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  • 各種展覧会・発表会・コンクール等

  • 第73回栃木県児童生徒発明工夫展覧会 金賞受賞作品(令和5年度) ( 更新)

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  • 審査会:令和5(2023)年10月11日(水)
    応募点数:82 点

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  • ペット1(ワン)
    宇都宮市立今泉小学校 第5学年 斎藤 千鶴 さん

     ペットボトルのラベルを剥がす時に、ラベルが硬くて指が痛くなります。点線があってもきれいに剥がせないので、簡単に剥がせるようにしたいと思いました。
     作品の内側の安全板を取り出してカッターの刃を出します。次にペットボトルの上から作品をかぶせて下まで下ろし、ペットボトルを引き抜くとラベルが切れています。これで簡単にラベルを剥がすことできます。また、安全板をカッターの刃の反対側に付けることで、小さいペットボトルでもラベルを切ることができます。
    作品1

    最強ちりとり
    小山市立羽川西小学校 第4学年 大垣ひなた さん
      第4学年 野口 陽咲 さん

     掃除をする先生が、『落ち葉と砂や小石を分けることができる「ちりとり」があるといいなぁ、誰か作ってくれないかな』と困っていたのをきっかけに作りました。
     この作品は、ちりとりの上に網が張られていて、落ち葉等を集めた時に、砂や小石が網の下に落ちるので落ち葉を分けることができます。分けられた砂や小石は、ちりとりの後部に取り付けたペットボトルに、貯められるようにしました。また、ちりとりが重いと使いにくいので、できるだけ軽量な素材を使い、重くならないように工夫をしました。
    作品2

    一目瞭然、くすり箱 Second
    佐野市立西中学校 第3学年 田中  凛 さん

     僕はよく薬を飲み忘れるので、薬の飲み忘れを防ぐことができる方法を考えて作った作品です。
     この作品は、動きを作るためにサーボモータとその動きを制御するためにマイクロビットを使っています。薬箱の引き出しの開閉と表示の変更をサーボモータにより行っています。スライダ・クランク機構により、回転運動を往復直線運動に変換しているので、薬箱の引き出しが前後に動きます。開閉には、少し離れた2枚のアルミホイルを同時に押す必要があります。それは、小さな子どもが引き出しを開けてしまい、間違って薬を飲まないようにする工夫です。
    作品3

    マイクロビットで火の用心
    佐野市立西中学校 第3学年 田中  凛 さん

     祖母が来客の対応をしているときに、鍋に火をかけていたことを忘れてしまい、煮物を焦がしてしまいました。今後同じことが起きないように、何か知らせてくれるものができないか考えました。
     この作品では、マイクロビットの通信機能と明るさ検知機能を使っています。2つのマイクロビットを通信状態に設定し、火をつけた際に、キッチンにあるマイクロビットAを反転させ受光しない状況にします。すると受光が基準以下になり、もう一方のマイクロビットBに信号が届き、火がついていることを知らせる表示(火、fire)が出て、音が鳴ります。火を消した際に、キッチンのAを元に戻すことで受光が基準値以上になるため、Bの表示等が変わり、火がついていないことを示します。
    作品4

    消火栓 on the snow
    栃木県立宇都宮工業高等学校 第1学年 板橋  凛 さん

     積もった雪で見えなくなった消火栓を、消防士さんや住民が雪かきをして探している映像を見て、消火活動に遅れがでないようにする仕組みを考えました。
     当初は、マンホールの内側に設置して、凍結しないようにしようと考えていましたが蓋を開けて設置することが難しいので、雪が降る予報の日に、マンホールの上に設置することを想定した形状にしました。電源はソーラーパネルを利用して動作するようにしました。温度センサーにより、気温が3℃になるとヒーターが入り、5℃になるとヒーターが切れる仕組みなので、電源のON/OFFを自動で制御する機能がついています。
    作品5

