Topics R6年度

2024年12月の記事一覧

卒業生による進路講話

12月17日(火)5・6時間目 本校体育館において卒業生の檜山輝さん(H29年度卒 株式会社LIFIX代表取締役社長)をお招きしてご講演いただきました。起業されたときのエピソード、現在の事業について、熱のこもったお話をされていました。

 講演終了後は1・2年の希望者が進路相談室に集まって、檜山さんを囲んで座談会を行いました。座談会に出席した生徒は進路や今後の学校生活における疑問点などを積極的に投げかけ、有意義な座談会になりました。

 檜山さん、本日はありがとうございました。

進路講話「第1回放課後進学ゼミ」開講について

 12月16日(月)放課後、キャリア学習室において、1・2年生の四年制大学進学希望者を対象に株式会社アドバンスパートナーの新島様をお招きし、「第1回放課後進学ゼミ」を実施しました。

  四年制大学進学に向けての心構えや自己分析ワークなどを行い、四年制大学進学に向けて「学び」を深めることができました。

  次回は来年1月16日(木)に実施予定です。「学び」を深め、大学進学への進路目標を明確にし、計画的に取り組めるように「ゼミ」を開講していきたいと思います。

「知識構成型ジグソー法」公開・研究授業

 12月16日(月)本校懇談室において「知識構成型ジグソー法」の公開・研究授業、研究協議会を実施しました。

 2時間目に事前協議を行い、ジグソー法について、ジグソー法の観察についての研修が行われました。

 3時間目に「ジグソー法」の公開授業を行いました。1-1「公共」の授業を行いました。グループ協議を2回に分けて行い、知識の深化を図る授業が展開されました。

 5時間目には公開授業における生徒の反応や授業の振り返りを含めた事後研究会が行われ、活発な協議が行われました。今後の授業づくりに向けて期待が膨らむ行事となりました。

人権教育事後指導ワークショップの実施について

12月13日(金)7時間目を使って、人権教育事後指導を行いました。それぞれの教室で、まず先週行われた人権教育講演会の講師、小森さんよりいただいたカードが配られ、いじめについてのグループ活動が行われました。

グループ活動では、それぞれの班に模造紙と付箋が配られ、「見たこと」「聞いたこと」のあるいじめについて話し合いがなされました。活発な議論がなされ、発表するときも真剣に耳を傾ける様子が見られました。

人権教育講演会『やさしい心が一番大切だよ』

12月3日(火)5・6時間目

 人権教育として、「特定非営利活動法人 ジェントルハートプロジェクト(GHP)」より小森美登里様をお迎えし、『やさしい心が一番大切だよ』と題して、「いのち」の大切さを考える講演会が行われました。

 小森様はご自身のお子様をいじめによる自死で失われています。当事者の立場から、いじめのない社会、温かい教室をめざし、「ジェントルハートプロジェクト」を立ち上げ、全国で講演、展示、勉強会等の活動をされています。

 「やさしい心が一番大切だよ」という言葉は、お子様が自死をする4日前にお話しされていた言葉だそうです。つらい思いを経験された当事者の立場からのお話は、他人ごとではないと強く感じさせ、大変大きく重く心に響くものでした。

 「そこに理由があれば、人は人を傷つけてもよいと思いますか?」

 「人を傷つけてもいい権利を持って生まれた人などいない」

 「みんな幸せになる権利を持って生まれてきた」

 「人間は孤独が苦手。無視をするというのは、相手の命を危険にさらすこと」

 「いじめられたらやり返しなさい、ではなく、やり返す以外の解決策を」

 「幸せな人生がいい?それとも、傷つけあっていがみあう人生がいい?」

 「SNS等で人とやり取りするときには、それは本当に伝えなければいけない情報なのか、考えてみて」

 「みなさんには、自由の翼が生えている。幸せに自由に生きる権利がある」

 講演の中で、印象に残った言葉です。

 そして最後に、

「出会った人とやさしい心でつながってほしい、支えあって生きてほしい、幸せになってほしい」

という言葉をくださいました。

 講演を聴いた皆さんも様々なことを感じたと思います。

 穏やかで温かい気持ちを持って毎日が過ごせるように、これからの人生がずっと幸せなものになるように、自分のことだけでなく周囲の人のことも考えながら一日一日を送りましょう。

 小森様、この度はお気持ちのこもったお話をしてくださり、本当にありがとうございました。