お知らせ

保健室からの連絡
 

上高の生徒の皆さん、保護者の皆さんいかがお過ごしでしょうか?緊急事態宣言が出され、休校が長引く中、様々な不安やストレスを感じている方も多いのではないでしょうか?

我々職員も今までに経験したことのない事態になり、とまどいながらも、生徒の皆さんのことを第一に考えながら日々を過ごし、対策を検討しています。今は、人の命を一番に考える時だと思います。不安や心配等あると思いますが、この状況下で毎日何ができるかを考えていきましょう。

 

特に、生徒・保護者の皆さんに、家庭における新型コロナウイルス対策について、下記のとおり御協力くださるようお願いいたします。

 

1 毎朝検温しましょう。

学校が再開したら、毎朝検温し、健康状態を確認することになります。発熱や呼吸器症状、嗅覚味覚異常等、症状によっては医療機関にご相談ください。

 

2 手洗いとうがい、換気の励行

 石けんを使い手首までしっかり洗い、流水で流しましょう。室内も適度な湿度を保持するとともに、換気も定期的に行いましょう。

 

3 不要不急の外出を避ける。

 今回の休業は、感染拡大防止のためのものです。特に、大型連休期間に帰省や旅行など都道府県をまたいだ人の異動や、繁華街の接客を伴う飲食店への出入りをしないようにしましょう。

 

4 体調管理に留意する。

 早寝早起き朝ご飯、十分な栄養、睡眠をとり、体力や抵抗力を高め、ウイルスに感染しない、負けない体づくりをしましょう。

 

5 「咳エチケット」を守る。

 外出の際は、できるだけマスクを着用しましょう。現在マスクが入手困難ですが、ハンカチマスクなど簡易に代用できる方法もあります。

 

6 感染が確認された場合や、家族に感染者が出た場合(濃厚接触者)は、学校に連絡ください。再開後に係る場合は、学校保健安全法第 19 条に基づき、出席停止扱いとなります。

 

 以下詳細については、

 

新型コロナ感染症についての Q A (厚生労働省)の抜粋を少しアレンジして作りました。ご参考にしてください。

 

Q1 :緊急事態では、何をすればいいですか?

A 何よりも、自分自身への感染を防ぐこと、他の人に感染させないことです。
  注意すべきは、通常のインフルエンザでは感染すると、発熱などの症状により感染を自覚し易いの ですが、新型コロナウイルス感染症では多くの方が軽症で経過することが報告されています。

特に若い世代は、症状が乏しいことが指摘されており、最近では、 20 歳・ 30 歳代の方の感染者の方が高齢者より多くなっています。
具体的には、第一に、不要不急の外出を避けること。自宅でできること(勉強や運動等)を模索し、 友人等と合うのは控えましょう。第二に、「 3 つの密」を避けることです。 3 つとは「換気の悪い密閉空間」、「多くの人が集まる密集場所」、「2 m 以内の距離で会話や共同行為をする密接場面」です。

 

Q2 :新型コロナウイルスとは、どのようなウイルスですか?

A: 「新型コロナウイルス( SARS-CoV2 )」はコロナウイルスのひとつです。コロナウイルスには、一般の風邪の原因となるウイルスや、「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や 2012 年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」ウイルスが含まれます。
 ウイルスには、粒子の一番外側に「エンベロープ」という脂質からできた二重の膜を持っています。自分自身で増えることはできませんが、粘膜などの細胞に付着して入り込んで増えることができます。
 ウイルスは粘膜に入り込むことはできますが、健康な皮膚には入り込むことができず表面に付着するだけと言われています。物の表面についたウイルスは時間がたてば壊れてしまいます。ただし、物の種類によっては 24 時間~ 72 時間くらい感染する力をもつと言われています。
 手洗いは、たとえ流水だけであったとしても、ウイルスを流すことができるため有効ですし、石けんを使った手洗いはコロナウイルスの膜を壊すことができるので、更に有効です。手洗いの際は、指先、指の間、手首、手のしわ等に汚れが残りやすいといわれていますので、これらの部位は特に念入りに洗うことが重要です。また、流水と石けんでの手洗いができない時は、手指消毒用アルコールも同様に脂肪の膜を壊すことによって感染力を失わせることができます。

  ただし、過度な手指の消毒により傷ができた場合、傷からのウイルスの侵入も考えられます。皮膚を健康に保つようにしましょう。

 

Q3: 新型コロナウイルス感染症には、どのように感染しますか?

A: 一般的には飛沫感染、接触感染で感染します。閉鎖した空間で、近距離で多くの人と会話するなどの環境では、咳やくしゃみなどの症状がなくても感染を拡大させるリスクがあるとされています。
「飛沫感染」とは: 感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、他の方がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染します。
「接触感染」とは: 感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつきます。他の方がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染します。

   

Q4: 濃厚接触とはどのようなことでしょうか?

A:  濃厚接触かどうかを判断する上で重要な要素は二つあり、1.距離の近さと2.時間の長さです。

 

国は定義を見直し、発症の2日前から、必要な感染予防策をせずに「1メートル以内で15分以上接 触した人」に変更しました。

 

 

Q5: 家族に感染が疑われる場合に、家庭でどんなことに注意すればよいでしょうか?