    DX時代における学習机拡張機~机の中落下防止機能付き~
    栃木県立宇都宮中央高等学校 第1学年 糀谷 美希 さん

     タブレットを学校で使うようになり、机の上に置くものに対して面積が小さいと思いました。そこで既存の机に付けられる折りたたみ式の拡張テーブルを考えました。
     取り外しが可能な器具を使い、折りたたみ式の拡張テーブルを机に取り付けます。テーブルには筆記用具を置くための溝があり、教科書等でうっかり落としてしまうことも少なくなります。また、モバイルファンを設置できる穴もあり、使用者が快適に学習できるように工夫しました。
     たたんでいる時には、引き出しの蓋のようになるため、机の中身が落下するのを防止する機能を備えています。
    作品6

    ペットボトル洗浄装置
    栃木県立真岡工業高等学校 第3学年 阿久津 匠 さん
      第3学年 飯塚 友広 さん
      第3学年 篠﨑 悠人 さん

     ペットボトルを捨てるには、中を洗浄する必要があります。しかし、洗浄する際に手が濡れたり汚れたり、何度も洗浄する手間がかかったりするので、キレイにされずに捨てられていることが多いと思われます。そこで、誰でも手軽に洗浄ができる工夫を考えました。
     私たちは「様々な形状のシンクに合わせて設置できるようにする」、「ペットボトルの口を押し当てやすくする」などの工夫を形にするためには市販の部品での実現が難しいと考え、自由な設計製作が可能な3Dプリンタを用い部品を製作しました。ペットボトルの口をノズルに押し当てることで、一瞬でキレイに洗浄できます。
    作品7

    高齢者入浴見守りアナウンス装置
    栃木県立真岡工業高等学校 第3学年 黒古ひかり さん
      第3学年 赤澤 羅衣 さん
      第3学年 井澤 昂己 さん

     高齢者が浴槽の中で溺れる事故は、交通死亡事故より多いというニュースを聞きました。原因の一つに、急な温度差による血圧の急激な変化があり、「浴槽の湯温41度以下、お湯につかる時間は10分までを目安にすること」がその防止策になると知りました。これを基に、私たちは事故防止となるものを考えました。
     人が浴槽に入ったことをセンサーで検知し、10分経過すると浴槽から上がるようアナウンスが流れます。それと同時に、リビング等にもアナウンスが流れ、10分以上浴槽に入っていることを家族に知らせ、入浴時の事故を防止します。
    作品8

    ソーラーブリーズランドセル
    小山市少年少女発明クラブ (小)第5学年 小竹 真由 さん

     夏にランドセルを背負っていると、とても背中が熱くなり汗で蒸れます。これを解決するために、エコでありつつ涼しく感じるための工夫を考えました。
     登校中、ランドセルにはたくさんの太陽光が当たっているため、ランドセルのかぶせのところに太陽光パネルをつけることで、たくさんのエネルギーを得ることができると考えました。ランドセルと背中の間に扇風機内蔵のクッションを用意し、得られたエネルギーを使い扇風機を動かすことにより、背中の蒸れを防ぎ、涼しく学校に通うことができるようになります。
    作品9

    くつ下ぐるりんぱそうち
    小山市少年少女発明クラブ (小)第3学年 西川路結來 さん

     洗濯物たたみの手伝いをした時に、弟に「くつ下ぐるりんぱ(くつ下を一組にすること)」のやり方を教えてあげましたが、難しくてできませんでした。そこで小さな子でもできる装置を考えました。
     小さな子が簡単にできるようにするために、作業はシンプルで分かりやすいものとしました。布団の洗濯ばさみを利用して、上のでっぱりと下のペットボトルにくつ下をはかせるようにセットして、装置を閉じるとどんなくつ下も一瞬で「ぐるりんぱ」できます。装置を閉じた後に手を離すと、装置が自動で元の形に戻るように工夫してあります。
    作品10




  • 第73回栃木県児童生徒発明工夫展覧会 募集要項(令和5年度)

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