文字
背景
行間
校長室便り
【高校】高校野球「開会式」
7月8日(金)、9時から県営球場で「第104回 全国高等学校野球選手権栃木大会」の開会式がありました。61校58チームが勢揃いし、佐野高校も気合いの入った行進を見せてくれました。
開会式の来賓祝辞で、福田富一知事からこんなお話がありました。
「夏になると、毎年思い出すのは、50年前、自分が中学生、そして高校生だった時、最後の大会で負けた試合のことだけである。勝った試合のことは覚えていない。負けたくやしさ、同時に、やり切ったという気持ちは人生の宝物でもある。どのチームも勝ち残れるわけではないし、勝つことがすべてではない。この夏の経験が、皆さんの人生にとって宝物になるよう、頑張って欲しい。」といった内容でした(記憶が間違っていたら、ごめんなさい)
このお話は、高校野球だけでなく、様々な部活動をやっている高校生に共通することだと思います。
高校野球だけが特別というわけではなく、一人一人にとって、全力で燃焼できるものがあることが、これからの人生をさらに豊かにしてくれるのではないかと思います。
そうした皆さんの頑張りを本校は全力で応援しています。
なお、本日、開会式に先立ち、部長・監督として、永年貢献されてきた方の表彰式がありました。
本校の大嶋俊彦監督が、20年表彰を受けました。おめでとうございます。
【高校】高校野球「開会式」前日!
7月7日(木)放課後、第二グランドで練習している「野球部」を訪問しました。
野球部員は、明日の開会式に向けて、気合が入っていました。
まず、部長の若田部夢翔君(3-2)に、今の気持ちと抱負を語ってもらいました。
「明日の開会式は3年ぶりに開催されますが、自分たちにとって初めての体験です。試合と同じくらい気合を入れて、行進したいと思います。また、1回戦の宇都宮北高校は練習試合で戦ったことはありますが、強いチームです。しかし、この1回戦に勝利し、一気にベスト8まで勝ち上がります!」
*力強い言葉に感動しました。自分たちに自信を持っていることが伝わってきました。
この後、一人一人、大会に向けた決意を語ってくれました。
素晴らしいコメントの連続で、チームとしての一体感を感じました。
古橋悠斗君(3-4)、猿橋広大君(3-2)
松本響輝君(3-3)、三品遥人君(2-4)
田中大喜君(2-1)、大門侑之将君(2-3)
須永涼雅君(1-3)、宮田光君(1-3)
仁木大登君(1-1)、小林累偉君(2-3)
郷煌太朗君(2-2)、仁木育君(1-4)
松井悠人君(1-2)、飯塚蕪我君(1-2)
米田陸玖君(1-3)、堤崎宗司郎君(1-4)
松井梓紗さん(3-3)、原島亜純さん(2-2)
青木優奈さん(1-3)、新井柚香さん(1-3)
明日の開会式、そして、10日(日)の1回戦、全力で頑張ってください。
学校全体で応援しています。
【高2】クビアカツヤカミキリの駆除作戦!
7月4日(月)放課後、「外来種クビアカツヤカミキリの駆除」をテーマに研究している高校2年生の課題研究班が、佐野高校のサクラを守るために何ができるかをプレゼンしてくれました。
(左から)山田ふうこさん(2-3)、海原透矢君(2-4)、門脇行貴也君(2-4)
研究班の生徒たちは、専門家から効果的な駆除対策についてレクチャーを受けており、事務室の小倉さんにも同席してもらい、本校でできる具体的な対策について検討しました。
課題研究班の山田さんと海原君は、中3のシンカゼミでも「クビアカツヤカミキリ」研究を行っています。本種の生態や被害の実態、駆除方法などについて、小学校で模擬授業を行っています。
その当時と比べて、クビアカはどんどん生息地を広げていることから、高2での課題研究のテーマとして、駆除作業に取り組む事にしたそうです。山田さんたちは、本校の敷地内のサクラにクビアカの幼虫が生息していることを確認してくれました。また、⒍月下旬からは成虫を確認しています。
クビアカツヤカミキリの成虫
そこで、校内のサクラと梅の樹から出てきた成虫が他に飛んでいかないように、また、他から成虫が入ってこないように、目の細かいネットで樹の周りを覆うことから、始める事にしました。
事務室の小倉さんは、すぐにネットを購入してくださいました。
樹の周りに落ちている木くずは「フロス」と呼ばれており、幼虫が樹の中を食い荒らしている時に出てくるものです。これが見られると、その樹に幼虫がいることが分かります。
7月⒍日(水)
班員3名と小倉さん、事務長さんと一緒に作業に取りかかりました。
このように、ネットで樹木を覆います。
成虫を見つけたら、直ちに捕獲し駆除します。
ためらわずに殺処分しなければなりません。
保健室前の梅の老木にもネットで覆いました。
校庭の北側のサクラの樹(5本分)にもネットをかぶせました。約2時間の作業でした。
佐高の象徴でもあり、入学式を彩るサクラを守りたい、という生徒たちの熱い思いが伝わってきました。
この後、駆除の第2段階として、成虫を捕獲するワナをたくさん作って設置することで、被害を食い止めようと考えているそうです。先行事例の文献を調べて、設計図を作っていました。
佐高のサクラの樹を守るため、ここまで頑張ってくれている生徒たちを頼もしく感じました。
【中3】宇都宮大学 iP-U 合格!
