R7 トピックス

R7

第1回寄宿舎外出

 今年度も、寄宿舎では外出します。今回は、中学部女子・高等部男子舎生の2名が、11月5日(水)にスクールバスに乗車して、JR宇都宮駅近くのファミリーレストランに外食に行きました。年に1~2回の外出とあって、二人ともテンションが上がって上機嫌でした。

 お店では、それぞれピザやハンバーグ、ソテーやデザートなど、事前学習で決めたメニューを注文しました。ふだん寄宿舎で食べる食事とは雰囲気も違い、いつも以上に食欲旺盛な二人でした。お腹も満足して帰路につきました。

  

芸術家の派遣事業(沢井箏曲院宇都宮研究会の皆様をお迎えして)

 11月6日、芸術家の派遣事業の一環として、沢井箏曲院宇都宮研究会より3名の講師の先生方をお迎えし、箏の体験授業を実施しました。限られた時間の中でも丁寧にご指導いただき、中学部、高等部の生徒たちは日本の伝統音楽にじっくりと触れることができました。鑑賞コーナーでは、和楽器のアンサンブルによる「アンパンマンのマーチ」や、教科書にも掲載されている「春の海」「六段」、さらにオリジナル曲「八咫烏(やたがらす)」の演奏が披露され、子どもたちはその音色に魅了されていました。箏に触れるのが初めての小学部の児童も多く、音を出す楽しさや、和楽器ならではの響きに感動する姿が見られました。日本の伝統文化を身近に感じる貴重な機会となりました。

 

  

 

 

寄宿舎ハロウィンナイト

 10月27日(月)寄宿舎で「ハロウィンナイト」が行なわれました。寄宿舎生は、この日に向けて選んだ思い思いの衣装に身を包み、魔法使いや黒猫、極めつけは恐竜まで、いつもと違う自分になりきって、寄宿舎から学校職員室までをぐるりと一周行進しました。その様子を見た先生方からは、拍手と歓声とともに「かわいい」「似合っている」と声を掛けてもらいました。寄宿舎に戻って記念撮影の後、準備されたお菓子を受け取って、盛り上がった夜でした。

  

城山地区文化祭・農業祭

 11月1日(土)・2日(日)の2日間、宇都宮市城山地区市民センターにて「城山地区文化祭・農業祭」が開催されました。両日、市民センター内では作品展が行われ、児童生徒の作品に多くの来場者が関心を寄せてくださいました。

 2日には、専攻科の生徒によるマッサージコーナーが開設され、地域の皆様に大変好評をいただきました。天候にも恵まれ、お客様との会話も弾み、和やかな雰囲気の中での施術となりました。また、マッサージコーナーの隣には点字コーナーも設けられ、親子連れや中学生のグループが点字の仕組みを確かめながら、楽しそうに体験されていました。

 地域の皆様との交流を深める貴重な機会となりました。

   

小学部 修学旅行

 10月9日~10日の1泊2日で小学部5・6年生が東京・埼玉方面へ修学旅行にいってきました。

 1日目は新幹線や山手線、地下鉄にも乗って、まずはキッザニア東京に行きました。それぞれが事前に選んでいた仕事の体験をしました。ベーカリーでパン作りをしたり、歯医者さんをしたり、免許を取得してレンタカーに乗ったりしました。お仕事によっては制服も着て、本格的な体験ができました。その後は東京駅一番街でお土産を買ったりレストランで食事をしたりして、ホテルに向かいました。ホテルではユニットバスでの入浴を体験し、ふかふかのベッドでゆっくり休みました。

 2日目の朝はホテルのビュッフェ形式の朝食で始まりました。好きなものをおいしくいただき、元気に出発しました。大宮の鉄道博物館では学級ごとに見学をしました。引退した車両に実際に乗り込み、座席に座ったり、網棚やストーブを触察したり、ミニ列車を運転したり、蒸気機関車の汽笛を聞いたりしました。お昼は駅弁を食べ、大満足でした。

 二日間、天気にも恵まれ、普段はできない体験を存分に楽しんできました。

令和7年度第2回情報処理検定

 10月9日(木)には第94回文書デザイン検定試験、10月10日(金)には第72回プレゼンテーション作成検定試験が本校を会場として実施され、高等部の生徒1名が2級を受験しました。

 また翌週10月17日(金)には、第144回日本語ワープロ検定試験が行われ、同じ生徒が受験しました。

 検定結果の通知は、2週間から3週間後となる予定です。

 すべての検定を挑戦したこの生徒は、夏休みから合格を目標に自分で計画を立て、家庭学習を中心に練習を重ねてきました。結果はまだわかりませんが、努力を積み重ねてきた過程がとても大切です。今回もとてもよく頑張りました。

 

高等部修学旅行

 10月1日(水)から3日(金)まで、高等部普通科2・3年生が、東北方面へ修学旅行に行きました。

 1日目

 宇都宮駅新幹線改札前に集合し、出発式の後、東北新幹線に乗って仙台に向かいました。仙台から在来線に乗り換え、松島へ向かいましたが、大雨のため仙台に引き返すことになりました。仙台駅到着後、グループごとに分かれ、それぞれ昼食を取ったり駅周辺を散策してお土産を購入したりするなど、有意義な時間を過ごしました。

