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2013/06/26

平成25年度 新任教務主任研修(高等学校、特別支援学校)第2日

| by 栃木県総合教育センター
目  的学校教育の当面する諸課題と教務主任の職務について理解を深め、教務主任としての資質の向上を図る。
日  時平成25年6月18日(火) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任教務主任
研修内容1 講話「特別支援教育の概要」(対象:高等学校)
2 講話「高等学校の諸課題 -指導関係-」(対象:高等学校)
3 講話「特別支援学校の諸課題 -指導関係-」(対象:特別支援学校)
4 講話・演習「県立学校の諸課題 -服務関係-」(対象:高等学校、特別支援学校)
講  師総合教育センター教育相談部副主幹
県教委事務局学校教育課長補佐
県教委事務局特別支援教育室長補佐
県教委事務局教職員課副主幹兼管理主事
研修の様子
講話「特別支援教育の概要」
講話「高等学校の諸課題-指導関係-」
講話「特別支援学校の諸課題-指導関係-」
講話・演習「県立学校の諸課題-服務関係-」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、研修へのニーズ
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度78.9%21.1%


1 講話「特別支援教育の概要」(対象:高等学校)

  【研修の目標】
 喫緊の課題の一つである特別支援教育の概要について理解するとともに、地域や学校の実態等を考慮し、特別支援教育コーディネーターを中心とした組織的な特別支援教育の在り方を確認する。

【主な意見・感想、参考になったこと】


    〈生徒の出欠状況の把握〉
  • 講師から紹介された「出欠統計の工夫」から始めたいと思います。
  • 欠席が多い生徒を把握したいと思います。

  • 〈教職員間の共通理解・情報共有〉
  • 面談や学年会等で話題に上がった「気になる生徒」とその生徒への対応について、把握していきたいです。
  • 常日頃から、生徒の様子について雑談等の中で話し合っていくことが大切であると考えました。
  • 特別支援教育コーディネーターと各部の主任、管理職間の連携を密にする必要があります。教務主任として、連携が図れるように支援していきたいと思います。

  • 〈発達障害のある生徒への対応〉
  • 「わかりやすい授業」を展開するための具体的な方策を浸透させたいと思います。
  • 校内支援体制を見直したいと思います。
  • 校務を精査し、支援やそのために議論する時間をつくり出したいです。

  • 〈スクールカウンセラーの活用〉
  • 現職教育の一環として、スクールカウンセラーを交えて事例研究会を実施したいと思います。

2 講話「高等学校の諸課題 -指導関係-」(対象:高等学校)
【研修の目標】
 国・県の指導関係の実態及び諸課題について理解する。また、教務主任として、特色ある学校づくり、教育課程の編成やその実施、危機管理等の具体的な場面における適切な対応方法について理解する。

【主な意見・感想、参考になったこと】

    〈教育課程に関して〉
  • 学校としての特色を出すとともに、生徒が必要な力を身に付けられるように、教育課程を見直したいと思います。
  • 履修科目とその配置が適切であるか、精査してみたいです。

  • 〈学校評価に関して〉
  • 学校評価の実施方法を見直したいと思います。
  • 学校評価の結果の活用を図りたいと思います。

  • 〈その他〉
  • 国や本県の現状を踏まえ、学校の特色化や学力向上につなげていきたいです。

3 講話「特別支援学校の諸課題 -指導関係-」(対象:特別支援学校)

  【研修の目標】
 特別支援教育の充実に向けた国・県の動向、今後の方向性や推進事業について確認する。さらに、本県の指導関係の実態や諸課題について理解する。また、教務主任として、特色ある学校づくり、教育課程の編成やその実施、危機管理等の具体的な場面における適切な対応方法について理解する。

【主な意見・感想、参考になったこと】

  • 問題が起きてからではなく、日常の危機管理を組織的に行っていく必要性を感じました。
  • 特別支援学校の役割について、校内で共通理解を図るべきであると感じました。
  • 学習指導主任、生徒指導主事、各学部主事と連携し、児童・生徒指導にかかわる対応について確認すべきであると考えました。
  • 「個人のもっている能力を伸ばす」ために、教育課程や学習指導の在り方を考えていきたいと思います。

4 講話「県立学校の諸課題 -指導関係-」(対象:高等学校、特別支援学校)
【研修の目標】
 本県教育の服務関係の実態及び諸課題について理解する。また、法令等に基づいた適切な教育活動を実施する手立てや、その際の教務主任としての役割について理解する。

【主な意見・感想、参考になったこと】

    〈組織的な対応・職員間の共通理解〉
  • 危機管理、危険管理についてチームとして対応し、児童・生徒指導や保護者対応にあたりたいと思います。
  • 教職員間の連絡調整役の要として校務全般に関わっていきたいと思います。
  • 教職員と共通理解を図っていきたいです。

  • 〈教職員への働きかけ〉
  • 服務の厳正や危機管理において、職員一人一人の意識を高めていけるような働きかけ(校内研修等)を行っていきたいと思います。
  • 風通しの良い雰囲気づくりのために、教職員と良好な関係を築いていきたいです。
  • 経験年数の浅い教員の相談にのったり、助言をしたりしたいと思います。
  • 教職員に対して、関係法規に基づいた明確な回答を心掛けていきたいです。

  • 〈危機管理の改善〉
  • 校内の危機管理マニュアルの再点検に努めたいと思います。
  • 早めの対応が事の改善につながると思います。





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