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  • 各種展覧会・発表会・コンクール等

  • 第70回栃木県児童生徒発明工夫展覧会 金賞受賞作品(令和2年度) (更新)

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  • 審査会:令和2(2020)年10月7日(水)
    応募点数:130 点

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  • 窓閉めマシーン
    小山市少年少女発明クラブ 第3学年 大手 直太朗さん

     暑い日に寝るとき、部屋が暑くて窓を開けたまま寝ると、夜中や明け方になって寒くなります。こんな時は起き上がって窓を閉めなければなりません。
     この装置を窓に取り付けると、タイマーでセットした時間に自動で窓を閉めることができます。持ち運べるので、どの窓にも使うことができます。大きな窓を閉めることもできます。また、カーテンにセットすると、カーテンを開けることもできるので、朝、太陽の光ですっきり起きることができます。
    作品1

    Go to キャンプ蚊取り
    小山市少年少女発明クラブ 第3学年 尾島 伊織さん

     わたしの家族はキャンプが大好きでよく出かけますが、急な雨や風で蚊取り線香の火が消えてしまい困っていました。そこで、雨の日でも使える蚊取り線香ができないかと考えました。
     ふたを付けることで、テントの外に置いても急な雨風に対応できます。缶の上部に横穴を開けることで、缶周辺が水たまりになっても使えるようにしました。煙は横穴から出ますが、さらに強力にするため内ぶたに電動ファンを付けました。ふたが付いているので、テントやタープの中でも安全に使うことができます。
    作品2

    イヤな虫ポイッ
    小山市少年少女発明クラブ 第4学年 佐藤 瑳夏さん

     虫が大の苦手である母が、あわてず確実に害虫処理ができるものを作ろうと考えました。
     害虫が現れたら、この装置を害虫の上からかぶせ、ペットボトルの飲み口部分から殺虫剤を噴射します。内側で害虫が暴れても、底のスポンジで床との隙間は埋まり、ペットボトルの内側に排水溝用ネットを付けたので、虫は上にのぼってこられません。殺虫剤が飛び散る心配もないため、安全に使用できます。害虫が動かなくなった後、本体に取り付けたクリアファイルがちりとりの役目を果たし、害虫に触ることなく処理できるように工夫しています。
    作品3

    トランスフォーマーティーバッグ
    宇都宮市立今泉小学校 第4学年 渡邉 耀大さん

     紅茶を入れる時に、ティーバッグのタグが、注いだお湯に引っ張られて、ポットやティーカップの中に落ちてしまいます。そこで、絶対に落ちないティーバッグのタグを作ろうと思いました。
     道具を使わず紅茶のタグだけで解決したいと思い、様々な形の切り込みを200枚以上試した結果、キノコ形が生まれました。お湯を注いでタグが引っ張られても、キノコ形の丸いところで引っかかり、最後はタグが起き上がってちょうちょのような形に変形し、絶対に落ちません。
    作品4

    数和(かずかず)カルタ
    小山市少年少女発明クラブ 第5学年 大出 和都さん

     ステイホーム中に、家族で一緒に何回でも楽しめるカルタを考えました。カードはそろえやすく角が折れないよう、円形にしました。カードには色別に、分数、百分率、歩合、小数、時間、角度が書かれています。一色を読み札にし、残りは数を上にして広げ、読まれた数と同じ割合を表すカードを取ります。すべてのカードが読み札にも取り札にもなります。友達や家族と相談しながら遊び方のルールを工夫できる楽しいカルタです。
    作品5

    安心安全などこでも皮膚治療器
    宇都宮市立泉が丘中学校 第1学年 渡邉 颯太さん

     わたしは皮膚科で、液体窒素を使って凍らせた綿棒の先で患部を治療してもらっています。しかし、部屋が窒素で充満すると危険であることを知り、どこでも安心安全な皮膚治療器を作りたいと思いました。気化熱と冷凍凝固法(液体窒素により、凍傷を起こして悪い細菌を死滅させること)の原理を使って発明しました。
     まず放出バルブを押して、CO2ガスカードリッジの気体を放出します。一気に気化熱が奪われ、先端はマイナス17℃に冷却されます。次に、冷却された先端を皮膚の患部に当てれば治療することができます。
    作品6

    NOストレス下駄箱
    栃木県立宇都宮工業高等学校 第1学年 山口 憲伸さん
      第1学年 斉藤 貴斗さん
    第1学年 粒良 海斗さん

     下駄箱を利用する時や利用している人の姿から、下の段の靴を出し入れする際の姿勢がきついように感じました。また、下駄箱の清掃では、奥の角に溜まる砂などを掃き出す作業が、大変です。
     そこで、段の高さによって底板の角度を変えることで、容易に靴を確認したり、出し入れしたりできる下駄箱を製作しました。奥に隙間を設け、棚板にたまった砂を奥に掃くと、隙間から落ちた砂が一番下の引き出しに溜まるという工夫もしています。
    作品7

    みてわかる計量皿
    宇都宮海星女子学院高等学校 第1学年 津田 夏緒さん

     製作のきっかけは、高血圧である母の塩分対策でした。計量スプーン等を用いて調味料を量ると、別の調味料を量るためにはスプーンを洗って拭くなど数々の手間がかかります。そこで、手軽で、毎日継続して使用できる計量皿を考えました。
     秤や計量スプーンで一定量を計測し、水平に置いた皿に自然に広がった形を縁取りしました。枠の大きさに合わせて醤油などを垂らすと、ひと目で量を確認できます。一つの皿で数種類の液体を混ぜて、一定の味のドレッシングを作ることもできます。
    作品8

    どこでも中央世界地図
    宇都宮海星女子学院高等学校 第1学年 福島 ひよりさん

     平面の世界地図は自国が中心であることが多く、日本の世界地図では日本は中央に位置していますが、別の地域から見ると極東地域になります。各国の視点で日本や世界を簡単に見渡せる地図を作りたいと考えました。
     本体上部の筒を回すことで、世界地図の中央位置を自由に変えることができます。上部の筒に刻まれた目盛が、一目盛約1時間を示しており、筒を回転させることで各国のおおよその時差も分かります。また、付属の棒を使い、二国間の時差を知ることもできます。
    作品9

    ペットボトルまもる君
    栃木県立鹿沼高等学校 第2学年 浦田 鴻さん

     ペットボトルに口を付けて飲むと、口の雑菌が飲み口についてしまい、衛生上良くありません。そこで、殺菌作用のある紫外線を利用して、ペットボトルの飲み口を除菌する装置を作りました。
     医療機器の殺菌などに使われているUV-Cの紫外線LEDを照射します。ボタン電池を長持ちさせるために、点灯時間を制御するマイコンをペットボトルキャップに内蔵しています。5分間の点灯後、30分間点滅するサイクルを約6時間繰り返した後、自動で消灯するように設計しました。
    作品10




  • 第70回栃木県児童生徒発明工夫展覧会 募集要項(令和2年度)

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