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2014/06/02

平成26年度 新任主幹教諭研修(高等学校、特別支援学校)第1日

| by 栃木県総合教育センター
目  的主幹教諭としての職務、今日的な教育課題、学校経営の在り方等について理解を深め、主幹教諭としての資質の向上を図る。
日  時平成26年5月13日(火) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任主幹教諭
研修内容1 説明「とちぎ教育振興ビジョン(三期計画)」
2 講話「主幹教諭への期待」
3 講話「校長が期待する主幹教諭像」
4 講話・演習「学校組織マネジメント(1)」
講  師県立学校長
県教委事務局総務課副主幹
県教委事務局教職員課長補佐
総合教育センター職員
研修の様子
講話「主幹教諭への期待」
講話「校長が期待する主幹教諭像」
講話「校長が期待する主幹教諭像」
講話・演習「学校組織マネジメント(1)」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、新任主幹教諭として、向上させたい資質・能力など
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度72.4%27.6%

 ②新任主幹教諭として、向上させたい資質・能力

  • コミュニケーション能力
  • 柔軟な発想力 
  • 組織マネジメント力
  • 危機管理能力 
  • 調整力 
  • 若手への指導力   など

1 講話「主幹教諭への期待」

  【研修の目標】
 国や県の教育施策、教育課題について理解を深めるとともに、その推進、解決に向けた主幹教諭の役割を理解する。また、主幹教諭としての心得について認識を深め、主幹教諭としての自覚を高める。

【講話を聞いての主な意見、感想】

  • 学校が組織として有機的・効率的に機能するために、垂直的調整機能と水平的調整機能の中心に立つことが大切だと思いました。
  • 学校全体をよく見て、自校についての自分の考えや意見をもつこと。その上で、校長、教頭の補佐を行う。そして、若手教員の育成を行うためにも、教員とのコミュニケーションを図り、信頼を得られるような主幹教諭になることが大切だと思いました。
  • ミドルリーダーとして校長や教頭、各部主任・各学年主任、教諭、生徒それぞれに関わり、スムーズな学校経営とその充実を目指したい。そのために、情報収集や情報提供、調整等を経験に基づくバランスのよい自由な発想のもと行っていきたいです。

2 講話「校長が期待する主幹教諭像」
【研修の目標】
管理職が目指す学校に近づくために、主幹教諭にはどのような役割が期待されているのかを聴くことによって、主幹教諭としての具体的な取組のヒントとする。

【講話を聞いての主な意見、感想】
  • 校長の学校経営方針をよく理解し、管理職と同じ意識をもって日常の職務にあたりたいです。
  • 学校内の風通しをよくして、ミドルアップダウンに努めていきたいです。
  • 学校周辺の環境や多様な生徒に対応するために、学校の教育活動全体についての改善策を提示し、校務運営を変えていきたい。

3 講話・演習「学校組織マネジメント(1)」
【研修の目標】
組織的な学校運営の実践に向け、学校組織マネジメントの概要を理解する。また、主幹教諭として学校経営への参画意識を高め、課題解決の方策を探るとともに、具体的な取組を考える。

【講話を聞いての主な意見、感想】
  • ミドルリーダーとして教職員から意見を吸い上げ、適切に調整し、管理職に伝えていくとともに、教育資源を有効に生かせるような発想をしていきたいと思いました。
  • 各部の抱える課題や各学年の状況を主任等から情報を集めることでSWOT分析を行いたい。その上で、今後の方策を話し合い、改善に向けて管理職に進言するとともに、若手には校長の意向を上手に伝えていきたいと思いました。
  • 今学校が直面している課題の解決に向けて、選択と集中という考え方をもって改善にあたり、成果が上がるよう努力していきたいです。





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