 2日目

 この日は一日グループ別に行動しました。Aグループは、初日はキャンセルとなった松島へ行きました。遊覧船に乗って波の揺れや潮風を感じたり、波の音や海鳥の鳴き声を聞いたりしました。松島のシンボルである五大堂で、緊張しながら透かし橋を歩いたり写真を撮ったりした後、手焼き笹かまや手焼きせんべい、カステラ、焼き牡蠣、ずんだシェイクなどの松島グルメを堪能しました。午後は震災遺構仙台市立荒浜小学校を訪れました。校舎2階にまで来た波の高さ、押し流されてきた瓦礫による床の傷跡などに実際に触れ津波の威力を知るとともに、震災当時の学校や町の様子、地域の復興に尽力してきた人々の思いについて学びました。

 Bグループは地下鉄を利用して震災以降荒浜小学校へいきました。最寄りの新井駅にある「せんだい3.11メモリアル交流館」では、開館前にもかかわらず、職員さんがていねいに震災による被害の様子や展示物について、丁寧に説明してくださいました。震災遺構荒浜小学校を見学した後、荒浜小学校から700m離れた海岸まで移動し、波の音や潮風を感じたり、はだしになって砂浜の上を歩いたりしました。その後「フルーツパークあらはま」まで移動し、果物狩りや昼食を楽しみました。

    夕食はそれぞれ仙台のまちなかまで出向き、仙台名物の「牛たん」を堪能しました。

 3日目

 最終日も一部グループ別に行動しました。

Aグループは、2日目に訪れる予定となっていた青葉城址公園へ行き、かつて仙台城のあった地の爽やかな風を浴びながら、伊達政宗像の前で記念写真を撮りました。限られた時間ではありましたが、時代によって異なる石垣を触り比べたり大広間跡の広さを歩いて体験したりすることもできました。

 Bグループは仙台三越まで移動したのち、店内でお土産を買いました。その後Aグループと合流し、「魅知国定席花座」で落語や講談などを聞き、楽しいひと時を過ごしました。

 3日間たくさんの学びや経験があり、とても良い思い出ができました。

 松島遊覧船

フルーツパークあらはま

フルーツパークあらはま2

 

令和7年度赤い羽根共同募金運動キックオフイベントおよび街頭募金活動への参加について

 10月4日(土)宇都宮市のオリオンスクエアにて行われた令和7年度赤い羽根共同募金キックオフイベントおよび13日(月)にベルモールにて行われた街頭募金活動に、本校高等部普通科の生徒3名がボランティアとして参加しました。

 キックオフイベントとは、10月1日から全国一斉に赤い羽根共同募金運動が開始されたことを周知するために行われる、栃木県共同募金会主催のイベントです。生徒1名は昨年度に引き続きセレモニーの司会進行を担当させていただき、心地よい緊張感のもと大役を堂々と務めました。

 街頭募金活動では、同年代の高校生や地域の方々と交流を深めながら募金への協力を呼び掛けました。同じ街で暮らす人と人とのつながりをあらためて感じられたのではないかと思います。

      

        

 

 

寄宿舎うたの王様IN秋祭り

 9月29日(月)、「寄宿舎うたの王様IN秋祭り」が行われました。午前中のあけぼの会奉仕作業の際に保護者の方々の御協力をいただき、会場をきれいに飾り付けました。寄宿舎生や寄宿舎関係職員に加えて、通学生やその保護者の皆様をお迎えし、熱気に包まれた会場は大盛況でした。今回、寄宿舎生・通学生合わせて総勢11組が、歌や演奏、応援コールなど個性的なパフォーマンスを披露してくれました。加えて、スペシャルゲストでの先生方の楽しい歌や手作りオルゴールを披露されて、最後の最後まで大盛り上がりでした。終了後に寄宿舎生に話を聞くと、「めちゃめちゃ楽しかった。」「まさか自分が王様になるなんて!」「来年は何を歌おうかな」など興奮冷めやらぬ様子でした。

 

  

 飾りつけに御協力いただいた保護者の皆様、そして当日参加してくださった全ての方々、本当にありがとうございました。

交通安全教室が行われました。

 9月29日(月)、オートテクニックジャパンの皆様の御協力のもと、今年度は、3グループに分かれて活動しました。ハイブリッド車と電動キックボード・電動バイクの走行に合わせて青信号になると振動で知らせる補助信号機や音響信号機を使いながら横断する練習をしたり、車両接近通報装置の位置を確認したりして、改めて安全への意識を高めることができました。また、実際の道路環境を利用し、交通車両音や停止音を手がかりに横断歩道を渡る体験も行いました。音や信号を頼りに安全に行動することの大切さを学び、とても貴重な体験となりました。

    

第42回関東地区盲学校卓球大会

 9月21日(日)、2年ぶりに本校が主管校となり、栃木県障害者スポーツセンター(わかくさアリーナ)で第42回関東地区盲学校卓球大会を開催しました。関東地区の盲学校7校から24名、本校からは中学部1名、高等部普通科2名の生徒が出場し、学部と男女に分かれて熱いトーナメント戦が繰り広げられました。

 本校の生徒たちは惜しくも1回戦で敗れてしまいました。追いつ追われつの接戦もあり、今後の成長につながるプレーをできたのではないかと思います。大会閉会式における講評では、1対1の緊迫した場面で時折顔を出して試合の流れを変えてしまう「悪魔」の存在、自分自身をコントロールするスキルとその難しさについてのお話があり、みな真剣に耳を傾けていました。STT(サウンドテーブルテニス)という競技を通じて、自分の癖や課題と向き合ったり友達と競い合ったりすることを経験しながら、一層成長していってほしいと思います。