7月6日(火)昼休み、中学3年1組の松葉紳一郎君が、宇都宮大学の「令和4年度グローバルサイエンスキャンパス(iP-U)」に合格したことを報告に来てくれました。
宇都宮大学グローバルサイエンスキャンパス(iP-U)は、高校生が大学で科学に触れるだけでなく、実際に大学生と同じように研究することができる高度な内容です。当然、高校生を対象にしていますが、今回、中学3年生で応募したところ、非常に高い倍率であるにもかかわらず合格しました。筆記試験と動画による自己アピールにより決定しました。
7月23日に、宇都宮大学で開校式が行われますが、私も出席することになっています。なお、今回、佐野高校生も2名合格しています。(佐高・佐附中合わせて3名合格しました)
なお、松葉君のように、様々な活動の成果を報告に来てくれる生徒はどんどん増えています。そこで、そのような生徒の頑張りを称える「表彰カード」を作成しました(限定150枚)。佐野市の特産物である「飛駒和紙」による名刺サイズの「表彰カード」です。業者に特注して作りました。
今回の松葉君の偉業は「表彰カード」の第1号として、授与いたしました。我こそはという生徒は、是非、校長室まで報告に来てください。楽しみにしています。
【高校】陸上競技部インターハイ出場!
7月4日(月)昼休み、インターハイ出場を決めた男子100m(小野君)、4×100mリレーの(熊倉君、小野君、須藤君、若菜君)が報告に来てくれました。
(左から)熊倉君、小野君、須藤君、若菜君
総体県予選大会(5月12~15日)に続いて、北関東地区予選大会が6月17~20日に行われました。この大会で6位以内に入賞すれば、インターハイ出場が決定します。
男子100mは、予選参加者24名中、準決勝(16名)に進出、決勝(8名)にまで残りました。決勝で小野君は自己ベストを上回るタイム(10秒90→10秒85)で6位入賞を果たし、見事インターハイ出場を決めました。
男子4×100mリレーは、参加チームの競技前のタイム順位では13番と、入賞には程遠い状況でした。しかし、決勝に進出し、決勝でもチームベストを大きく超えるタイム(42秒04→41秒45)で、4位と大健闘しました。
インターハイ出場、おめでとうございます。
以下は、インターハイ出場を決めた4名のコメントです。
須藤涼佑君(2-1、リレー第1走者)
→「リレーで4位になれたことはとても嬉しかったです。応援に来てくれていた両親の前でインターハイ出場を決められて、よかったです。」
小野悠人君(3-1、リレー第2走者、100m)
→「同じ日に、100mの準決勝と決勝、そしてリレーの決勝と3本のレースを走りきりました。最後のリレーの決勝では、足がつりそうになってしまい70%の力しか出せませんでしたが、3人を信じて走りました。」
熊倉直希君(3-1,リレー第3走者)
→「高校に入ってからコロナの影響で大会も思うように行われない中、2年生の時に大けが(肉離れ)をしてしまいました。約4ヶ月、満足に走ることができませんでしたが、3年になってから復活することができました。3年生でインターハイに出られることは、自分にとって大きな価値があります。」
若菜敬君(1-4、リレー第4走者)
→「高校で陸上部に入ったときは、バトンもうまく渡せませんでした。チームではアンカーを任されていますが、プレッシャーも大きいです。先輩たちが繋いでくれたバトンを持ってゴールします。」
素晴らしいコメントでした。
インターハイでの活躍を期待しています。
【中2】「数学」の授業見学(安藤先生、山田先生)
7月1日(金)7限目、中学2年2組の「数学」の授業(2分割、安藤先生・山田先生)を見学しました。今日の授業のめあては「一次関数の表の特徴を理解しよう」です。
数学の授業は、最初にこの時間で理解する内容と問題が示され、後は、班ごとに教え合ったりしながら、生徒たち自身でどんどん進めていきます。
選択①教室でも、2組を2分割したもう一方のクラスが、山田先生の授業で行われています。
ここでも、生徒たちが教え合いながら進めています。
先生はその手助けに徹しています。
教え合うことは日常的なので、教えてもらうことに抵抗感はありません。
班全体で、全員が理解できるまで、学び合いは続いていきます。
そして、今日学んだことを確認したり、整理したりします。
最後に、今日の授業の振り返りで、わかったことや質問などを書いて提出します。