A:  ご本人は外出を避けてください。ご家族、同居されている方も熱を測るなど、健康観察をし、不要 不急の外出を避けてください。
 ご家族に新型コロナウイルスの感染が疑われる場合には、同居されているご家族は以下の8点にご注 意ください(詳しくは、一般社団法人日本環境感染症学会とりまとめをご参照ください。)。
1.部屋を分けましょう
  個室にしましょう。食事や寝るときも別室としてください。
  子どもがいる方、部屋数が少ない場合など、部屋を分けられない場合には、少なくとも2mの距離 を保つこと、仕切りやカーテンなどを設置することをお薦めします。寝るときは頭の位置を互い違い に なるようにしましょう。
2.感染が疑われる家族のお世話はできるだけ限られた方で。
  心臓、肺、腎臓に持病のある方、糖尿病の方、免疫の低下し方、妊婦の方などが、感染が疑われ る家族のお世話をするのは避けてください。
3.マスクをつけましょう
  使用したマスクは他の部屋に持ち出さないでください。
  マスクの表面には触れないようにしてください。マスクを外す際には、ゴムやひもをつまんで外し ましょう。マスクを外した後は必ず石鹸で手を洗ってください(アルコール手指消毒剤でも可)。マ スクが汚れたときは、新しい清潔な乾燥マスクと交換してください。マスクがないときなどに咳やく しゃみをする際は、ティッシュ等で口と鼻を覆いましょう。
4.こまめに石鹸で手を洗いましょう。アルコール消毒をしましょう。洗っていない手で目や鼻、口な どを触らないようにしてください。
5.換気をしましょう
  風の流れができるよう、 2 方向の窓を、 1 回、数分間程度、全開にしましょう。換気回数は毎時 2 以上確保しましょう。
6.手で触れる共有部分を消毒しましょう
  物に付着したウイルスはしばらく生存します。ドアの取っ手やノブ、ベッド柵など共有部分は、薄 めた市販の家庭用塩素系漂白剤で拭いた後、水拭きしましょう。 ※家庭用塩素系漂白剤は、主成分 が次亜塩素酸ナトリウムであることを確認し、濃度が 0.05 %(製品の濃度が6%の場合、水3Lに液 25 ㎖)になるように調整してください。 トイレや洗面所は、通常の家庭用洗剤ですすぎ、家庭用 消毒剤でこまめに消毒しましょう。タオル、衣類、食器、箸・スプーンなどは、通常の洗濯や洗浄で かまいません。感染が疑われる家族の使用したものを分けて洗う必要はありません。洗浄前のもの を共有しないようにしてください。特にタオルは、トイレ、洗面所、キッチンなどで共有しないよう に注意してください。
7.汚れたリネン、衣服を洗濯しましょう
  体液で汚れた衣服、リネンを取り扱う際は、手袋とマスクをつけ、一般的な家庭用洗剤で洗濯し完 全に乾かしてください。※糞便からウイルスが検出されることがあります。
8.ゴミは密閉して捨てましょう
  鼻をかんだティッシュはすぐにビニール袋に入れ、室外に出すときは密閉して捨てください。その 後は直ちに手を石鹸で洗いましょう。

 

Q6: 熱や咳があります。どうしたらよいでしょうか?

A:  発熱などのかぜ症状がある場合は、仕事や学校を休んでいただき、外出は控えてください。休んで いただくことはご本人のためにもなりますし、感染拡大の防止にもつながる大切な行動です。
  咳な どの症状がある方は、咳やくしゃみを手でおさえると、その手で触ったドアノブなど周囲のものにウ イルスが付着し、ドアノブなどを介して他者に病気をうつす可能性がありますので、咳エチケットを 行ってください。 
  新型コロナウイルスへの感染のご心配に限っては、下記の電話相談窓口にご相談ください。
 ・ 風邪の症状が4日以上続く場合
 ・ 高熱や強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合はすぐに
 ※高齢者をはじめ、基礎疾患(糖尿病、心不全、呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患など))がある方や透析 を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている方は、風邪の症状がある場合すぐに

 

新型コロナウイルス感染症に関する電話相談窓口について

  1. 電話相談窓口(コールセンター) 

  新型コロナウイルス感染症に関する相談、感染の予防に関すること、発熱などの症状が出たときの対応などの相談窓口です。

(電話番号) 0570-052-092

(対応時間)  24 時間(土日、祝日を含む)  

     2. 帰国者・接触者相談センター

(対応時間)  

平日 午前 8 30 分から午後 8 時まで

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帰国者・接触者相談センター

管轄

連絡先

県西健康福祉センター  

鹿沼市、日光市

TEL 0289-62-6225

県東健康福祉センター  

真岡市、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町

TEL 0285-82-6997

南健康福祉センター  

小山市、栃木市、下野市、上三川町、野木町、壬生町

TEL 0285-22-0302

県北健康福祉センター  

大田原市、那須塩原市、矢板市、さくら市、那須烏山市、那須町、塩谷町、高根沢町、那珂川町

TEL 0287-22-2679

安足健康福祉センター  

足利市、佐野市

TEL 0284-41-5900

宇都宮市保健所(外部サイトへリンク)

宇都宮市

TEL 028-626-1114