 試合の合間には、普段はなかなか会うことのできない他校の生徒たちとお喋りや交流試合を楽しむ姿も見られ、充実した一日になりました。

 運営に携わってくださったボランティアの皆様、応援にいらっしゃった保護者の皆様、ありがとうございました。

  

 

 

第2回避難訓練(竜巻)

 9月11日(木)学校の南西より竜巻が発生したとの想定で避難訓練を実施しました。竜巻発生の放送を聴き、児童・生徒は教職員の指示に従い、慌てることなく迅速に窓から離れた位置で身を守る行動をとることができました。日頃の安全に関する学習の成果を十分に発揮し、実践的な避難訓練となりました。また講評の際に、来校していた気象台の方から専門家ならではの視点で貴重なお話をして頂き、知識を深めることができました。

   

 

 

城山西小学校3年生との遊び交流

 9月10日(水)2、3校時に、小学部の井上学級、北山学級、絵面学級の児童と城山西小学校3年生児童との遊び交流が行われました。全体で開会式を行った後、学級ごとに分かれて、自己紹介・ロンドン橋・ボウリング・STT(サウンドテーブルテニス)などを行いました。城山西小児童の中には、アイマスクやアイシェードを付けることにチャレンジして、音を手掛かりに活動を楽しむ児童もいました。本校児童にとっては、大勢の友達の声を聴いたり、触れ合えたりすることのできる貴重な体験になりました。本校児童の中には、「次は城山西小へ行きたい!」という積極的な感想をもつ児童もいるくらい、とても楽しい交流ができたようです。城山西小3年生の皆さん、本当にありがとうございました。

     

2学期始業式

 9月1日(月)、第2学期の始業式を体育館で実施しました。校長先生からは、「長い2学期ですが、日頃の学習はもちろん、修学旅行や運動会などの行事を通して、一人ひとりが成長できるよう、意識して学びを深めていきましょう」とのお話がありました。

 始業式の後には、中学部1年生の転入生の紹介、表彰伝達式、そして運動会のテーマ発表も行われました。

 まだ暑さの残る時期ですが、健康管理に気をつけながら、日々の学習にしっかり取り組んでいきましょう。

 

R7年度 第1回サタデースクール

 8月23日(土)、今年度も本校を会場にサタデースクールを開催しました。猛暑の中、3組の御家族が参加されました。3組とも地域の弱視特別支援学級に在籍されている小中学生です。
 前半は、「触察」をテーマに魚(アジ、ウナギ)の観察を行いました。「たくさん“ひれ”があるんだ!」と発見したり、アジの口から入れた指がエラから出てきて水の流れを理解できたりと実物を触る体験をとおして気づきの機会となったようです。
 また、後半は「スポーツ」をテーマに、視覚障害スポーツの一つである「SST(サウンドテーブルテニス)」を行いました。初めて体験した参加者もいましたが、楽しく活動できたようです。
 保護者の方々も情報交換を行いました。

 12月13日には第2回サタデースクールを予定しています。たくさんの御参加をお待ちしています!

魚の触察2 うなぎの触察 魚の触察

STT

第1回ぱんだサークルを実施しました!

 8月21日(木)に第1回ぱんだサークルを実施しました。

 当日は3組の親子が参加してくださいました。

 子どもたちは担当教員と一緒に、ふれあい遊びをしたり、楽器や手作り教材などの音を聴いたり触れたり、ボールプールのボールで遊んだりして過ごしました。

 保護者の皆様は本校理療科教員の体験談を聴いたあと、情報交換会を行いました。

 育児が大変なときは各地域の支援センターを活用してリフレッシュしていること、現在困っていることなどなど、様々な情報や悩み、不安などを共有することができました。

 第2回ぱんだサークルは12月26日(金)に実施予定です!

 視覚に障害を有する乳幼児、そしてその保護者の方々がつながることができる機会ですので、参加を希望される方はお気軽にご連絡ください。

 

寄宿舎クラブ活動

 7月14日(月)「クラブ活動」が行われました。事前の話し合いで「先生たちのやらかしたこと(過去の失敗談)」をテーマにクイズ大会を行うこととなり、当日は職員から様々な『やらかしエピソードクイズ』が出題されました。職員の意外な一面を聞いて、寄宿舎生は大盛り上がりでした。

 各問題には『失敗から学んだ教訓』が添えられており、楽しみながらも多くの気づきを得られる、有意義なクラブ活動となりました。

 最後に、優勝した寄宿舎生から順番に、リクエストで選んだおやつをセレクトして終了となりました。

  

第1回チェロ教室

 7月10日と14日の2日間にわたり、小学部から高等部普通科までの児童生徒がチェロ教室に参加しました。ボランティアの荒川育子先生によるチェロ演奏の鑑賞と先生との合奏、演奏体験の3部構成で行いました。

 「いつか王子様が」や「トップ・オブ・ザ・ワールド」などの鑑賞では、本校職員もコントラバスで演奏に加わり、児童生徒たちは、様々な楽器の響きを楽しみました。合奏では、先生のチェロと一緒に「風になりたい」や「星に願いを」を歌ったり、様々な打楽器で演奏したりしました。ラテン系の軽快な曲や、ゆったりした優しい曲に、児童生徒の演奏する打楽器の音色が合わさってより華やかになり、皆とても喜んでいました。

