましたら、ぜひ馬頭高校で学んでみませんか?馬頭高校水産科は全国募集をしています。