日誌

SSH日誌

宇都宮大学で化学修行

8月7日(土)9:00~12:00 宇都宮大学
8月28日(土)9:00~12:00 オンライン

宇都宮大学農学部応用生命化学科 ひらめき・ときめきサイエンス実験講座にSSCで化学の研究に意欲を燃やす2名が参加しました。身近な果物の傷に関係する酵素にも繋がる「立体的に考える分子化学」の実験と講義で意欲がさらに高まったようです。

 

14回数学教育世界会議(ICME14)(International Congress on Mathematical Education)

 7月13日 第14回数学教育世界会議(ICME14)(International Congress onMathematical Education)にてオンラインでの発表
                   瀧澤 昌弘(大田原高校 数学科 教諭)
タイトルは 

那須の地形をみる -那須の起源を数学を用いて分析する-

Examining the Geographical Features ofNasu Area

- Analyzing the Origin of the Nasu AreaUsing Mathematics -

本来、20207月に中国の上海にあるEast China Normal University で発表する予定でしたが、コロナ禍のため1年延期され、オンラインで行われました。
  

サイエンス特別講座「那須の地形」

 8月20日(金)13:00~15:00 生徒16名 教員5名参加 
那須塩原市立西小学校教諭 伴 敦志 先生にオンラインにて講話をいただいた。生徒からは「岩屑なだれや火砕流についてSSHの研究で自分たちでも調べていたが、先生のおかげで、より詳しく正しい理解を深めることができた。また那珂川周辺の土地が山体崩壊によってできたものであるという仮説が、とがった堆積物が多く、川の流れによるものではないという先生の調査研究によってかなり裏付けられた。」等の感想がよせられました。
 

令和3年度SSH生徒研究発表会(神戸)

令和3年8月4日(水)SSH生徒研究発表会(神戸)で発表に参加してきました。

「栃木県の電力自給率を上げるにはどのような方法が最も有効か」という題目で、SSC部の代表生徒3名が発表に臨みました。新型コロナウイルス感染症対策で様々な制限がかかる中での開催となりましたが、自身の発表だけでなく他校の発表を聞き、生徒同士で質疑応答・議論する姿が見られました。

 

宇都宮大学iP-U移動講座 

本校SSHと宇都宮大学グローバルサイエンスキャンパスiP-Uとの共同企画で、宇都宮大学の先生方による物理・生物・化学の実験講習会を本校会場に、下表の日程で実施しました。
また、各講座には、本校生だけでなく、県北地区の他校生も多数参加して実施しました。

表 各講座一覧


【7月26日(月) 物理】
参加生徒:大田原高校22名、大田原女子高校3名、那須拓陽高校7名、矢板東高校5名
     計37名
内  容:本校初めての試みとなるオンラインによるリモート実験講習会となりました。
     各班PCを1台ずつ使用し、Zoomで教授や大学院生等から指導を頂きながら実験器具の作製に
     取り組みました。
     自分自身で作製した「空中ディスプレイ」装置を使って実際に映像を見た生徒からは感動の声
     が上がりました。
 


【7月26日(月) 生物】
参加生徒:大田原高校21名、大田原女子高校8名、那須拓陽高校1名、矢板東高校2名
     計32名
内  容:大腸菌のプラスミド(環状のDNA)を電気泳動により観察しました。その際、2種類の制限酵素
     で切断したプラスミドなども電気泳動し、泳動のしくみの他、制限酵素によって切断された部位
     を考察するなど、教科書よりも一歩進んだ実験考察を行いました。高校では普段扱わない実験で
     あり、参加した生徒にとっては大変貴重な実験講座になりました。
 

【7月28日(水) 化学】
参加生徒:大田原高校17名、那須拓陽高校4名
     計21名
内  容:カーボンナノドットという新・炭素材料をクエン酸と重曹などを用いて合成する実験を行いました。
     家庭でもできる実験ということでホットプレートや竹串など身近なものを用いました。指導後は自分
     たちで選んだ材料、考えた加熱時間で自由に作成し、新しい素材に出会い、世の中は化学で、物質で
     できているということを実感した生徒が多かったようです。