 チェロの演奏体験では、荒川先生が一人一人に合わせて丁寧にご指導くださいました。児童生徒からは、「去年よりも上手に弾くことができて良かった。」という感想があり、技術を積み重ねて成長している様子が見られました。

 

PTA研修 第1回目

 7月7日(月)PTA研修Ⅰが行われました。今回は参加者2名という少人数での実施となりましたが、「白杖を使った歩行体験」をテーマにじっくりと体験に取り組んでいただける貴重な機会となりました。

 白杖に関する講義を受けたあと、校内の廊下や玄関前の点字ブロックを活用し、アイマスクをつけて白杖を使って歩く体験を行いました。

 暑さの中での研修ではありましたが、参加された保護者の方からは「視覚に頼らず歩くことの難しさや、白杖の役割について理解を深めることができた」「とても良い研修だった」と感想をいただきました。

 御参加された保護者の方々、ありがとうございました。

情報処理検定試験(令和7年7月)

 7月1日(火)、第71回プレゼンテーション作成検定試験が本校を会場として実施され、高等部の生徒1名が3級に挑戦しました。

 また、7月8日(火)には、第143回日本語ワープロ検定試験が行われ、高等部の生徒1名が準1級に挑戦しました。

 検定結果の発表は、2週間から3週間後の予定です。

 どちらの検定も同じ生徒が受けました。合格を目標に自分で計画を立て、毎日練習を重ねていました。結果にかかわらず、努力して身についたことは今後の学習に生かされると思います。とてもよく頑張りました。

 

不審者対応避難訓練

 7月4日(金)不審者対応避難訓練を行いました。不審者役の宇都宮中央警察署スクールサポーターの方に、校内の職員が連携して対応しました。その間、児童生徒は、校内放送や先生の指示に従い、落ち着いて避難することができました。身を守る行動として、大谷町駐在所の警察官から「イカのおすし(行かない、乗らない、大声を出す、すぐ逃げる、知らせる)」についてや、夏休みの安全な過ごし方についてもお話をいただきました。

 

幼小部児童生徒会 七夕集会

 7月7日(月)の七夕当日、幼小部では七夕集会を行いました。この日までに、短冊に願い事を書いたり七夕飾りを作ったりして準備をしてきました。また、飾り付けする笹竹を組み立ててくれた学級もありました。

 当日は、児童生徒会副会長が司会を務め、2年生が始めの言葉や終わりの言葉を担当し、役割分担をして会を進めました。学級ごとに自分の願い事を発表し、笹竹に飾り付けしました。自分の作った飾りについて詳しく説明をする児童もいました。後半は、全員で「たなばたさま」を歌い、「星に願いを」の合唱や合奏をしました。

 みんなの素敵な演奏は、きっと天の川まで届いたことでしょう!

 飾り付けした笹竹は、幼小玄関に飾りました。みんなの願い事が叶うよう、お地蔵さまが見守っています。

    

ALT定例訪問

 7月3日(水)に外国語指導助手(ALT)のザック先生が来校しました。

<小学部>

〇グループA 

 「箱の中身は何でしょう?」というゲームを通して、様々な果物の英語の言い方についてザック先生と学習しました。中の果物が何か分かると積極的に英語を使って答えていました。また、ザック先生に「何の果物が好き?」と聞かれたとき、英語での言い方を教えてもらい、好きな果物を伝えることができました。

 

〇グループB

 一日に何をどれくらいするのか、どんな物を食べているかなど、互いの生活について聞いたりたずねたりしました。ザック先生に質問されて自分で答えた後は、「How about Zac?」と英語で聞くことができました。また、好きなスポーツの話題では、盲学校のサウンドテーブルテニスについて説明しました。

 

<高等部>

〇普通科1年1組
 自己紹介と学級のオリジナルゲームを行いました。自己紹介は、予め伝えたいことを考え、自分たちで翻訳サイトを使って英語にしました。当日は、内容についてALTに聞かれて答えることで、より詳しく自分のことを知ってもらうことができました。また、二つのゲームを合わせた学級のオリジナルゲームをALTに紹介しました。皆で色と数字を英語で言いながらカードを出し合い、とても楽しくゲームができて盛り上がりました。

 

〇普通科2年1組

 自己紹介と協力ゲームを行いました。自己紹介では、地元の紹介や最近の好きな曲を紹介しました。好きな曲は皆で一緒に聴いて楽しみました。協力ゲームは、各自に配られたカードを、数字を言わずに昇順にカードを出していくゲームです。知っている単語や表現を使って会話をしながら、考えていることをお互いに予想を出し合いました。最後まで昇順に並べることはできませんでしたが、互いの言葉によく耳を傾け合ったやりとりできました。

高等部普通科職場見学(1ー1、2-2、3ー1)

 6月27日に、武子希望の家の見学と、鹿沼市文化活動交流館と周辺の散策に行きました。
 武子希望の家は広大な敷地に作業棟、園芸施設、入所施設などがあり、敷地内を1時間ほどかけて歩いて見学をしました。


 浴槽の発泡材の部品取り付けとビデオテープの解体の見学では、部品を手で触って確認しました。その素材の軽さや大きさに驚きました。また、工場内の接着剤の臭いに驚く生徒もいました。

 

 しいたけの栽培、花卉栽培の見学では、しいたけの原木を持ち上げたり、運搬用の一輪車を動かしたりしました。体力が必要な作業であることを実感しました。

 


