R4トピックス

2023年3月の記事一覧

盲導犬についての研修会

 3月14日、20日に、本校の全教職員を対象に、お隣の東日本盲導犬協会様より久野さやか様を講師に、御講話と、盲導犬の歩行体験による「盲導犬についての研修会」を実施いたしました。盲導犬の仕事、盲導犬の一生、盲導犬と接する際の配慮事項、ユーザー学生を想定した学校や寄宿舎生活等について、具体的な写真や動画を交えた非常にわかりやすい御講話をいただきました。参加した職員からは質問がたくさん出されました。盲導犬ユーザー学生が本校に入学した場合などの対応について等、具体的なイメージを描くとともに、盲導犬に関する法的な内容も含め、正しく理解する機会となりました。

 

令和4年度 卒業式

 3月13日(月)、令和4年度の卒業式を挙行いたしました。幼稚部2名、中学部1名、高等部普通科3名、高等部専攻科5名、合計11名の卒業生が学校長から卒業証書を授与される姿は、一人一人が輝き、とても誇らしいものでした。

 盲学校を卒業し、社会に羽ばたく皆さん。盲学校は皆さんのふるさとです。

 御卒業おめでとうございます。

卒業証書授与の様子 答辞の様子

校外学習(高等部普通科1年1組)

 関東自動車駒生営業所に御協力いただき、路線バスの車両を利用した学習を行いました。バスの構造、乗降方法、料金の支払い方法など、路線バスの利用に必要な事項を実際に触って確認したり、体験したりしました。また、車外スピーカーから聞こえるアナウンスや車内のアナウンスをそれぞれ聞き、バスの行き先などを確認しました。路線バスの利用経験がほとんどない生徒たちでしたが、路線バスも利用交通機関の選択肢の一つとなったようです。

 

卒業舎生祝いの会

 2月27日(月)に卒業舎生祝いの会が行われました。第1部冒頭、校長先生からのお祝いのメッセージが読み上げられました。寮務主任からは一人一人のエピソードを交えた卒業舎生の紹介を受け、教頭先生からは卒業記念品が手渡されました。卒業舎生からは、在校舎生や職員に向けての感謝や激励の言葉がありました。その後、味しい祝菓をみんなで楽しくいただきました。アットホームな雰囲気の中、最後に舎生会会長から心のこもった「在舎生代表贈る言葉」が読み上げられました。

 第2部では、素敵な音楽と在舎生からのお祝いのメッセージCDに耳を傾けながら、卒業舎生クエストメニューの夕食を美味しく味わいました。いつもとは違って寄宿舎生みんなで一斉にごちそうさまのあいさつをして、食事 会を締めくくりました。

 卒業する5名の寄宿舎生の皆さん、御卒業おめでとうございます。 

                      

 

   

手洗い指導

 Kao株式会社より「みんなで手あらい 盲学校向け」という教材をいただきました。これは手あらい指導を盲学校用にアレンジしたもので視覚に頼らずに正しい手洗いを学ぶことができる教材です。この教材を使用し小学部で授業を行いました。

 専用のジェルを手に付けブラックライトで照らして手には汚れがたくさんついていることを確認し、その後「あわあわ手あらいのうた」に合わせて手洗いを行うと手はきれいになりました。洗い残しが多い場所が触ってわかる手袋は児童からも好評でした。

  

非常食体験献立

 今日の給食では、給(食)を救うカレー『救給カレー』という非常食を提供しました。

 東日本大震災ではライフラインの停止による学校給食施設の使用不能や、交通寸断による輸送不能により、給食の提供が不可能になる地域がありました。

 そこで、全国の栄養教諭・学校栄養職員の手により、災害被災体験の教訓をもとに、成長期の子供たちの栄養バランス、心の安定、体力保持等を考え、ライフラインが途絶えてもそのまま食べることができる非常食をと、こだわりをもって開発されたものです。

 いざという時に慌てないよう、非常食体験を通して防災意識を高めていきたいですね。

 

東武鉄道体験会

 東武鉄道株式会社様にお声がけをいただき、東武宇都宮駅にて実際の列車を使用した体験会に参加して参りました。

 当日は中学部・高等部・専攻科の14名の生徒及び教職員が参加しました。

 車両の触察や線路内歩行、駅職員の方による手引きの誘導体験、白杖のドアばさみ体験、ホームの高さ調べ、券売機の音声案内の利用、自動改札機調べ等々、普段は行うことの難しい体験を経験させていただきました。

 参加した生徒からは、「ホームと線路はこんなに高かったのかと思い、のぼれないと思った」「ドアに白杖をはさむ体験をし、ドアの閉まる力が強いことにびっくりした」「車両の連結部など細かいところまで触ることができて良かった」等の感想が出されました。

 今後の安全な鉄道利用に向けて大事な知識と技術を身につける機会となりました。

  

中学部送別会

 2月24日(金)に中学部の送別会が行われました。今年度は1名が卒業します。在校生みんなで、プログラムや飾りを作ったり、歌や太鼓の練習をしたりして準備をしてきました。当日は、在校生が司会進行や挨拶などの係を分担しました。卒業生は、在校生に向けて「お話」のプレゼントを贈りました。在校生からも、お花や記念品が送られました。卒業生との最後の思い出となる楽しいひとときを過ごし、心温まる送別会となりました。

  

ざぶん展 出展

 陶芸教室で制作した本校幼児児童の作品が、今年も陶芸家 林香君先生主催の「ざぶんSDGs大賞展」(場所:栃木県子ども総合科学館)に出展されました。たくさんの人が足を止めて、カラフルな作品に見入っていました。