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2026年3月の記事一覧

栃木県立文書館による授業支援事業

 3月19日(木)4限、栃木県立文書館の月井剛先生、森住房則先生をお招きして授業支援事業を実施しました。対象は2年生の日本史探究選択者41名です。

 今回は、「江戸時代の庶民の旅と社会」をテーマとして、往来手形など、当時の庶民が旅をする際に使用した史料4点を見せていただきました。今から百数十年前の史料を直接見ることができ、生徒たちも江戸時代の庶民の生活や旅について再認識していました。主な生徒の感想は以下のとおりです。

今の紙と全く違う素材で驚いた。
・地図や史料に書いてある文字が細かくてきれいに印刷されていて、江戸時代とは思えないくらい素晴らしいと思った。
・思っていたよりも地図に詳しく示してあった。
・思っていたよりも紙がしっかりしていてしっかり保存されて受け継がれていたのだと思った。
・現在の旅と同じく、旅行先の名物や名所を記した史料があり、その時代の人たちも楽しみとして旅をしていたことがわかった。
・教科書や資料集だけでなく、実際に史料を見た方がわかりやすかった。江戸時代の庶民の様子や文化がそのまま史料に反映されていた。

 生徒一人ひとりが、史料の内容だけでなく紙質や史料保存にも注目し、実物の史料からしか学べないことを学びとっていました。これを機に、歴史の学習を深めていってほしいと思います。

文書館授業支援事業1



 文書館授業支援事業2

 文書館授業支援事業3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第21回日本感性工学会春季大会 & ISASE2026で本校1年生が研究発表を行いました

 3月16日、宇都宮大学にて開催された「第21回日本感性工学会春季大会 & ISASE2026」において、本校1年普通科の森子くんと、1年数理科学科の山口さんが参加し、ポスター発表を行いました。
 この大会は、感性工学の分野における国内外の研究者が集まり、最新の研究成果を共有する学術的な場として知られています。その中で実施される 「高校生を対象としたポスターセッション」(UU〈Utsunomiya University〉次世代プログラム) は、未来の研究者育成を目的とした特別企画であり、高校生が大学生や企業の研究者と直接交流できる貴重な機会となっています。

 今回、2人が発表したテーマは
「勇気づけメッセージによる大学生・高校生の受け止め方の比較」
日常的に使われる励ましの言葉が、年齢や立場によってどのように受け止められるのかを調査し、心理的効果の違いを分析した研究です。身近なテーマでありながら、調査設計や分析方法には高度な工夫が求められる内容で、1年生とは思えない視点の鋭さが光りました。

 当日は、全国から参加した高校生や大学生、さらには大学教員や企業の研究者の前で、初めてとは思えないほど落ち着いた態度で発表を行いました。研究の背景や目的、調査方法、得られた結果について、聞き手の理解度を意識しながら丁寧に説明する姿は非常に印象的でした。また、質疑応答では、専門的な質問や鋭い指摘に対しても、自分の言葉で考えながら答える姿が見られ、研究に対する主体性と柔軟な思考力が感じられました。

 このような学会での発表経験は、2年次から本格的に始まる OTP(小山高校進路探究プログラム) や 理数探究 に向けて、大きな財産となります。研究テーマの設定、調査の進め方、発表の構成、そして他者との議論を通じて学ぶ姿勢など、探究活動に必要な力を実践的に身につけることができました。

 今回の挑戦を通して、2人は自分の興味を深めるだけでなく、学問の世界の広さや、研究を通じて社会に貢献する可能性を実感したことでしょう。
 本校では、今後も生徒一人ひとりの探究心を育み、学外での発表や交流の機会を積極的に支援していきます。森子くん、山口さんの今後のさらなる成長と活躍を期待しています。