 入所施設は、外側から見学しました。カメラを使って建物の外側の様子を見たり、玄関口の外から中の様子を確認したりしました。


 これらの
様々な作業の見学を通して、自分にできそうな作業かどうか、また、それらの作業をするために身に付けるべき力は何かを考えることができました。
 

 昼食は、鹿沼市文化活動交流館の敷地内にあるベーカリーでパンを食べました。事前にハンバーガーセットを注文した生徒、トレイとトングを持ちその場でパンを選んだ生徒など、それぞれの方法で選び、おいしそうにパンをほおばっていました。


 午後は、近くのスーパーに買い物にいくグループ、鹿沼市文化活動交流会館を見学するグループに分かれました。それぞれのペースで買い物や見学し、自分のやりたいことを達成できました。 

学校公開

 盲学校及び視覚障害教育の理解・啓発を図ることなどを目的として、6月30日(月)に学校公開を実施しました。

 本校の教育活動に関心のある外部の方が67名、本校児童生徒の保護者の皆様20名に御参加いただきました。

 全体会で学校概要やセンター的役割の説明を行い、2時間目と3時間目の授業を公開しました。

 参加された方からは「保育園でも活用できそうな玩具や施設の工夫があり、とても参考になりました。」、「一人一人に応じた支援をされていてとても参考になりました。」、「他の学部も見学して、これからの成長が楽しみになった。」等の感想をいただきました。

 アンケートでいただいた御意見も参考にしながら、県内唯一の視覚に障害を有する幼児児童生徒のための拠点を担う学校として、今後も努力して参りたいと考えています。

  

  

 

小学部 社会科見学

 6月19日(木)、小学部3、6年生児童が社会科見学に行ってきました。

 宇都宮西消防署では、防火着を着せていただいたり、空気循環のボンベやヘルメットなどを触察させていただいたりしました。放水体験もさせていただき、水の勢いを感じることができました。

 ろまんちっく村では、レストランで好きなものを注文したり、家族にお土産を買ったりしました。

 とても有意義な体験をすることができました。

高等部普通科職場見学(2-1)

 6月27日(金)、高等部普通科の職場見学が行われました。

 2ー1は、宇都宮市にあるとちぎ視聴覚障害者情報センターを見学させていただきました。当施設は、栃木県の点字図書館でもあり、点字図書の製作や貸出、デイジー図書の録音等を行っています。点字プリンターや亜鉛版プレス印刷を用いた点字印刷やページの裁断などの作業の様子を実際に見せていただいたり、視覚障害当事者として勤務されている職員の方のお話を伺ったりしました。工夫をしながら様々な機器を使いこなして働いていることを教えていただきました。

 午後は路線バスでJR宇都宮駅へ移動し、自分たちで立てたプランに基づいて活動しました。昼食にラーメンを食べ、近隣の店で買い物をしたり散策したりしました。よくできたこと、達成できたことがあった一方で、今後の成長につながる課題も見つかったようです。今回の職場見学で学んだこと、感じたことを、これからの生活や進路学習等の中で生かしていってほしいと思います。

   

 

(公財)ベルマーク教育助成財団様より、寄贈いただきました!

 公益財団法人 ベルマーク教育助成財団様から、拡大読書器を寄贈いただき、専攻科棟の物療室に設置されました。主に高等部 保健理療科・専攻科の学生が臨床実習を行う際に、患者さんのカルテの確認や、所見の作成をするのに利用しています。

 拡大読書器は重いので、教室移動の際に運ぶことは不便です。今回の寄贈により校内の台数が増え、利便性が高まり感謝しています。

 ベルマーク教育助成財団様の公式ホームページには、秋頃に、本校からのメッセージとともに、学校紹介等も載る予定です。 

社会福祉法人藹藹会障害者支援施設HeartFieldとの交流

 6月24日(火)、社会福祉法人藹藹会の利用者の皆様と、本校中学部3名、高等部普通科7名の生徒による七夕交流会を開催しました。 

 はじめに、高等部の作業学習班より藹藹会の皆様へ、回収したプルタブと心を込めて作った作業製品のコースターを贈呈しました。 

 続いての発表コーナーでは、本校生徒が歌と楽器演奏で「虹」を発表しました。一方、藹藹会の皆様から「365日の紙飛行機」が披露されました。心のこもった歌声と生演奏が響き合い、会場は温かい雰囲気に包まれました。 

 その後は3つのグループに分かれ、大きな笹に七夕飾りや願い事を書いた短冊を協力して結び付けました。笑顔と会話があふれる、楽しいひとときとなりました。なお、藹藹会の方が本校に運んでくださった笹1本が、中高棟階段を上がった左手のスペースに展示されています。 

 生徒たちは、年に一度の貴重な交流を心から楽しみ、充実した時間を過ごすことができました。また来年も、皆様とお会いできることを楽しみにしています。

  

実習報告会

 6月2日(月)から6月13日(金)まで実施した第Ⅰ期産業現場等における実習、及び校内実習の実習報告会が6月20日(金)6校時に作業棟で行われました。保護者の方々、校長、進路指導部長はじめ教員が見守る中、5名の生徒が一人ずつ前に出て、実習の成果を発表しました。

 1年生は、点字用紙を利用したコースター作りと点字本の解体作業を行いました。各自の目標や今後の課題について写真や動画を提示しながら、初めてとは思えない堂々とした態度で発表することができました。

