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平成27年度 理科専門研修Ⅰ

平成27年度 理科専門研修Ⅰ~地学分野の指導法~ 研修報告
目  的小学校理科や中学校理科第2分野の地学的領域、高等学校の「基礎地学」において、野外観察の効果的な指導法を考えることを通して、授業における指導力の向上を図る。
日  時平成27年8月20日(木) 9:30~16:00
対  象小学校、中学校、高等学校、特別支援学校
研修内容講話・実習「単元『地層の重なりと過去の様子』に関する指導法」
講  師県立博物館職員
研修の様子

受講者の声
  • 小学校6年生「大地のつくり」の授業で、この研修で、はぎ取った本物の地層を見せたいと思います。本物を授業で見せることで、地層のでき方や地層の見方をしっかり捉えさせていきたいです。
  • 実際の授業では、なかなか現地に行けないですが、今回地層のはぎ取りを行い、実際の地層の一部を間近に見せることのできる教材を得ることができました。もし、学校付近に路頭や地層の見えるところがあれば、もう一度行ってみようと思います。
  • 地層の重なりや広がりを実際に見ることができ、また、博物館の専門の先生方の話を聞いて、過去の様子を思い浮かべることができました。教科書の写真だけでは、スケール感が伝わりにくいので、実際に観察することに意味があると感じました。
  • 地層を採取すること自体、はじめてのことであったので、貴重な体験でした。また、観察される地層から、「どのようなことが分かるか」を考えさせることも重要で、アクティブラーニングに活用できると感じました。
研修担当者からの
メッセージ
 那須塩原市へ向かい、県立博物館のご協力を得て地層の観察を行いました。実習においては、地層のはぎ取りや木の葉化石園にて化石の採取を行いました。受講者が体験したフィールドワークの研修や本物の教材を活用し、児童生徒が目を輝かせる授業を展開してほしいです。