研修報告 >> 記事詳細

2015/07/13

平成27年度 新任係長級学校栄養職員研修 第1日

| by 栃木県総合教育センター
目  的係長級に即応した学校栄養職員としての職務に関する知識・技能・態度等を身に付け、学校給食の中核的職員としての意識の向上を図る。
日  時平成27年5月26日(火) 9:30~16:00
対  象新任主査に該当する学校栄養職員
研修内容1 講話「共同調理場の管理・運営」
2 講話・見学「衛生管理の実際」
3 研究協議「学校給食を生きた教材とするために」
4 講話・研究協議「係長級学校栄養職員としての役割」
講  師共同調理場長
小学校栄養教諭
県教委事務局健康福利課職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「共同調理場の管理・運営」
講話・見学「衛生管理の実際」
研究協議「学校給食を生きた教材とするために」
講話・研究協議「係長級学校栄養職員としての役割」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度83.3%16.7%


1 講話「共同調理場の管理・運営」


2 講話・見学「衛生管理の実際」
【研修の目標】
 共同調理場に関する講話や見学を通して、管理・運営について理解を深める。また、衛生管理に関する現状と課題を踏まえて、衛生管理指導の在り方を考えることができる。

【講話・見学を通しての主な意見・感想】
  • 給食に関わる全ての人が共通理解をした上で作業することが大切だと感じました。
  • 単独校とはまた違った施設面での衛生管理が行き届いた衛生指導を見て身の引き締まる思いでした。共同調理場も単独校も、衛生面を徹底することは同じなので、明日からの衛生管理に役立てたいと思います。
  • 「やっているはず」や「知っているはず」は怖いことだと思いました。二人一組になりしっかり確認することや、誰でも分かりやすく汚染と非汚染が分けられて作業できることが衛生管理上大切だと思いました。
3 研究協議「学校給食を生きた教材とするために」
【研修の目標】
 学校給食を生きた教材とするための工夫について協議を通して理解を深める。

【研究協議を通しての主な意見・感想】
  • 献立作成のねらいや料理食材について、生徒に伝えることの重要性を改めて考えました。給食時の放送や掲示板等を活用し実施したいと思います。
  • 「子どもたちが献立を見てわくわくするようなもの」という小林指導主事の言葉には、はっとさせられました。旬の食材や行事食、郷土料理、セレクト給食など取り入れ、児童生徒の心に残る給食を作っていきたいと思いました。
  • 献立は栄養士の仕事の中で一番の柱。そこから給食指導、食に関する指導にもつながっていくことを改めて痛感いたしました。児童生徒にとって魅力ある献立とともに、生涯を通じて望ましい食習慣につながるような充実した献立を作成したいと思いました。

4 講話・研究協議「係長級学校栄養職員としての役割」
【研修の目標】
 係長級学校栄養職員として期待される役割や求められる能力について理解を深め、係長級としての自覚を高める。

【講話・研究協議を通しての主な意見・感想】
  • 自分が出来ていない事に気付き、やるべきことを改めて確認することが出来ました。今後は教職員に給食をより理解してもらえるよう、目的をもち年間指導計画の作成を進めて行きたいです。
  • 残菜が多いという本校の給食に関する問題点の改善のため、献立の工夫や給食指導や委員会の充実などを実践していきたいと思いました。
  • 目先の仕事に追われる毎日ですが、計画的に事務処理を行い、先生方と連携を図り、給食の時間における指導及び委員会活動がより充実出来るように取り組んでいきたいと思います。





10:09 | 専門研修1イ