 2・3年生は、それぞれ3か所ずつ事業所で実習を行い、制作したさをり織りの作品や、気に入った教材などを紹介しました。学校で製作した缶つぶしの道具や、事業所で姿勢保持のために使用したクッションを参考に保護者がつくったものも披露されました。高等部2・3年生にとって、卒業後を見据えた事業所との連携がより重要になってくることを感じさせられました。

小学部 校外学習(宇都宮駅)

 6月20日(金)、JR宇都宮駅へ行ってきました。切符の購入方法や自動改札機の通過方法、飲食店での過ごし方や、エレベーターの乗り方など事前学習を行い、一人一人目標を立てて校外学習に臨みました。

 宇都宮駅では、券売機で切符を購入したり、新幹線の音を聴いたりしました。子どもたちは、駅構内に流れるアナウンスや新幹線の通過音に耳を傾け、真剣な表情をしていました。

 昼食は、ウツノミヤテラス内にある定食のお店へ行きました。それぞれ自分で選んだメニューをおいしくいただきました。

 天候にも恵まれ、充実した一日を過ごすことができました

  

 

令和7年度関盲連代議員会について

 6月19日(木)、関東地区盲学校生徒会連合(関盲連)代議員会がオンラインにて行われました。この会は、関東地区の盲学校の高等部生徒会の代表生徒(代議員)が本連合の運営について議論したり、情報交換を行ったりするものです。今年度は本校が総務担当の順番となり、普通科2年生の生徒が司会進行を務めました。

 午前中の議事は滞りなく進み、その後は参加生徒による自己紹介、学校紹介を順番に行いました。和やかな雰囲気で、個性豊かな発表を聴きました。本校生徒は、本校校庭に生息している「古賀志虫(ブユ)」の恐ろしさや「プールの水に地下水を使っていること」について、漫才のようにボケとツッコミを交えながら楽しく発表しました。

 午後の情報交換会では「遊びに行くならどんな場所に行くか」「盲学校あるある」の2つのテーマで自由なディスカッションを行いました。画面越しではありましたが生徒間のやりとりも活発に行われ、にぎやかで充実した会になったことと思います。

 

 

第56回関東地区盲学校フロアバレーボール大会(オープンリーグ)出場について

 6月13日(金)、茨城県水戸市にある「リリーアリーナMITO」で第56回関東地区盲学校フロアバレーボール大会が行われ、本校はオープンリーグに参加しました。オープンリーグは生徒と教職員の混成チームで出場でき、昨年度大会より設けられたものです。本校は実に15、6年もの間 大会出場から遠ざかっていましたが、昨年度より少しずつ練習に取り組んできました。今回は高等部普通科生徒4名、専攻科生徒2名、引率職員7名の計13名で参加しました。

 対戦相手である千葉県立盲学校の鋭いスパイクや安定感のあるレシーブ・トスに圧倒されながらも、本校前衛、後衛ともに精一杯声を出し合い、全力でブロックし、できるかぎりの力でスパイクを打って応戦しました。第1セットは千葉盲に取られてしまいましたが、第2セットは本校1点リードのまま、全50分間に渡る試合が終了しました。

 総得点による勝敗判定の結果、勝つことはできませんでしたが、チームスポーツの面白さ、試合の緊張感、その中で満足のいくプレーを行う難しさなどなど、生徒たちはたくさんの経験を得ることができたと思います。試合後に観た決勝戦も迫力あるプレイばかりで、生徒たちにとって良い刺激となったようです。

 帰校後、生徒たちからは「みんなで一緒に試合に出ることができて、楽しかった。」「もっと強いスパイクを打てるようになりたい。」というような感想が聞かれました。今年度限りの挑戦で終わらないよう、来年度に向けて一層取り組んでいきたいと思います。

  

第1回避難訓練(地震)・下校対応訓練

 6月6日(金)に、避難訓練と下校対応訓練を実施しました。
 今回は、校舎内外で通行できない箇所があること、電気系統の被害により放送機器が使用できなくなったことを想定して行いました。緊急地震速報を聞いた児童生徒は、事前学習で学んだことを生かして速やかに身を守る行動ができました。その後、避難指示を聞いて安全を確認しながら避難場所へ移動しました。
 下校対応訓練では、大規模災害によりスクールバスや公共交通機関が使用できないことを想定して下校しました。今回の訓練をとおして緊急時の下校手順について、保護者の皆様と確認することができました。御協力ありがとうございました。

 

  

 

令和7年度第1回校内点字競技会

 6月10日(火)に、今年度1回目の校内点字競技会を開催しました。競技種目は五十音、転写、聴写、速読みの4つです。

 今回は小学部から2名、高等部から2名の児童生徒が参加しました。静かな教室で緊張感のただよう中、点筆やパーキンスで点字を打つ音が響きました。昨年の自己記録の更新を目標に、日頃の学習の成果を発揮すべく、どの児童生徒も集中して取り組むことができました。

