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2026年1月の記事一覧

第3学期始業式 校長講話

 皆さん、明けましておめでとうございます。

 年末年始は風邪など引かず元気に過ごせたでしょうか。暦の上では、1月5日が二十四節気の「小寒」でした。「寒さが小さい」と書きますが、実際にはこの頃から寒さが厳しくなり、次の節気「大寒」に向けてさらに冷え込んできます。今日から3学期が始まり、寒さも本格化しますので、登下校そして健康には十分注意して過ごすようにしてください。

 さて、昔から「一年の計は元旦にあり」という言葉があります。皆さんは、年の初めにしっかりと「目標」を立てることはできましたか。特に3学期は、1年間の締めくくりであると同時に、次の学年や進路に向けた準備期間でもあります。期間は短いですがとても重要な学期です。勉強や部活など、人によって力の入れどころは違うと思いますが、ぜひ具体的な目標を立ててください。目標は、頭の中で思っているだけではなく、きちんと手帳や紙などに書いて、いつでも見えるようにしておくことが大切です。年の変わり目や学期の変わり目といった節目を利用して、自分を変えるきっかけにして欲しいと思います。今年は午年であり、「スピード」「行動力」「前進」「勢い」を象徴していると言われます。立ち止まらず、自分の目標に向かって力強く走り抜けてくれることを期待します。

 今日は1年の始まりでもあるので、この1年をどう過ごすかということで、「時間」について少し話をします。時間は誰にでも平等に与えられていて、それをどう使うかはその人次第というのはよく言われることです。時間は平等というのはその通りですが、同じ1年でも、不思議なもので年齢を重ねるにつれて時の経つのが早く感じるようになってきます。皆さんの中にも、小中学生の頃より今のほうが時間の経過が早いと感じている人がいると思います。これは、19世紀のフランスの哲学者の名前をとって「ジャネーの法則」と呼ばれています。具体的には、「人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例する」という法則で、例えば、10歳の子どもにとっての1年は人生の10分の1ですが、20歳の大人にとっての1年間は20分の1、50歳の人にとっては50分の1になります。つまり、歳を取るにつれて自分の人生における「1年」の比率が小さくなるため、体感として1年が短く、時間が早く過ぎるように感じるというものです。これは高校の3年間にも言えることで、学年が上がるにつれて少しずつ時間の流れが速く感じるようになり、また、高校卒業後はもっと加速していくということです。ぜひそのことを意識して過ごしてほしいと思います。時間をどう使うかは自分次第なので、時間に流されることなく、この1年、自分のやりたいことに打ち込んで中身の濃い時間を過ごしてほしいと思います。

 さて、3年生はいよいよ共通テストが近くなってきました。まだ時間はありますから、最後まであきらめずにベストを尽くしてください。今年の箱根駅伝で優勝した青山学院大学は、1区の時点では16位でした。予定通り行かないことも出てくると思いますが、大事なのは、周囲に惑わされることなく、常にプラス思考で目標に向かって進んでいくこと、最後まであきらめないこと。これが良い結果を生み出します。進路が決まった人も、残りの高校生活をしっかりやり切ってください。「有終の美」という言葉があります。最後まで最上級生らしく立派に行動してくれることを期待しています。

 1、2年生。令和8年は、さくら清修高校21年目に突入します。新たな歴史を作っていくのは、皆さんです。1年生は2年生0学期、2年生は3年生0学期のつもりで高い意識を持って勉強や部活などに励んでください。大きな目標を掲げて、有言実行で頑張ってくれることを期待しています。

 では、皆さんのますますの活躍を祈念して、3学期始業式の挨拶といたします。