R4トピックス

2022年11月の記事一覧

小学部 城山西小学校との交流(オンライン交流)

 11月28日(月)に、城山西小学校と交流を実施しました。盲学校を会場としたゲームオリエンテーリング交流の準備をしてきましたが、新型コロナウイルス感染症の状況を考慮し、オンラインでの実施となりました。

 両校児童は、映像と音声がつながると、手を振ったり挨拶をしたりと、和やかな雰囲気で交流がスタートしました。盲学校児童から一人一問の音あてクイズを出題すると、城山西小学校児童は友達と楽しそうに相談しながら答えていました。児童からは、「友達の声が聞けて楽しかった。」「3年ぶりに交流できて良かった。」との感想が聞かれました。

 直接会うことはできませんでしたが、映像や音声を通して友達を感じることができ、笑顔あふれる交流となりました。

中学部 校外学習Ⅱ

 スクールバスを使用し、学校から10分ほどの場所にある、大谷石で有名な大谷へ行ってきました。

 平和観音の前で記念撮影をし、周辺を散策しました。平和観音の階段を上った生徒は、下で待っていた先生の声を聞いて、高さを実感できたようでした。

 

  

 

 昨年オープンした「ベルテラシェ大谷」へ移動し、体験館で大谷石を使ったクラフトつくりをしました。イメージを言葉にしながら、素敵な作品になりました。

 

 ベルテラシェ大谷内のフードコートで食事をした後、スクールバスでJR宇都宮駅へ移動しました。最近オープンした「ウツノミヤテラス」や餃子像などを見学してきました。券売機を使って切符を買うこともできました。そして、JR日光線の揺れを感じながら鹿沼駅へ。鹿沼駅では、白杖を使って線路からホームまでの高さを調べる生徒もいました。

 

 日帰りでしたが、盛りだくさんの校外学習でした。

城山中学校との交流(中学部)

 

 11月10日(木)、城山中学校との交流を行いました。新型コロナウイルス感染症の影響で、この2年間は中止になったり間接交流となったりしましたが、今年度は城山中学校を会場とし、直接交流を実施することができました。今回は体育の授業でのサウンドテーブルテニス(以下STT)交流を行いました。

 最初に4つのグループに分かれて互いに自己紹介をした後、本校生徒代表がSTTの由来等の紹介をしました。STT交流では、各グループで、アイマスクやアイシェードを装着して試合や打ち合い体験を行いました。グループごとの感想発表では、久々に直接交流ができて楽しかったという感想がたくさん出ました。また、城山中学校の生徒たちからは、STTを初めて体験して楽しかった、見えないことが不安だった、盲学校の生徒が上手で驚いた、などの感想も出ました。

 次年度以降も、交流を通して、互いに理解し合い、同年代の友達との関わりを深める機会とできればと思います。

 城山中学校の皆さん、ありがとうございました。

       

     

          

令和4(2022)年度第51回関東地区盲学校陸上競技大会

 11月11日(金)、神奈川県横浜市三ツ沢公園競技場で行われた陸上競技大会に、高等部普通科生徒2名が出場しました。県外での大会、かつ生徒たちにとって初めての複数人が出場するレースということで、やや緊張した様子も見られましたが、秋らしい穏やかな晴天の下、堂々とした走りでフィニッシュすることができました。

 レース結果は以下の通りです。

高等部普通科3年 五十嵐琉音 女子100m(区分2)6組2着 17.11

高等部普通科3年 木村 水咲 女子50m (区分2)     2着 19.03

     

高等部クラブ活動

11/7(月)、高等部舎生企画のクラブ活動「楽しい高等部クラブ活動」が行われました。

高等部生6人が考えたクイズを放送で聞き、舎生一人ひとりが全問正解をめざしました。中学部生のYさんは、「クイズは難しかったけど、楽しかった!」と笑顔で答えていました。

   

  

国際医療福祉大学 視覚リハビリテーション実習受け入れ

 11月9日(水)、国際医療福祉大学で視能訓練士を目指している大学生52名が来校し、本校で視覚リハビリテーション実習を行いました。

 学生のみなさんは4グループに分かれ、サウンドテーブルテニスの体験をしたり、理療科、点字図書や拡大本、視覚障害に特化したICT機器についての説明を聞いたりしました。

 メモを取りながら真剣に実習に参加していた学生のみなさんの今後の御活躍を期待しています。

サウンドテーブルテニス

点字図書、拡大本(図書館)

ICT機器等

城山地区文化祭に参加しました

 11月5日(土)~11月6日(日)の2日間、城山地区の文化祭が開催されました。昨年は作品展のみの開催でしたが、6日には2年ぶりとなる保健理療科・専攻科生徒によるマッサージコーナーも開設され、朝から整理券を求めるお客様で賑わいました。にこやかに会話を楽しみながらのマッサージは、地域の方々に大好評でした。同じテント内では、盲学校の教材の展示や点字体験も行いました。

 市民センター内の作品展にも、多くの方が足を運ばれ、盲学校の児童生徒のデザイン画や造形などの作品に関心を寄せてくださいました。城山地区の一員として、盲学校を今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

理療科によるマッサージ

    理療科によるマッサージ

作品展の盲学校コーナー

    作品展の盲学校コーナー

鹿沼東高等学校JRC部から「手作りパズル」のプレゼント

 高校の学校祭で「白杖体験」を実施するため、夏休み中に本校に来校して白杖の使用方法などを学んで帰った鹿沼東高等学校JRC部のみなさんが、大中小3種類の「手作りパズル」を手に再び来校してくださいました。

 「盲学校のみなさんが、安全に触って楽しめるように工夫したパズルです。段ボールやマスキングテープでできています。はっきりした色を使って見やすくなるようにしました。」とのことで、パズルの枠にホットボンド(熱で溶けるタイプの接着剤)を使って点字を記したものもありました。古賀志祭の展示の一つとして飾らせていただいた後に、みんなで使わせていただこうと思います。

ちょっとしたきっかけからご縁がつながり、うれしいプレゼントをいただくことができました。ありがとうございます。

鹿沼東高校JRC部のみなさん

    鹿沼東高校JRC部のみなさん

いただいたパズル(枠に点字付)

     いただいたパズル(枠に点字付)

高等部校外学習(梨狩り)

 10月28日(金)高等部生徒5名が、梨狩りに行きました。秋晴れの中、学校から5分ほど歩いた所にある梨園で体験させてもらいました。梨園の方に、梨の種類や取り方のコツを聞き、収穫に臨みました。顔と同じくらい大きいサイズの梨に驚きながら、くるりとひねると、簡単に採ることができました。袋がぱんぱんになるほど大きな梨を収穫させていただきました。収穫後は、生徒同士でなしの大きさや色比べをしながら大盛り上がりでした。

 今回はコロナ禍により、遠くへ移動せず、同じ地域にある施設を利用したり、梨園の方々と交流を深めたりする学習となりました。今後も様々な場面で地域の皆様の協力をいただきながら、地域を理解し活用する学習を行っていきたいと思います。