中学部校外宿泊学習

 5月22日(木)~23日(金)校外宿泊学習に行ってきました。1日目午前中に、那須ロープウェイに乗り那須山頂駅へ向かいました。ロープウェイが揺れるのと窓からの景色に少しどきどきしましたが、山頂駅に着くと壮大な景色を見たり、冷たい山の空気を感じたりすることができました。昼食後、殺生石とつつじ吊り橋を見学しました。殺生石で硫黄の匂いに辟易としたり、つつじ吊り橋で橋の高さや揺れに驚いたりしました。なす高原自然の家に着いてからは、指導員さんに教えてもらいながら木の実クラフト作りをしました。自然の家周辺に落ちていた木の枝に接着剤で木の実をつけて、素敵な作品ができました。夜はベッドメイキングをしたり、談話室に集まってカードゲームなどをしたりして楽しみました。

 2日目は、千本松牧場に行き、たくさんの動物と触れ合ったり、広い牧場内を散策したりしました。

 2日間、天気にも恵まれ、普段なかなか経験できないことにチャレンジすることができました。今回の校外宿泊学習は、友達同士の関わりの心地よさを知る素敵な経験になったことでしょう。

第20回栃木県障害者スポーツ大会について

 5月25日(日)、栃木県総合運動公園にて第20回栃木県障害者スポーツ大会が開催されました。高等部2名の生徒が陸上競技に、また中学部1名、高等部1名の生徒がサウンドテーブルテニスに出場しました。

 心配していた雨は朝のうちに上がり、時折晴れ間も見え、まずまずのコンディションでの実施となりました。自己記録や入賞などの成績を収めることができた生徒も、悔しい結果に終わってしまった生徒も、持てる力を頑張って出し切る姿が素晴らしかったです。もんな今後につながる良い経験を得られたことと思います。

高1男子 50m【視覚・男子】 第1位 9秒77 

高1男子 800m【視覚・男子】 第1位 3分24秒63

中1男子 サウンドテーブルテニス 第2位

高1男子 サウンドテーブルテニス 第3位

 

 

 

 

下校対応訓練は無事終了しました。

保護者様へ

 下校対応訓練は無事終了しました。御協力ありがとうございました。

 学校では、本日の訓練の反省点を生かし、今後の安全対策を講じていきます。お気づきの点がございましたら、学級担任を通してお知らせください。

遊び交流(城山西小学校2年生)

 6月5日(木)に、宇都宮市立城山西小学校2年生と本校児童による「遊び交流」を実施しました。互いに自己紹介を行った後、全員で大きな輪になってロンドン橋遊びを行いました。ゲームの中で、好きな食べ物や遊び、得意なことについて、全員が発表できました。本校児童にとって、大勢の友達と同じ活動で遊ぶことができる貴重な機会となりました。

 その後、城山西小の皆さんは、「盲学校探検」を行いました。校内を見学しながら小学校と盲学校との違いを探したり、本校児童が生活科や算数などの授業で使用している触察教材を触ったり、触る絵本を楽しんだり、拡大読書器を操作したりしました。  

 また城山西小の皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

    図書館

令和7年度舎生会役員選挙・任命式

令和7年度の舎生会役員選挙が行われました。5月7日(水)に行われた立会演説会の後、5月12日(月)の信任投票にて3名が当選しました。5月19日(月)の任命式では、校長先生からの「役員を中心に舎生のみなさん全員で寄宿舎を盛り上げていってください。」との激励の言葉と共に、任命書が授与されました。3名の役員からは「楽しい寄宿舎にしたいです。」「がんばります。」等の抱負が語られました。

  

高等部 実習激励会

 5月23日(金)本校作業棟にて、実習激励会が行われました。

 2、3年生の生徒の一部は5月27日から産業現場等における実習が始まります。6月2日から2週間の間に、高等部普通科1年の3名は6月2日から校内で実習を行います。

 保護者の皆様をはじめ教員たちが見守る中、生徒たちはそれぞれ実習の目標や意気込みを発表しました。また、校長、教頭、進路指導部長、高等部主事からは激励の言葉を頂きました。1年生にとっては初めての2週間の実習です。最後までがんばれ!

小学部 城山西小学校との田植え交流

 5月8日、小学部3年生と6年生の児童2名が城山西小学校の児童と田植え交流を行いました。

 当日は気持ちよく晴れ、絶好の田植え日和でした。城山西小学校のなかよし田んぼでは、地域の方々や城山西小学校の保護者の皆様が準備をしてくださっていました。盲学校の児童は、慣れない泥の中の田植えで、足が抜けなくなったり、転びそうになったりしながらも、植える位置に目印として玉が付いたひもを触って確認しながら苗を植えることができました。

 秋の稲刈りが楽しみです。

こころの劇場 劇団四季『ふたりのロッテ』鑑賞

 4月28日(月)、小学部4~6年生5名が劇団四季のミュージカル『ふたりのロッテ』を鑑賞してきました。これは、赤ちゃんのときに離ればなれになったふたごの姉妹が偶然出会い、再び家族一緒に暮らせるようにある作戦を実行するお話です。児童たちは、原作を読んでから観劇したり、劇中の歌を覚えて口ずさんだり、お気に入りの登場人物を見つけたり、それぞれに楽しみ、満足した様子でした。

教科書展示会のお知らせ

  小・中・高等学校及び特別支援学校において使用している教科書を、下記の期間展示しています。保護者の皆様も自由に見学することができます。 

事前展示会:

 令和7年6月16日(月)~6月19日(金)  

 午前9時~午後5時

教科書展示会:

 令和7年6月20日(月)~7月11日(金) 

 午前9時~午後5時  ※土日は除く

 