↓こんな感じです。
*今日の授業は、一次関数の最初の内容だったこともあり、皆さん、すらすらと理解できていたようです。
「誰一人として置いていかない」という方針の下、生徒たちも、その趣旨を理解して自発的に活動しています。とてもよく頑張っていると思います。
【中2】「英語」の授業見学(高木先生)
7月1日(金)3限目、中学2年1組の「英語」の授業(高木先生)の授業を見学しました。授業の前半では、パフォーマンステストの練習が行われていました。
今回のパフォーマンステストは、「自分の好きなこと」をALTのクロイ先生にスピーチします。そのための準備として、自分が好きなことや興味あることのマップを作り、それをもとに話す内容を考えます。
また、相手のスピーチについても内容を記録します。
ペアワークの相手を何度も変えてスピーチの内容を改善していきます。その際に、聞き手側からも、ここが良かったとか、ここはこうした方が良い、といったアドバイスがありました。また、高木先生からも、自分のことを一方的に伝えて終わりではなく、相手に「~のこと知ってる?」といった質問を交えると、会話になってくる、という提案もありました。今後は、パフォーマンステストの本番に向けて、完成度を高めていくことになりそうです。
授業の後半は、教科書の内容に戻りました。単語の発音については、デジタル教科書を使って練習しています。
言葉の意味についても確認しました。例えば、「e - mail のeって何?」や「Take の意味の覚え方」など、いろいろな話が飛び出してきます。
*高木先生の授業では、英語で自分のことを伝えることに楽しさを感じられるよう、様々な工夫をしています。常にたくさんの人とでペアワークをすることで、恥ずかしさはなくなってきます。また、最初はうまくできなくても、相手のいい表現をプリントにメモし、自分の表現に取り入れたりすることで、コツがわかってきます。自分一人ではできなくても、仲間と取り組むことで、表現力がどんどん身に付いてきます。それを楽しいと感じられるようになれば、英語の勉強も楽しくなっていきます。高木先生は、そうした授業を目指していると思います。
【中2】「英語」の授業見学(廣瀬先生)
6月30日(木)5限目、中学2年3組の「英語」の授業(廣瀬先生)を見学しました。「夏休みをどう過ごすか」と「Ifを使った仮定文」を使ったペアワークを行っていました。
生徒は2人1組のペアになり、「夏休みに~しますか」というやりとりをしていました。
続いて、「Ifを使った仮定文」を使って、「もし、晴れていたら、雨だったら、暇だったら、元気だったら、何をするか?」を何人かとペアを変えて、やりとりをします。
生徒たちは、もうすっかりペアワークはお手の物になってきています。恥ずかしがったりしている生徒の姿は見かけませんでした。
最後は、次回の授業の説明が行われました。タブレットのホワイトボードという機能を使って、単元の文章に関する質問文を考えます。一人一台パソコンを使って、新たな取り組みにも挑戦しています。
*プロジェクターを効果的に使い、ペアワークで繰り返し学習することで、英語が楽しく学べるよう工夫がなされていました。
【高1】マレーシアとの協働研究チーム結成!
6月30日(木)期末試験終了後(12時30分~)、高校1年生で「マレーシアの高校生との協働研究」に参加するメンバーの打ち合わせがありました。
木村先生と大嶋先生から説明がありました。
7月9日(土)にマレーシアの高校生との「オープニングセレモニー」が予定されています。
それに向けて、チームリーダー、サブリーダーを決め、司会、学校紹介など、担当を決めました。
司会担当です。
学校紹介担当です。
そして最後に、リーダーの山﨑厘太朗君から、「これからの活動を楽しみながらやっていこう!」という決意表明がありました。
マレーシアの高校生との協働研究は、いくつかの班に分かれ、それぞれでテーマを決め、お互いに連絡を取り合って研究を進めます。発表は12月を予定しています。まずは、9日(土)のオープニングセレモニー、頑張ってください。楽しみにしています。
【高3】ももクロプロジェクト校長室訪問
6月30日(木)12時20分~、校長室に「ももクロプロジェクト」の高校3年生のメンバーが挨拶に来てくれました。ももクロコンサート(17日)以降、期末試験だったので、期末試験最終日に、プロジェクトのお礼に来てくれました。
特にありません。