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  • 内地留学生研究集録(抄録)
  • 平成30年度 内地留学生研究集録(抄録)
  • 6 児童指導における協働の在り方
  • 鹿沼市立みなみ小学校 大塚 篤
  • 内地留学生研究集録(48集)P25~P28
  •  複雑化・多様化する児童生徒の問題等に教職員がチームとなって組織的に対応するためには、指導の在り方について共通理解を図るとともに、協働して解決に取り組むことが必要である。本研究では「協働」に焦点を当て、文献研究から得られた協働化の三つのキーワード(「課題の共有」「目標の共有」「役割分担の共有」)を軸に、A小学校において既存の会議であった「学年会」を活用して短時間で効率的にミニミニケース会議を実施し、教職員の意識や行動の変容を考察した。実践を通して教職員の児童にかかわろうとする意識が高まり、そのことによって、複数の教職員が同じ視点で指導・支援を行うことができるなどの行動連携にもつながることが見えてきた。「課題」「目標」「役割分担」を共有することが、児童指導における協働のために大切な要素であることが分かった。




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