会場:栃木県庁河内庁舎本館5階図書展示室

R7 04教科書展示会会場案内図.pdf

第1回保護者会

 4月30日(水)、多くの保護者の御参加をいただき、第1回保護者会が行われました。

 全体会では、校長から「目指す学校像」「学校経営方針」やと特別支援教育課より出された「特別支援教育の充実に向けた方針」についての説明がありました。また、担当係より、令和6年度の卒業生の進路等、主体的活動を促す支援、フロアバレーボール、児童生徒会について、それぞれ説明等がありました。保護者の皆様からのアンケートでは、「進路や学校の取組について、実例を挙げて具体的に分かりやすく説明されていてよかったです」「フロアバレーボールという新しいスポーツを知る機会になりました」等の感想をいただきました。

 その後学部懇談と授業参観が行われました。授業参観については、「一年の成長がすごく感じられました」「クラスの雰囲気がとてもよかったです」等の感想をいただきました。

 今後も保護者の皆様と共通理解を図りながら学校運営を進めてまいりたいと考えておりますので、御協力をお願いいたします。

 

 

 

 

弱視特別支援学級等担当者研修会を開催しました

 4月24日(木)、弱視児童生徒を担当されている県内の先生方を対象に『弱視特別支援学級等担当者研修会』を実施いたしました。今回は10校11名の先生方の参加がありました。

 まずは、自己紹介を兼ねた情報交換会を行いました。参加された多くの先生が、今年度はじめて弱視の児童生徒を御担当されることとなったとのことでした。午前中は、『教育的視機能評価について』、『ロービジョン疑似体験』、午後は、本校職員による『視覚に障害を有する児童生徒への支援について』、『自立活動について』の講話と、校内の見学をしていただきました。

 参加された先生方からは、「弱視と一言で言っても様々な児童・生徒さんがいるのだと知って参考になった」「情報保障の必要性について参考になった。見えていると思ってしまいがちだが、声かけをしていこうと思った」「教材の見やすさや触れて確かめることの重要性、必要性を感じることができた」等の感想をいただきました。

【専攻科】進路講話を実施しました!

 4月24日(木)の放課後、専攻科生を対象に進路講話を実施しました。

 卒業後の主な進路先、近年の卒業生の就職状況、在学中に進路を考える機会や、企業が求める資質などについて、具体例や、同じ視覚障害者としての思いも織り交ぜながらお話ししました。それぞれの立場で捉え方は違うと思いますが、進路を考える一つの機会になっていることを願っています。

 また、進路を担当する我々教職員もより一層気を引き締めて支援したいと思います。

令和7(2025)年度 学校公開のご案内

令和7(2025)年度 学校公開のご案内

 見えにくさのあるご本人や保護者の方などに、盲学校の施設や盲学校で行われている授業、視覚障害教育のセンターとして盲学校が取り組んでいること等を知っていただくことを目的として、6月30日(月)に学校公開を実施いたします。ぜひお気軽にご参加ください。

R7学校公開案内

白杖贈呈式

 4月24日、株式会社キザキ様より白杖が寄贈され、小学部、中学部、高等部の代表が出席し、校長室で贈呈式が行われました。

 株式会社キザキ様は長野県でスキーポールなども作っている会社です。金沢大学と使いやすい白杖を開発し、全国の盲学校に直接プレゼントに回る「白杖リレーマラソン」を行っています。

 代表の児童生徒は、贈呈された白杖ができた経緯をよく聞き、また、グリップや長さの調節などの改良された特長をよく触って確かめていました。

 他県の盲学校の生徒も記入しているメッセージボードには、代表の生徒が「ありがとうございます。自主通学にむけてがんばります。」と書きました。

 本校ではいただいた白杖を活用し、多くの幼児児童生徒や相談に来られた方の歩行学習に役立てていきたいと考えています。ありがとうございました。


 

 

 

 

 

令和7年度 寄宿舎入舎式

 4月9日(水)、入舎式を実施しました。今年度の寄宿舎生は10名です。中学部生2名が、新たに寄宿舎生となりました。校長先生からの挨拶の後、新任寄宿舎指導員の紹介がありました。

 最後に、各寄宿舎生と舎室担当職員が自己紹介をしました。個性豊かな10名での新生活がスタートします。1年間楽しい寄宿舎生活を送っていきます!

令和7年度入学式

 本年度は、中学部1名、高等部普通科3名、高等部専攻科4名、合計8名の児童生徒が本校に入学しました。

 校長先生の式辞では、次のように、本校の教育目標を踏まえたお願いが児童生徒の皆さんにありました。「明るく健康でたくましい人になってほしい」「自分の個性を生かして、自分から進んで学んでほしい」「社会の一員として活躍していけるよう、豊かな心を育んでほしい」の3つです。

 新入生のみなさんの今後の学校生活で一人一人のニーズに応じた目標を達成できるように、教職員一同、今年度も全力で教育活動を進めて参ります。

 

令和7年度第1学期始業式及び離任式

 4月8日(火)、校長新任式、第1学期始業式、離任式を実施しました。

 始業式では校長先生から、「進級おめでとう」との挨拶がありました。自分で考えて自分からやる、という主体性に関する前向きな励ましのお言葉がありました。

 また、始業式の後、離任式が実施されました。幼児児童生徒から花束を受け取った10名の教職員からは、児童生徒の皆さんに向けて、思い出や励ましの言葉がたくさんありました。

 幼児児童生徒一人一人が成長を実感できるように、今年度も、教職員一同、一致団結して教育活動を進めて参ります。