令和4(2022)年度以前の記事

◆小山南高校の毎日

今年度も残り僅かです…

 本日、3学期始業式が行われました。
 新型コロナウイルス「オミクロン株」が猛威を振るっている関係で、当初の予定とは変更し、放送で実施しました。

 まず、賞状伝達を呼名のみで行い、その後、今週末に行われる関東大会出場に向けてウエイトリフティング部の壮行会を行いました。ぜひとも選手には全力を尽くしてもらい、それに見合う結果が出せることを祈念しています。

 始業式における校長式辞では、コロナの「第6波」の中での生活に意識をしてほしいことに言及した後、「かっこいい」人とはどのような人を言うのかについて話がありました。所謂「イケメン」とされる俳優たちの言葉を紹介し、生徒たちには「前向きで骨太な生き方をし、自分が格好をつけるのではなく周囲が『かっこいい』と評価するような生き方をして欲しい」とメッセージを伝えました。
 3学期は、3年生にとっては最後の高校生活として限られたものであり、1・2年生にとっては次の学年の「0学期」として準備期間です。学習指導部長及び生徒指導部長からは、その3学期の過ごし方について講話があり、生徒たちは今後の生活の目標を設定しているようでした。

 本年も、本校の教育活動へのご理解・ご協力等をよろしくお願いいたします。

長い2学期も終わりました

 本日、令和3年度第2学期終業式が行われました。
 
 式に先立って、賞状伝達式が行われ、今学期に大会や検定取得等で輝かしい成績を残した生徒が表彰されました。


 終業式の校長式辞では、今学期始業式での式辞にあった「自分に自信を持てば、余裕ができて人に優しくなり謙虚になる」という言葉に言及し、そんな人になれたかを生徒たちは顧みました。また、相田みつをの言葉にも触れ、人との衝突や出会いについても生徒たちに考えさせました。
 校長式辞の後に、学習指導部長・生徒指導部長からそれぞれ、今学期の学習や生活面を振り返り、冬休みや3学期以降の注意事項等の講話がありました。
<校長式辞>

<学習指導部長講話>      <生徒指導部長講話>
 

研究の成果を発表しました

 本日、5・6時間目に、スポーツ科3年生による卒業論文発表がありました。

 スポーツ科3年生の代表者たちが、各々の部活動等で研究してきたテーマをスポーツ科全生徒の前でプレゼンテーション形式で発表しました。
 発表生徒は、発表前には緊張する様子もみられましたが、発表中には緊張を感じさせない堂々とした様子で、自身の研究の成果を伝えてくれました。1・2年生のスポーツ科の生徒たちは、先輩の発表を聞いて刺激を受けたようで、今後の本校スポーツ科での学びをより深いものにしたいと感じたようです。
 本校を代表するスポーツ科に所属する生徒たちには、部活動等を通してますます成長し、本校の「顔」として活躍してほしいと思いました。

<代表生徒たち>      <発表の様子>
  
<スポーツ科長講評>

交通ルールについて改めて考えました

 5・6時間目の時間に、小山市警察署やスタント会社のご協力のもと、交通安全教育を実施しました。

 本校校庭にて、実際に起きた交通事故を再現し、ルールやマナーを守らなければ交通安全上どのような問題が起きるのかを五感を使って考えました。多くの生徒は、「交通事故」をやや縁遠いものと考えていたようで、再現とはいえ目の前で起こる事故に衝撃を受けていました。「このくらいなら大丈夫」と考えてしまいがちな小さな違反も、積み重なると大きな事故に繋がることの恐ろしさに圧倒されていました。
 「ルールを守ればルールが守ってくれる」という言葉や今回の経験を胸に、生徒たちには安全を意識して過ごしてほしいと思います。

<安全運転管理小山地区協議会長挨拶> <小山警察署交通管理官挨拶>   <校長挨拶>
  
<スタント会社による実演>
  
<講評>            <生徒謝辞>
 

「平和」に想いを寄せて小山へ

 4日間で一番タイトなスケジュールである朝でしたが、誰一人遅刻することなく荷物をトラックに積み込んで朝食会場に来てくれました。
 いつも通り、クラス委員長による「いただきます」と「ごちそうさま」で最終日の気合いを入れて、ホテルを時間通りに出発しました。

 平和記念公園では、各クラスに分かれて専門のガイドに「原爆ドーム」等の説明を受けました。昨日までの雰囲気と一転しての平和学習でしたが、生徒たちは気持ちを切り替えてしっかりとガイドの話に耳を傾けていました。
 
 慰霊碑の前に整列し、スポーツ科の代表生徒による献花の後に生徒及び教職員で黙祷を行いました。黙祷後に、慰霊碑前でクラス写真を撮影し、平和記念資料館の地下で被爆体験者の話を心に刻みました。実体験に基づく貴重な講話を受けて、生徒謝辞では「想像をはるかに越える被害から、改めて原爆の恐ろしさを感じた。私たちにできる、この話を聞いていない人や次の世代に伝えていくことをしていきたい。」と果たすべき使命を自覚していました。

  
 平和記念資料館で原爆の被害を目の当たりにした生徒からは、「正直、こわいと思った」「この毎日の平和が当たり前ではないと思った」「胸が詰まって重くなった」などの声が聞けました。今の「平和」が惨劇の上に成り立っていることを理解して、今後の生活にいかしていって欲しいと強く思います。

 お昼には広島駅から新幹線に乗り、昼食となりました。昼食後は、新幹線の中で疲れ果てて寝ている生徒がほとんどでした。17:20ごろに東京駅からバスで出発し、道中で蓮田SAでトイレ休憩を挟みながら、19:20ごろに小山駅東口に到着しました。
 新型コロナウイルスが落ち着きをみせているとはいえ、誰も体調不良で帰ることなく、特に問題もなく無事に小山に戻ってこられました!振り返ると、とても楽しい修学旅行でした!!


 この修学旅行で、生徒たちは様々に成長することができたと思います。この4日間での生徒たちには頼もしさも感じ、今後の高校生活が期待できそうだと素直に思いました。2日間の代休の後、水曜日に成長した表情で会えることを楽しみにしています!

 保護の皆様におかれましては、生徒の送迎等で大変お世話になりました。ぜひ、この修学旅行での学びや感想について、お子さまとお話していただければと思います。
 また、今回の修学旅行に限らず、教育活動にご協力くださり、感謝しております。今後とも、宜しくお願いいたします。