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2014/06/17

平成26年度 新任進路指導主事研修(高等学校、特別支援学校)

| by 栃木県総合教育センター
目  的進路指導主事の職務・役割、進路指導の現状と課題等について理解を深め、進路指導主事としての資質の向上を図る。
日  時平成26年5月30日(金) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任進路指導主事
研修内容1 講話「キャリア教育の推進に向けて」
2 事例発表「進路指導主事としての実践」
3 研究協議「進路指導の実際と課題」
講  師県立学校教員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「キャリア教育の推進に向けて」
事例発表「進路指導主事としての実践」
事例発表「進路指導主事としての実践」
研究協議「進路指導の実際と課題」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度54.2%41.6%4.2%


1 講話「キャリア教育の推進に向けて」

  【研修の目標】
国及び本県が充実を目指すキャリア教育について再確認する。そして、学校の教育活動全体を通じてキャリア教育を推進するために、高等学校または特別支援学校の進路指導主事及び進路指導部が期待されている役割を理解する。

【主な意見・感想、参考になったこと】

  • キャリア教育の全体像の説明がとてもわかりやすく、参考になりました。 
  • 自校で行っている行事がキャリア教育とどう関わるのか、そして、どう改善すべきかが非常によく理解できました。 
  • 学校行事などをキャリア教育の視点で見直すことで、更に効果のある進路指導につなげられると思いました。他の教員にもキャリア教育の視点で見直すことを伝えたいと思います。 
  • 進路指導部が主体になることは確かですが、全職員が組織となって取り組むべきことだと再確認でき、意欲がわきました。 
  • 講話の中で紹介された「キャリア教育アンケート」で、基礎的・汎用的能力を確認するプロセスが参考になりました。 
  • 講話の中で出てきた「つなぐ・つなげる・つながる」というキーワードを念頭に置き、先を見据えて学校全体で組織的に取り組んでいきたいと思います。

2 事例発表「進路指導主事としての実践」 
【研修の目標】
事例発表を通して、進路指導主事としての職務内容や役割、進路指導部としての具体的な取組や実践について理解を深める。

【主な意見・感想、参考になったこと】 
  • 進路指導をする上での留意事項や流れ等がよくわかり、参考になりました。 
  • 種々の手続きに手落ちのないようにするため、フローチャートを活用することが参考になりました。さっそく取り入れてみたいと思います。 
  • 総合的な学習の時間で使用している「進路学習ノート」が参考になりました。学校行事や進路学習の振り返りを「ノート」に残せる点は有効だと思います。 
  • 事例発表の中で紹介された、保護者説明会用の「保護者世代と現役高校生の比較」は貴重な資料だと思いました。

3 研究協議「進路指導の実際と課題」 
【研修の目標】
研究協議を通して、進路指導を進める上での具体的な問題点を明らかにし、進路指導主事及び進路指導部として、進路指導を進める上での今後の方策と取組について考えることができる。

【主な意見・感想、参考になったこと】 
  • 生徒たちのために、学校が組織的かつ円滑に教育活動を行うことができるように、今日の研修内容を生かしていきたいと思いました。 
  • キャリア教育の視点から進路指導体制の再構築を図りたいと思いました。より効果的な進路指導ができるように、効果や労力等を考え、進路行事の見直し、精選を図りたいと思います。 
  • 学年による進路指導のばらつきは、進路指導主事が音頭をとっていくべきだということを再認識することができました。 
  • 常に保護者や外部の方からフィードバックが得られる様な、門戸を開いた情報発信を心がけるべきだという貴重なアドバイスをいただきました。参考にしたいと思います。 
  • 小・中学部職員への啓発の機会を随時設けていきたいと思います。





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